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千の夜越えて会いにいくから

9月10日(土)
竹澤汀「あとすこし夜のほう」ツアー
山形公演@class studio

8年前、たまたまYouTubeで見つけたGoose houseにハマって、そこでみぎちゃんに出会った。
みぎちゃんの歌声は澄んでいて、空っぽの心を埋めてくれた。

いつかライブに行ってみたいなあ、とはずっと思っていたけれどなかなか行けずにいて、今回ツアーで山形を回ってくれると知った時、大チャンス到来!とおもった。
日程的にも距離的にも楽に行けるな、と思って、チケット申し込み開始後すぐに申し込みをした。
好きなアーティストがツアーで山形に来てくれるなんて、とても嬉しかった。

8年間画面越しでしか見たことのなかったみぎちゃんが、真横を通って、目の前にいる。その事実だけで泣きそうだった。とても緊張したんだけれど、みぎちゃんの世界が始まると、そこにすっと没入することができて不思議だったな。
恥ずかしながら、みぎちゃんの曲は"身から出た唄"の曲と"ずるいよ!"しか知らないままにライブに行ったんだけど、それでも置いていかれないライブで嬉しかった。

会場の大きな窓から、日が暮れていくのが見えて(カバー画像はライブ前の空のグラデーションがツアータイトルにぴったりだなと思って撮影した写真)、完全に真っ暗になって。虫の声や、風の音、飛んでいく鳥。自然のものがすべて、みぎちゃんと空間の味方になっていて、素敵だった。
今回のnoteのタイトルは"Humming bird"の歌詞。
まさか、Goose houseの曲を生で聴けるなんて、すごく感動したんだ。gooseのライブに行けないままだったのが、心残りだったから。本当に幸せだった。
「あとすこし夜のほう」すべて聞きたい、読んでみたい、と思った。

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みぎちゃんへ
本当に、山形に来てくれてありがとう。
私は山形で生まれて、山形で育って、これからも山形で生きていくことを決めていて、山形のこともっと知りたいなと思っているから、みぎちゃんが山形に来てくれて、山形のこともっと好きになれた気がします。
最後のMCで、逃げてもいい、と言ってくれたみぎちゃんに、とっても心が救われました。
逃げまくっていた私から卒業したくて、
新しい自分になりたくて、
頑張らなくちゃという気持ちが前に出すぎていた4月〜7月頃を経て、最近なんだか最初より頑張れなくなってしまっていて、また逃げまくりの私に逆戻りしてしまうんじゃないかと怖くて、なんとかやり過ごしていた期間だったから、
逃げてもいい、という言葉に自然と涙が溢れてしまいました。だけど、逃げよう。と思った訳ではなくて、
私らしくまた頑張ろう、と自然に思えました。適度に休みながら、ちょっと寄り道して逃げながら、頑張ってみようと思います。本当にありがとう。
                                                 わたしより
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ライブが終わって、外に出て、ふと空を見上げたらきれいな満月と、星がそこにあって、「あとすこし夜のほう」というタイトルにぴったりな夜だなぁ〜と思った。
余韻から抜け出したくなくって、遠回りをしながら、時間をかけて家に帰った。幸せな夜だった。
また(千の夜越えて)会いに行くから。

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