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#20 キックオフ

冬月「いよいよだな」
ゲンドウ「ああ。」

~そして14年後~

冬月「いよいよだな」
ゲンドウ「ああ。」

 いつ始まるねん。

 
 近況を報告しておきたい。
 8月30日15時00分から、現地視察のスケジュール調整が漸くついたとのことだ。
 その日の午前中までは燈和の廣濱さんとCHIKAKEN(ちかけん)のスタッフは滋賀県にいて、そのまま車移動で善師野入りするとのことだ。
 
 うーむ。15時まで仕事なんだが、早上がりするしか方法はないか。
と一瞬考え、不承不承ながら了承した(おい)

 そういえば最近「空」が騒がしい。
 2024/11/17に岐阜県 各務原市にある航空自衛隊 岐阜基地で「岐阜基地航空祭2024」が開催されるからなのか、その演習の一環(?)で異機種同士が頭上を飛んでいる。っぽい。

 確かに地図で確認すると、上空直線の航路先に滑走路があるので真上を飛んでいるのは何ら不思議ではない。
 ちなみに岐阜車体工業さんは滑走路のすぐ隣なので、エンジン音やら機体の“腹”をしっかり目視で確認できるし、隣接する公園では着陸直前を写真に収めようとたくさんのカメラマンが集まることもある。

 さて、久々にまた竹を切ってみようかと太めの孟宗竹を探したら、いたんですねぇ~極太が。
 直径17cm。めちゃめちゃ太い。
 「あー竹だあ」と思う普通のサイズ感はだいたい8cm~10cmくらい。
 竹竿だと3cmくらいか……?
 競うつもりはないが私の腕より圧倒的に太い。腕です、腕。

 さすがにここまで太いと笹の葉の部分を除いても12メートル強はあった。
 これを分割してそれぞれ洗って乾かして、そこからバーナーで炙って油分を拭き取ってみた。まあご立派ですこと。

 あまりにもデカすぎるのでこういったものは灯籠に不向きだと判断し、最近裏庭をせっせと荒らす勤労なイノシシ避けの簡易的な柵へ使用した。

 木工ドリル(2.0mm~6.5mm)セットや研磨用ビット、電動ドライバー用に使えそうなものをちょこちょこと買い揃えている。

 スマホのアルバムを見てみた。
 2022年03月05日頃、引っ越し荷物も未だ運び込まれていない、伏屋の町に来ていた痕跡をみつけた。
 同年04月01日、今度は足の踏み場もない荷物で溢れかえった現自宅の写真があった。
 
 各務原市から犬山市善師野へ。
 
「そうだ、竹を切ろう」と思い立ってから、実際自分がそれを形にできるようになるまで、約2年半も経っているのかと改めて実感した。
 近所のDIY爆裂公務員パパを見習いたいものだ。

 独身時代は北海道から沖縄まで色んなところに移り住んできた。
 この町の空気感は熊本の田舎に似ている。
 どうでも良い情報を勝手に提示すると、私のDNAの半分は鹿児島でもう片方は高知の兵庫生まれである(どゆこと)
 学術的なソースもスープもないが、特に味覚と嗅覚は親の遺伝子に強く影響を受けるのでは?と脳内新聞は述べている。

 要するに私にとってこの町は、人も適度な過疎具合も、程よく肌にあっているということだ。好き嫌いがハッキリしていている私だからこそ、これは世辞ではないと断言できる。
 
 そんなところでイベントか。
 いいじゃないの、竹林整備になるならさ。
 
 まもなく水面下で作り上げてきたものが表に出てくる。
 キックオフのお時間です。


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