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ベイブレードX 環境ベイ解説Vol.4 (フェニックスウィング襲来)

こんにちはルビットです!


2023年もあとわずか数分…
多分皆さんが読んでる頃には年が明けてますね()

皆様新年あけましておめでとう御座います⛩️🎍
今年もルビットとベイX環境解説note、そして大阪ナルビ杯をよろしくお願いします


今回は締切(月1投稿&年末投稿)に間に合わせるため前置きは短めでいきます!
それではどうぞ!


【この2か月間の振り返り】

さてまずこちらが前回のnoteで紹介した各ベイの環境での相性表です

・持久系最強のヘルズサイズB
・ヘルB含め色んな対面に強いアッパーアタック族
・ピンポメタベイやその他の皆さん

基本はこの三すくみでメタが回りつつも、
プレイングの幅が広く公式大会での母数がかなり多いヘルBが若干トライアングルの中心寄りという話をしたと思います

まずは前回チラッと紹介したドランダガー、ヘルズチェイン、ライノホーンがこの2か月でどのような評価を得たのかをまとめます

【ドランダガー】
アニメでは大活躍のドランダガーですがやはり形状ゆえの器用貧乏感が目立ち、強い構築や実績をつくった構築は現れませんでした
環境の前線で活躍してるとは言えません
ですがまあ…サクラみたいな形のアイツよりまだ基礎スペック全然マシですし、
好きな人がちゃんと使ってるってだけでも救われてるブレードだと思いますね

【ヘルズチェイン】
結論から言うとそこそこ環境で使われています
主に関西の大会で流行ってるのはチェインTやチェインBです
前回紹介したようにこいつはアッパー対面に対して強烈な吸収力を持ち、
ナイトシールド同様ガリ刃のベイへのメタ要因としての活躍が多い気がします

反面スマッシュ刃への耐性はかなり低いのでヘルBにいじめられるのが宿命です
メタ読みをしっかりぶち当てると強いと思いますね

【ライノホーン】
アタック持久ともに面白い挙動の構築が色々開拓されてますが、
いずれも環境では厳しい立ち位置です
ですが独特な個性を持っており回してて面白いベイなので全然救われてる寄りです



いずれの構築も一定以上の面白さはあるものの、
どこか歯がゆい立ち位置です

この3機については1月中に追記するか次のnoteで進捗があれば取り上げようと思います




【現環境ベイ紹介】

さてここからが本番

今回はフェニックスウィング&ランブー2発売日から4日間でザックリとベイX全体での環境認識がどうなったか、
また今後環境がどうなっていきそうかをまとめました

現在環境でよく見る&見ることがあるベイを順番に紹介していきます




・フェニックスウィング系
・シャークエッジ系
・コバルトドレイク系
・ドランソード系
・ヘルズサイズB
etc…

今環境の最前線で戦っている現役ブレーダー達がほぼ満場一致で
「Tier2以上もしくはAランク以上」と評価しているのは大体この辺だと思います

「このベイねーじゃん!」
って思ってる方…
もうしばらく待っててください
1月中に追記いたします

それでは紹介パート行きます




【フェニックスウィング系】

ついに来ましたタカラトミー恒例の年末商戦爆弾です
やっぱクリスマスには不死鳥だよな!🍗


間違いなくコイツは現環境台風の目
いい意味で停滞していた環境に悪い意味で風穴を開けました

:ここがイカレてるよフェニックスウィング!:
・ドレイクに匹敵する38gクラスの重量
・ブレードの分厚さとデカイ外径
・刃の入る隙間のない独特な形状
・重心バランスのいい3の倍数刃


どこをとっても強く、そして明らかにインフレしています

もはやベイのバケモンです
ベケモンですよベケモン
草野球に突然大谷翔平が乱入してきたようなもんです


同じ重量級べイとしてはコバルトドレイクがライバルになりますが、
入手難易度も厳選難易度も高いドレイクと違ってこいつは(売り切れてない限り)買い切りのスターターで手に入るのでまだマシな方です

普通に使っても他を過去にするほどスペックがめちゃくちゃ高いのに、
しっかり調整するとホントに手がつけられない強さを発揮します

その圧倒的なパワーとスピードを武器にガチ環境では恐ろしい速度で覇権を取っており、
地域によっては今こいつ以外を1ベイで使う選択肢は現時点でほぼないと言っていいでしょう
それほど無双しています


筆者はベイの相性メタゲームよりも、
人間自身の強さを伸ばす方が勝つために重要だと思ってるんで第2回以降あんまりこのnoteでは
「Tier1」「Sランク」
という言葉を軽々しく口にしないようにしていたんですが、

もうこいつに関しては文句無しのTier1
そしてランクSと言わざるを得ません
いやSSかもしれん

だって僕たち地球人がどんだけ頑張っても大谷翔平には勝てないですもん
翔平がランクSじゃなかったらなんなんだ


「ナイトシールドやヘルズチェインが不利対面」
といった声もちらほら聞きますが、申し訳ないですが多分…
・フェニックスが調整されてない
・使用者のどちらかもしくは両方がヘt…練度が足りてない
・1人回しで検証してる
・ナイシ&チェイン側の人がそもそもなに握らせてもベケモン強いだけ

のどれかです

少なくとも僕と面識のあるプロ並みに上手い人達は、多分ブレードの相性ゲーなんて軽々超えてきます


現状の構築論ではフェニックスに1ベイで有利を取ることはほぼ不可能です

え?それをなんとかするのがブレーダーの技量だろって?

まあ待ってくださいよまずは読み進めてください




【流行ってる構築】

スタミナはないが重さと速さの超威力
「フェニックスGF」
理不尽な攻撃力と同系に勝る粘りを両立
「フェニックスR」「フェニックスP」
「フェニックスT」
触ると走る爆弾
「フェニックスGB」
動かざる玉座
「フェニックスHN」「フェニックスO」

などが流行ってます


執筆日は発売初週なので、
今のところはとにかくアタック型でも持久型でも皆さん色んなカスタムを研究して最強構築を模索しているって感じですね

「ぼくのかんがえたさいきょうのとり」
が環境大量に沸いておりそのどれもがゲボカスみたいに強いです

今や1ベイはフェニックスをもってフェニックスを制す風潮なので、
軸が違えど実質1強環境です


今のところ「フェニックスが強い!」とは言っても色んな構築が入り混じりギリギリ雑多な感じですが、
今後色んな対面に強い構築や結果を出す構築が出てきたらそれがマストになると思います

新年からの環境が楽しみですね!(皮肉)




【対策&アドバイス】

フェニックス使用者側は、
“常に対面に圧をかけ続ける”
のを意識

逆に使われる側は、
“1点も取らせない”
事を意識するのが大事です

とは表面上言っておきますが、
だいぶ対策は無理ゲー寄りです()
一応ギリギリ使われた側がなんとなくできる対策を書いておきます

アタック型フェニックス対面なら頭を下げて受け流したりオーバーラン自爆を誘います
レフト側からの初撃直撃は“絶対に”避けましょう
消し炭にされます

あとプレイングに自信があるなら、
相手のXダッシュに合わせてこちらも後追いダッシュして3点ゾーンに叩き込むのもいいと思います(技名募集)(今度GIF画像を追記します)

持久型フェニックス対面は壁側から滑らせたりカチアテたりして相手をギアに乗せ、
走らせたり暴れさせたりして自爆オーバーやスタミナ勝ちを狙います


とそれっぽい対策を書きましたが、
ぶっちゃプレイングが綺麗なプロの調整フェニックス相手には初心者はどうしようもない場合もあります

正直なところフェニックス対面は使われる側が常にアウェーですし、
そもそもベイのスペックが違いすぎて今現在のベイプールとプレイングでは根本的なメタり方はほぼ存在しません
結構どうしようもない寄りです

なので使われる側が今最も意識すべき事は、


“1点も与えない”
という鋼の意志を持って対面することです

スピンフィニッシュばっかりでもいいです
点差をどんどん広げて相手を追い込みメンタルを崩して押し切りましょう

ベイのスペックで勝てないなら人の気持ちの強さで捲ればいいんです
…まあそれでも限界あるけど()
そのくらいフェニックスはヤバいです


フェニックス使用者側にも気をつけなければいけないポイントがあります

フェニックスは重量級のベイなので、
一度オーバーゾーンに叩き込まれるとリバースが非常に困難です
意味もなく穴付近で滞留したりパワーコントロールを間違えて自爆したりすると勝てる相手にも勝率が落ちます

パワーにものをいわせた脳筋思考ではなく1手1手考えて気をつけてシュートしましょう


あとこれは余談というかワンポイントアドバイスなんですけど、

フェニックスだけじゃなくて他も上手くなりたい人やベイブレードX自体の練度を上げたいなら、
フェニックスばっかりを使うのは避けましょう

フェニックスしか練習しないで何でもかんでもフェニックス基準で物事を考えるようになってしまうと、
それ以外のベイが物足りなすぎてまともに握れない体になります

俺は今後フェニックスしか使わないって人ならいいかもですけど、
色んなベイを極めたいなら同じ栄養素ばかり摂らず全部を練習しましょう


あそれともしこのnoteを読んでる方の中で、
「フェニックスに有利取れる構築見つけました!」
って方がいらっしゃいましたら是非僕を呼んでください!
僕が責任を持ってフェニックスでわからせに行きます♡




【シャークエッジ系】

ランブー再販おめでとう🍾🎉🎂🎄🎊
クリスマスにはサメを食え!


フェニックスウィングと並ぶ出力を持ち人気もそこそこあるブレード

フェニックスウィングは重さを武器に戦いますが、
こいつは理不尽なまでの“ハジき性能“で戦います

クソデカアッパー刃でとにかく相手を浮かす事に特化しています
初期環境の覇者で現環境でもまだまだ多いヘルBに形状で有利を取れるのが魅力でしょう

とにかくボカンボカン相手が飛ぶのでめっちゃ爽快です
日頃のストレスを発散したい現代人にオススメですね
ストゼロ片手に回すと汁です


反面持久力は弱い…というか“無い”です

引っ掛かりの多い形状なのでチリチリ合戦で負けやすく
クソデカブレードのせいで最後の粘りもコロコロせず“ピタッ”と止まるので全然スタミナないです

アタック軸でこそ輝くブレードだと思いますね


あと強いていうなら入手難度が少し高いのも欠点です

緑シャークは1個3000円くらいのドランダガーデッキセットに
紫シャークと黄シャークはランダムブースターとかいう1400円ガチャを回さないと手に入らないので、
他の買い切りのベイ達よりも厳選しにくいです

あ、手に入らないからってメルカリで買うのだけは絶対にやめましょう
それはもれなく重量厳選から漏れた哀れな子羊達です




【流行ってる構築】

2点量産機
「シャークLF」
スタミナを捨て超速ダッシュに全振り
「シャークGF」
・速さと終盤のキレイさがウリ
「シャークR」

ここらへんが競技シーンではよく使われてまして、
特に最近関西ガチの間では高めラチェットの「80LF」がブームです

画像はシャークエッジ3-80LF
僕はこのベイのことを教えてくれた方にちなんで
「マス寿司」と呼んでます
初見の大会に持ち込む際の隠語みたいなもんです←


一応僕は以下の大会で使いました


12月16日 だがスタ サブトナメ1p先取(16人)
優勝🏆


賞品のミニ四駆


12月17日 ムラチーノカップ57
Xリーグ3on3 (30人くらい)3位🥉(予選5-1)
デッキ:①サメ80LF②チェインT③ヘルB

一見ハイかローかハッキリせえよってなる構築ですが、
60LFに比べて短命さや擦りによるスタミナロスが少し改善されて、
終盤の粘りも若干上がっています

そして何より同系を上からドツけるのでサメミラーで有利に立ち回ることができるのと、
60ラチェットと比べて80は比較的ロックが硬いのが魅力です




【アドバイス&対策】

シャークエッジの使用者側は
“相手がしたい事をさせずに最速で決める”
のを意識

一方使われる側は
“攻撃をしっかりといなし無理せずスピンで勝つ”
もしくは“構築でメタる”
のを意識するといいでしょう

シャークは強烈な攻撃力を持つ反面露骨なメタには弱いです

「この人シャーク使いそうやな…」
と思ったらナイトシールドやヘルズチェインなどの形状有利なブレードを当てて持久勝負やアタックキラーアタック勝負に持ち込んでいくと
気持ち優位な試合運びができるでしょう

またシャークはとにかく相手を飛ばすし自身も飛ぶってベイなので、
運だけオーバー理不尽死を避けるためにもできるだけ自分が壁側を長く取れるように軌道を逆算してシュートすると勝率が上がると思います


逆にシャークエッジ側はラッシュシュートやバックアタックでとにかく序盤から相手に何度も何度も触りに行って積極的にオーバーとバーストを狙い、
2点2点を最速で決めることを意識してシュートするといいでしょう

持久勝負は紙ペラ…
グダグダすればするほど不利な状況に追い込まれるので、
とにかく最速で試合を決めましょう




【コバルトドレイク系】

みんな大好きレアベイゲットバトルの景品
皆さんは何回転して何機当たりましたか?

フェニックスウィングが出る前はドレイクPやドレイクOが各地の大会でかなり結果を出しておりそこそこ以上の活躍ぶりだったのですが、
フェニックス登場以降は厳選敷居の高さが響いたことで重量級のお株を奪われてしまい、
ドレイクの1ベイ環境での立ち位置はかなり厳しくなってしまいました


ただしそれはあくまで1ベイの話
今、ドレイクの主戦場は3on3です


フェニックスと手を組んでデッキ内に重量級ベイを2機搭載したハイパワーな構築を組めるようになったことで、
一瞬下がった評価はすぐに再燃

この重量級2面とラスト1枠に持久ベイ安定卓のヘルBを差し込んだ構築
「フェニドレヘルビ」や、
シャークエッジを入れたアタック3面超理不尽攻撃デッキ
「フェニドレシャーク」は、
現環境3on3で鉄板構築のひとつとなっています

これからも特に3on3ではフェニックス同様対策必須のベイですし、
あんまり1ベイガチ環境で握ってる人がいないゆえに対面練習も疎かになりがちなので、
当たった時に負けないようにしっかり練習しておきましょう




【流行ってる構築】

幅広い対面に圧をかける対応力爆弾
「ドレイクP」
重さと終盤持久、理不尽な受け性能
「ドレイクO」「ドレイクHN」
触ると走るセンサー爆弾
「ドレイクGB」

らへんがガチ界隈では流行ってます


ドレイクGBは重量級なドレイクの個性を持久ベイで活かせる斬新な構築です
触った瞬間性格が凶暴化しギアに乗って襲いかかってきます
でもってボールなので終盤持久もめちゃくちゃ高いという面白い挙動のベイですね

ドレイクPは強靭なアタックとそこそこの持久を兼ね備えた構築で、
今の環境でドレイクといえばほぼこれっていうくらい板構築ですね
中心に撃ってセンサー爆弾にするもよし
終盤若干粘るFみたいな運用でもよし
カチアテてもヨシ滑らせてもヨシ
何が何だかわかんないけどヨシ!
相手に応じて戦法を変えれる対応力の高さが魅力です

ドレイクOやドレイクHNはとにかく「重すぎ」
圧倒的な重さや適度ないやらしい動きでスタジアムのヌシとなる構築です
ヘルBやウィザロなどの重量が軽いスタミナベイや、
ハイパワーの代償としてスタミナが皆無のシャークGFあたりをほぼほぼ受け切ることができます




【アドバイス&対策】

ドレイク側は
“圧をかけ続けながらも自爆をケア”
するのを意識

使われる側は
“圧に臆せずハイパワーな動きで押し切る”
もしくは“自爆を誘う”
のがいいでしょう

フェニックス同様挙動が独特かつリバースしにくいベイなので使う側はとにかく無理をしないように立ち回りましょう
圧をかけることに神経を持ってかれて集中力が途切れたり、普段と違うことをしてみようと魔がさして自爆するのがドレイクを使ってて1番おもんない負け筋です

ドレイクはフェニックスと比べると厳選難易度が高い+個体差が激しくバランスが取りにくいので、
まだ比較的姿勢を崩しやすく自爆を誘いやすいです
使われる側は初撃カチアテでシュート軌道をずらし開幕オーバーを狙ったり、
相手を点差で焦らせフルシュートさせたところをいやらしく触りに行ってオーバーランさせたりするのがいいです

あと対フェニックスのとこで書いた後追いで3点ゾーンに叩き込む技がドレイクにも刺さるんでそれを狙うのもいいですね

相手がドレイク持久型かつこちらがそんなにヘビーじゃないヘルBやナイシPなどを使っている場合は、
あえて無理矢理気味にシュートして強引にXダッシュを決めに行って押し切るのもいいですね


希少性ゆえに普段はそんなに当たらないけど当たった時に練習不足だとちゃんと負けるっていう…
まさに初見ごろしなベイといえます

ドレイク持ってる人とやったり自分のドレイクを友達に握らせたりしてしっかり練習しておきましょう



【ドランソード系】

ガチ大会に現れたエントリー男
初心者の星ですね

前回noteで紹介した時より体感使用者は減りましたが、
みんなフェニックスに浮気してるだけなので心配しないでください変わらず強いです


こいつはとにかく
“トータルバランスが良く五分対面が多い”
のが魅力です

強靭な3枚アッパー刃
重量も35gあるかないかくらいでまあ平均以上
重心バランスは無調整無厳選でもそこそこ良く調整すると本当に綺麗なベイに仕上がります

持久系最強のヘルBに形状で有利対面、
シャークエッジと違ってメタだけで持ち込まれたナイシ系やチェイン系にも負けにくく、
そのシャークエッジを終盤持久で捲っていけるバランスを持ち、
しっかり厳選と調整をすればドレイクやフェニックスにもまあいうほど負けんくらいにはハイパワーです

しかもエントリーパッケージを買えばランチャー付きで1000円ちょいで入手できるので、
厳選勢や初心者のお財布にも優しい

まさに万能機と言えるでしょう

「ベイブレードX始めたいけどお金あんまりないし何買ったらいいかわからん」
って人や、
「アタックベイ使いたいけどシャークとかフェニックスは尖りすぎててちょっと肌に合わないな…」
って人にはものすごくオススメのベイですね




【流行ってる構築】

大正義無難なアタックベイ
「ドラソF」
相手を浮かせやすく固い80ラチェットとも高相性
「ドラソLF」
基礎スペックはそのままに対応力アップ
「ドラソP」
徘徊するアッパー
「ドラソB」
触ると走るアッパー爆弾
「ドラソGB」

などとにかく色んな軸と相性がいいです
自分に合った戦い方を極めたい人には是非握ってほしいベイですね




【アドバイス&対策】

ドラソを使う側は
“2点2点を狙いつつもパワーに縛られず綺麗に回す”
のを意識

逆に使われる側は
“相手の軌道をよく読んで自機の強みでしっかり捲る”
のが大事です

ドラソ側が形状有利な相手
例えばシャークLFやヘルBが相手の時にはシュートパワーと落とす位置をしっかり練習できていれば結構勝てるので、
パワープレイよりも“綺麗に回す”ことを考えた方が対人では勝ちやすいと思います

フェニックスなど重量級が相手の時は着地狩りやXダッシュを駆使して捲らないといけないので練度が必要です
ラッシュやカチアテで下から浮かせたり、
バックアタックを決めたり(note Vol.3のドラソの欄にあります)、
後追い3点パンチしたりするがもっとも現実的な勝ち筋なので練習しましょう


逆に使われる側かつそんなに有利じゃないベイを使ってる場合は、
まず初撃をしっかり避けること
そして相手の射線に入らないように逆算しながら立ち回ることを意識してシュートしましょう




【ヘルズサイズB】

はい、持久ベイ最強でお馴染み僕のnote最初常連のヘルBです
今回は最後の紹介となります


はい!めちゃくちゃ強いです!(適当)

どういうところが強いかは過去3回にわたって山ほど語ってるのでもうそっちを全部見てくださいw
(不親切ですいません!)


登場から半年経ってもいまだに活躍し続けているこいつア間違えたこのお方

前回紹介した時はシャークエッジにいじめられつつも環境の三すくみに居座り、
しかも若干中心寄りやから今も変わらず最強みたいな話をしましたね
これ話したのが大体11月上旬です


さて11月中旬〜年末にかけてのヘルBはどうだったのかというと

あいも変わらず最強でした

が、最強とは言っても環境初期ほどあちこちでみんなヘルBばっかり使ってるというわけではないですね
シャークエッジとかヘルズチェインとかフェニックスウィングとか他にも使いたくなる強いベイがいっぱい出てきましたし、
ヘルBを使えば勝てるみたいなイージーな環境とは言えません

主に関西圏で僕が調べた感じでは、
ナルビ杯や100Rなどのアンダーグラウンドなファン主催大会ではあまり使われていません

一定以上の実力者が集まるレベルの高いファン主催大会では使われてるかもしれませんが、
カジュアルとガチの中間くらいの人が賞品目当てに本気出すみたいな大会ではあんまり見ないですね

そういう大会では普通にシャークエッジとかの方が人気ですし、
そういう大会でヘルBを使ってる人は言っちゃなんですがもれなく負けてます


ヘルBの主戦場は安定感と対応力を存分に活かせる大会…
主に
・G3オープンでのチェンジ先や3on3
・G3レギュラーなどのちびっ子大会
・親子連れコミュニティの大会
・リーグ戦など試合数が多い大会

などでめっちゃよく使用されています


ちなみに僕この前、京都サンガスタジアムで開催された公式イベント
「ベイブレードフェス:タッグトーナメント」
に参加して来たんですけど、
出場した16チームのうちぱっと見半分以上が「ヘルB&なんか」のチームでした
多すぎるっぴ!

あ、自分語りすると当日僕は相方からレンタルした33gヘルズサイズを使いまして、
ヘルB&ドレイクOのチームで、

見事✨ベスト8✨
になることができました!
やったぜ!

おい今2回戦負けとか言ったやつおもてd




さあそんなこんなで年末からの新環境もガチ勢と共にウッキウキなヘルB!
…の前に無視できない強力なライバルが現れます



そう、“フェニックスウィング”の登場です

めちゃくちゃな重量
デカイ外径
スマッシュ刃が入る隙のない形状

ヘルBが苦手とする要素を多く持っていながら、
ヘルB以外の対面もボコボコに蹴散らすやばいベイがついに登場してしまいました

当然フェニックスウィングがめちゃくちゃに強い現環境ではヘルBも流石にキツいってなわけですが、
安心してください
フェニックスが覇権を取ったとしてもヘルBを使い続ける理由があります


別にフェニックス以外には勝てるしヘルB自体が弱くなったわけではないし、
なんなら3on3ではウィングと共存できるからです


1ベイでフェニックスウィングに浮気したくなる要素はあってもそれがヘルBを使いたくなくなる要素にはなり得ません

僕の予想ではヘルBは
“フェニックス対面を怖がらずに使い続ける人がいる限り”
まだまだ戦えると思います

むしろ「これ対フェニックスにワンチャンあるんじゃね?」
って持って来られる意味わからんピンポメタベイは大体全部ヘルBのおやつですし、
逆にヘルBがプレイングで対処しきれないドレイクOやシャークLFなんかの対面をフェニックスが多分ボッコボコにしてくれます


まーさすがにフェニックスが出てからこれから1ヶ月くらいはボコられるヘルBも多そうですし、
あまりにもフェニックスしかいない地域では環境ベイとは言えないかもしれません

でも僕の体感では今のヘルBはフェニックスに最強の座を取って代わられるどころかむしろ2強になるチャンスだと思ってます

そしてこのヘルBフェニックス2強環境…
もし今後全国的に流行ると面白いことにありがたいことにかなりタチが悪いです

片方に勝てるベイを見つけても
もう片方にボッコボコにされるので
メタ読みが非常に困難になります

そうですいわゆる
「モルネク🔥ベイB🫛環境」
です

相性で勝てなくなった環境では、
強いベイを使ってかつ腕とメンタルで捲らざるを得なくなります


つまりこのヘルBフェニックス2強環境が固まれば勝つために頑張るみんなのベイに対する考え方や練習量や練度が上がってベイタイムシフトがどうたらこうたら()

なので全国のヘルBファンはフェニックスウィングを怖がらずに使い続けましょう




【流行ってる構築】

1ベイでのヘルBのラチェットは長らく
弾き性能と終盤バランスがわずかに良い“3-60”が主流でしたが、
最近はフェニックスウィング付属の“9-60”が主流になりつつあります

この小さな9枚刃の9-60
9枚刃という名の実質0枚刃なので引っ掛かりが少なく、
今までヘルBの課題だったバースト耐性の改善に大きく貢献しています

不利対面に理不尽死しにくくなったのは強化点といえますね


ヘルズサイズにはBの他にもHNやPなど実は強いけど埋もれてる構築がたくさんあるのですが、
原稿締切に間に合わないので今回は割愛させていただきます
(1月中に追記します)



【対策&アドバイス】

ヘルBの使用者側は、
“如何に有利な位置関係に持ち込むか”
を意識

逆にヘルBを対策する側は、
“狙った位置に落とさせない”
のが大事です


殺意マシマシアタックタイプの皆さんが跋扈する現環境で
このベイを競技シーン(特に予選1ベイ)に好んで持ってくる選手は

“ヘルBが好きなカジュアルガチ”
もしくは
“一定以上の練度があるプロ”
のどちらかです

ヘルBを握ってるかつ謎にキモがすわってる人が対面に来たらその人はプロです
ですが臆することなく平常心を保ちましょう


とりあえず水平真ん中フルシュートしかしてこないヘルB使いには、
こちらがアタックベイかつ重量や形状で有利な場合は初撃でカチアテ散らかすか動きを逆算してXダッシュやバックアタックを決めてやりましょう

ある程度練度のあるヘルB使いは、
アタックベイ対面で頭を下げて面受けしてきたりXダッシュを避けるための“レフト壁滞留技”を狙ってきます

これがその技
通称“登山”とか“逆走”とか言われてます
ヘルBを使うならほぼ必須のテクニックです

なのでされる側はそれに上手くカブせにいくのがいいですし、
逆にヘルB側はこれをいかにかわして自分の土俵であるスタミナ勝負に引き摺り込むかが腕の見せどころです


それ以外のBやNなどの持久ベイでヘルBと対面する場合は、
ラッシュ控えめで壁側を長く取れるように逆算してフルシュートしましょう
あとは…運ゲーなので天に祈りましょう


ヘルBミラーの場合もラッシュは控えめでできるだけ長く壁側を取りオーバー2点を狙います
が、やっぱり最後はスタミナ合戦なので結局ミラーはシュートパワー厳選調整練度すべてを兼ね備えてないと勝てないです

ヘルBミラーをおんなじ人とどんだけやっても一生勝てない場合はそもそも個体値や調整で負けてるので、
どうしてもミラーを切り捨てたくないなら大会用に厳選&調整を頑張りましょう

それが無理ならミラーを捨てるか潔く他のベイを使う方が僕はいいと思います
(好きで使ってるならOKですが🙆‍♀️)


【あとがき】

さ、今回のnoteは以上です
いかがでしたか?
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます♪


今回は投稿を年明けに間に合わせなければいけなかったため、
前回に比べて紹介ベイがだいぶ少なくなったことお許しください🙏

まだ書きたいことは山ほどあるのでもし時間に余裕ができたら1月中にもう1.5倍ほど追記いたします!
フェニックスの強い構築が1月に確立されれば、環境めちゃくちゃ変わると思います!
読者の皆様もうしばらくお待ちくださいませ!


ちなみに前回のnoteの収益でフェニックスウィングの予備を手に入れました🙏
記事購入していただいた皆様誠にありがとうございます!
9-60いっぱいほしかったので助かってます!

今回も500円の投げ銭システムにしておくので、
記事の内容が良かったら是非いいねリポストフォローをよろしくお願いします!




それでは今回のnoteは以上になります!
1月の追記、もしくは次回Vol.5でまたお会いしましょう!!!

お相手はルビットでしたー
2024年もよろしくおねがいしますー
さよならー👋






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