[ 自分用 ]能登地震・2

令和6年能登半島地震が起きて1カ月。
岸田首相は1日の政府会合で、被災者の生活再建を支援するため、被災世帯に最大600万円支給を表明しました。朗報ではあるのですが、細かい条件を付けずに、ややこしい手続きを課さずに、より幅広く、より迅速に対応して欲しいですね。

被災地である石川県珠洲市に所縁ある漫画「スキップとローファー」がYouTubeにて期間限定チャリティー配信が2月1日に決まりました。配信における収益の全額は石川県に寄付されるそうです。「スキップとローファー」は、クランチロールアニメアワード2023にて、最優秀日常系作品賞と最優秀ロマンス作品賞の2部門にノミネートされるほどの大人気作品。僕の友達も好きな漫画なので、是非とも多くの方に観て欲しいですね。

木原稔防衛相が2日の記者会見で、能登半島地震の災害派遣で編成していた陸海空3自衛隊による統合任務部隊(JTF)の解散を1日付で命じたということが明らかになりました。解散も驚きですが、その理由が人命救助や物資輸送のニーズが減少したためという信じられません。1月31日の共同通信の記事で、避難所ごとで食事や設備に格差が生まれ始め、「避難所ガチャ」という言葉まで出てきているんです。そんな状況の中で、ニーズが無いから自衛隊を解散することは、木原防衛相が完全に現場の声を聞いていないことが露わになりました。

石川県珠洲市若山町は、地震後に至る所で地面が盛り上がっていることがNNN取材団の取材で分かりました。テレビ金沢の映像を見ると、NNN取材団の記者の身長よりも地面が高くなっています住人の方は「こんなに高い所に家があったわけではない」「柿の木と同じくらいの所に家が建っていた」「地震で全体的にバンッて上がってしまって柿の木を見下ろすような感じになってしまった」と話しておられました。電気は復旧したらしいですが、水道管が損傷してしまい、井戸水で我慢して生活しているそうです。

@ テレビ金沢

国土地理院によると、若山町中地区では最大上下変位約2.2メートル(南上がり)を示す崖が出現し、この段差は珠洲市内を流れる若山川に沿って発生しており、全長約4キロ幅100〜200メートルに渡るとみられるとのこと。詳しい原因は分からないとしながら、この辺りの地層は、「褶(しゅう)曲」という地層が波打っているような構造で、断層の動きが影響した可能性も考えられるとしています。

3Dモデルでみた若山町中地区における
線状の地表変状(赤線)
@ 国土地理院地理地殻活動研究センター

文春オンラインによると、地図の専門家が地震発生時、真っ先に見るサイトは、防災科学技術研究所が発表している「防災地震Web」なのだそう。リアルタイム地震地図で、震源域・深さ・地震波の到達状況や余震発生状況が刻々と分かります。他にも、経済産業省のサイトや各電力会社サイトで停電状況を確認することで、ボランティアなどで「どこに行けるか」といった判断基準になります。TOYOTAの「通れた道マップ」は、被災地で走った車の軌跡を通信で収集し図示されており、実際に走れる道路と各種交通規制の状況がほぼリアルタイムで情報収集でき、現地の様子を把握する大きな判断材料にもなります。

石川県輪島市で入浴施設へ行ける日帰りバスの運行が2月11日から始まりました。

秋篠宮さまが、皇室と関わりの深い社会福祉法人が運営する金沢市内の済生会金沢病院を視察されました。地震発生後、皇族が石川県を訪れるのは初めてとのこと。

皇族が被災地を訪問する一方、一番被害の大きい奥能登地域の4つの病院で約70人もの看護師が退職の意向を示していることがわかりました。どうして政府は助けようとしないのでしょう。早々に自衛隊を退散させ、ウクライナなど海外へはお金をばら撒き、かと言ってUNRWAへの支援金は停止し、被災地に病院を建てることへはクラウドファンディングで国民に自助努力を押し付けるという明らかに間違ったことしかしていません。早く政権交代を実現させないと、このままでは日本は滅んでしまいますね。

能登半島地震から100日が経った現在でも、倒壊家屋は震災時のままという状況。

台湾でも大きな地震がありましたが、震災の数時間後には避難所の設営が完了し、翌日からは温水シャワーやWi-Fiが使えるようになったりと、日本との差がはっきりとしてしまいました。

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