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第二話⑭

「チーちゃん!どうしたの?心配したよ」
「ごめんね・・ルル」
チーちゃんは、葉の陰から顔だけを突き出しました。
「お母さんがね・・ほらカラスさんが騒いだでしょう?」
「うん」
「危ないからしばらく外に出ちゃダメだって・・」
「なんで?ブロンコたちは、優しいのに・・」
「わたしも、そう言ったのよ」
 チーちゃんは、少し不満そうに小声で言いました。
するとテリーが 真剣な顔で・・
「カラスはねこの間みたいに、なにかを調べている時は、邪魔をされるのが嫌なんだよ」
なるほど テリーは物知りです。
「へぇそうなんだ、テリーってすごいね!」

ルルとチーちゃんは、感心しました。

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