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[गंभीर तुलना] कोकुमारो बटर चिकन करी बनाम घर का बना सबसे मजबूत बटर चिकन करी

どうもこんにちは、桐生キキョウと尻尾繋ぎデートです。
みんなのガチ比較 Advent Calendar 2023 13日目を仰せつかりました。


やままくんとは、日本語での意思疎通を課題に4年間関わってきました。
彼が書く文章には、やまま[1]にて使用されているように、「食べる食べ物を食べました」といったような非常に稚拙な日本語表現が目立ちます。

[1] やまま , 【ガチ比較】マグロ!?マグロマグロマグロマグロマグロ!!!!【大間】 , やままのブロロ , 2021
きちんと引用する際は文末に書きますが、今回はブログなのでわかりやすさ重視でここに書いています

彼の個性である稚拙な日本語表現は、口頭でも例外ではなく、図1に示すような表現が生まれる要因にもなっています。

図1 やままを表す慣用句

慣れない言語を習得することは非常に労力がかかる行為です。日常的に日本語を活用するような環境に身を置いて、円滑なコミュニケーションを取れるようになることを祈っています。



見つけました。

こくまろバターチキンカレー

私は日常的にカレーを作り様々なカレーを分析してきました。

その中でも、バターチキンカレーは非常に手間のかかるカレーです。
そんな手間のかかるバターチキンカレーを固形ルゥを使用するだけで作れるなど非常におこがましい。

このような商品を出すということは、ハウス食品から喧嘩を売られていることは明らかです。

【ガチ比較】こくまろバターチキンカレー vs ハウスメイド最強バターチキンカレー


まずは、それぞれのカレーを作っていきましょう。

共通仕込み


今回は共通で鶏もも肉と玉ねぎを使用します。

鶏もも肉と玉ねぎ

これらをそれぞれ下処理していきましょう。

玉ねぎ

薄切りにした玉ねぎ

玉ねぎは薄切りにしてフライパンで火入れをします。
スパイスカレーと検索して出てくるレシピでは、みじん切りの玉ねぎが使用されるケースもありますが、スライスの方が溶けやすく加熱も楽なので基本的にはスライスを使用します。

飴色玉ねぎ

軽く塩を振って焦げないようにかき混ぜながら 10分ほど加熱をすると玉ねぎが飴色になります。
これにて玉ねぎの下処理は完了です。

鶏肉

一口大にカットする

鶏肉は筋と脂を取って一口大にカットします。加熱すると縮むので気持ち大きめにカットすると良いでしょう。

フライパンで加熱

鶏肉はこの後煮込むため、軽く火が通る程度までフライパンで加熱しておきます。通常カレーを作る際は、玉ねぎと一緒に鍋で加熱をしますが、今回は小さい鍋でカレー2つ作るため時短の意味も兼ねてまとめて加熱しています。

こくまろバターチキンカレーを調理

ルゥをぶち込むだけなので、こくまろバターチキンカレーから調理していきます。

作り方

なんと、玉ねぎと鶏肉に火が通ったら。ルゥを入れて牛乳を加えるだけで完成するらしい。
なめてんじゃねーぞ

今回は、玉ねぎと鶏肉を予め下処理しているのでこのまま合わせていきます。

玉ねぎと鶏肉と水

まだ完全には火が通っていないので少し煮込みます。

ルゥを加える

火が通ったらルゥを加えます。
ぐるぐる混ぜるだけでどんどん溶けていきます。


牛乳を加える

ルゥがとけたら牛乳を加えます。
一度に全て加えずに、少しずつ加えるのがコツです。


完成

できた。
色はバターチキンそのもの。香りも見事にバターチキンである。

まぁ、問題なのは味ですよ味。この後、闇を暴かれるとは知らずにのほほんとたたずんでいますね。

ハウスメイド最強バターチキンカレー


門外不出の最強レシピを教えましょう。

材料はこちら。

13種類のスパイス

スパイスを用意しましょう。
左上から

  • シナモン

  • スターアニス

  • コリアンダーシード

  • オールスパイス

  • ローレル

  • カイエンペッパー

  • マスタードシード

  • パプリカパウダー

  • クミン

  • ガラムマサラ

  • コリアンダーパウダー

  • フェンネル

  • カルダモンシード

  • カルダモンパウダー

+写真に写ってないけど ターメリックのパウダー、ブラックペッパーを使用します。



カレーを彩る食材たち

カレーを彩る食材たち

  • ショウガ

  • ニンニク

  • トマトピューレ(生のトマトを使用してもよい、裏ごしが面倒なのでピューレを使用)

  • カシューナッツ

  • 生クリーム


下処理

カシューナッツを、どこのご家庭にもあるスパイスミキサーで粉砕する。

無残な姿になったカシューナッツ

スパイスを調合する

ホールスパイスたち

 勘でホールスパイスをミキサーにぶち込む

辛味が欲しいため、マスタードシードとブラックペッパーもここで加える。

マスタードシードとブラックペッパー

ミキサーで粉砕

無残な姿になったスパイスたち

ミキサーで粉砕するともうけっこうカレーっぽい色をしていることだろう
ここに、パウダースパイスを加える

パウダースパイスを投入

コリアンダー,パプリカパウダー,ターメリック,カイエンペッパーを加える。

これにて、スパイスの調合は完了だ。

ショウガとニンニクを刻む。

ショウガとニンニク

ショウガとニンニクは刻んでおく、みじん切りでも粗めのスライスでも お好みで。

本調理

いよいよ、ここから調理が始まる。

鍋に 油とクミン シナモン ショウガとニンニク ローレルを加えて火にかける。

ホールスパイスとニンニクとショウガ

スパイスを焦がさないように、ごく弱火で油に香りをうつしていこう。

このような感じで沸いてきたらいい感じ

沸いた鍋

充分に香りが移ったら玉ねぎと鶏肉を加える。

玉ねぎ投入
鶏肉投入

少しかき混ぜて全体を馴染ませたら、トマトピューレを加える。

トマトピューレを投入

水分が多いため5分ほど沸かして水分を飛ばしていこう。

充分に水分が飛んだらカシューナッツを加える。

カシューナッツ投入

かき混ぜて全体を馴染ませたら、先ほど調合したスパイスを投入する

スパイス投入

真っ赤だった鍋が見事なカレー色だ。

挽きたてのスパイスは香りが立っているが充分に加熱をしないと粉っぽくなってしまう。
軽くペースト状になるまでかき混ぜながら加熱していこう。

充分にスパイスに火が通ったら生クリームとバターを加える。

生クリーム投入

ここでも先ほどと同様に少しずつ加えて混ぜてを繰り返そう。


充分に混ざった姿がこれだ。

完成

見事なカレーが完成した。
これを作った人物を褒め称えて銅像を作りたい。

ガチで比較


ここに2つのカレーが完成した。

これを見た目、味の両面から比較をしていく。

見た目

まずは、見た目だ。
画像比較ツールを使用して2つのカレーを並べてみた。

左 : こくまろ
右 : ハウスメイド

色  : 若干ハウスメイドの方が濃い。

表面  :  ハウスメイドにはホールスパイスを加えて言えるため表面がつぶつぶしている

香り
こくまろ : ココナッツのような甘い香りが漂う
バターとココナッツの匂いが強くまるでお菓子のような香りがする。

ハウスメイド :  
 しっかりとしたスパイスの香りが漂う。
今回の調合的にクミンとコリアンダーを多めに使用しているため、カレーのベースとなる香りはこちらの方が強い。
シナモンとオールスパイスの甘い香りが後を引く。

実食

では、食べて行こう。

左 ; ハウスメイド
右  : こくまろ 

すまない。
突然ターメリックライスが出てきて皆さん戸惑ってしまったかもしれない。

家にターメリックがあれば、通常炊飯をする際にターメリックを加えるだけで見事なターメリックライスが出来上がる。

ターメリックライス

お好みで バスマティライスを使用しても良いだろう。

閑話休題 実食に入ろう。

こくまろバターチキンカレー

まぁまぁ、ルゥを加えただけだし普通にインスタントっぽい味だろう。

そう思いカレーを口に運ぶ。



なんちゅうもんを食わせてくれたんや…
なんちゅうもんを…


これに比べると 店のバターチキンはカスや。

申し訳ない。本当に文句が出ない。

下に詳細を示す。

感想 : 下手なバターチキンより全然うまい
口に運んだ時にココナッツのさわやかな香りが鼻を抜ける。
少しするとしっかりスパイスが香り 優しい甘さが舌に残る。

これは、バターチキンの一つの到達点かもしれない。
固形ルゥなので単体だと塩気を感じるが 米と食べることを前提とすると非常に良いバランスだと感じる。

ハウスメイド最強バターチキンカレー

こくまろバターチキンカレーの予想外なポテンシャルに気をやってしまった。
最強と冠するからには自分のカレーを信じたい。

カレーを口に運ぶ。


なんちゅうもんを食わせてくれたんや…
なんちゅうもんを…


これに比べると今まで食べたバターチキンはカスや。

申し訳ない。本当に文句が出ない。今から店を開こうと思う。

下に詳細を示す。

感想 : 挽きたてのスパイスとトマトのフルーティーな味が舌をつく
甘さを感じた後に確かな辛さが後をひく

米が止まらない。
カシューナッツがカレーのまろやかさに拍車をかけている。

これは、バターチキンの一つの到達点かもしれない。

結果


店 < こくまろ < ハウスメイド

自分の好みに合わせて作っているため、当然といえば当然なのだがハウスメイドが勝る結果となった。
人によって評価が異なるため、後日検証を行ったら追記をしようと思う。

さて、この盛り方 違和感を感じないだろうか。

カレー2種盛り

そう。食べ進めていくと味が混ざるのだ。

実はカレーは混ぜるとうまい。

実際に混ぜてみた

今ここに地上最強を名乗れ

食べてみよう。

なんちゅうもんを食わせてくれたんや…
なんちゅうもんを…

完璧なカレーが出来上がってしまった。

挽きたてのスパイスのフレッシュな香り
フルーティーなトマト
存在感のある鶏肉
ココナッツとバターの甘さ
程よい辛味と塩気

これは、バターチキンの一つの到達点かもしれない。


決めた。 これをオレのフルコースに加える。



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