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ちょっとした決意表明

感情が高まってるとはいえ今すぐに終わるわけではないしワンマンライブが明日(てか気づいたらもう今日)に控えている中、こんなこと書いてる自分に対して頭の中でずっと疑問符が浮かんでおりますが、メンバー・スタッフ・オタクと、tipの周りが見たことのない熱の帯び方をしていてそれに感化されたので今の自分の感情含めてtipToe.というグループに対する向き合い方みたいなものを残しておこうと思います。
例えばこの感情が1年後にどうなっているか確認するのかも面白いかもね、めっちゃはずい。

ここ2,3週間くらいでメンバーがたくさん配信をしてくれました(みんなありがとう)が、「来てほしい」とか「良いものにする、絶対後悔させない」とか自信を持った言葉をたくさん聞くことができたんですよね。それはメンバーみんなが努力した結果でとっても誇らしいことだし、自分までうれしくなります。そこで「来てほしい」理由としてやっぱり時間の有限性があがるわけです。自分もこの有限性に心惹かれた身なんですが、これについて書きたいので書きます。

長続きする作品について

長続きしすぎる作品があまり好きではありません。(急にネガティブに感じるかもしれませんが、ちゃんと自分なりの考えがあります。)アニメにしろ映画にしろ音楽ユニットにしろいつか終わることを願ってしまいます。
そりゃ命ある限り時間的な過不足なく無際限に推しを推すことができれば楽しいだろうし、この上ない幸せなんだろうけど、その「終わり」をどうやって演出するかも作品の魅力だと考えています。なので僕が今推しているグループにもいつか迎えるだろう終わりについて明確なヴィジョンがあってほしいし、その瞬間をとても楽しみにしています。(まあ終わったら終わったで「なんで終わっちゃったんだよ!」って言うんでしょうけど笑)

きっかけ

実はこれを思った明確なきっかけがあります。
それは2013年〜2016年に活動していた3人組アニメユニットのメンバーの一人がラストライブで語っていたMCです。一部分を要約して載せます。

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私がしゃべってしまうということはもうこの素敵な時間が終わっちゃうってことだから嫌だなーって、いっつも思います。
すごくね、いつもいつも悩むんです。いやだなって。だって、私‐‐‐‐‐‐が解散するのやだったんだもん。
みんなの意見とか話をした機会なんかもあって、やっぱりちゃんと終わりを迎えられる、そしてこんなに素敵な空間で終われるってすごく素敵なことだしなかなか経験できることじゃないし、やっぱり終わりをちゃんと作るっていうのは大事なことだっていろんな人が言ってて。でも私は最後の最後まで、嫌だ。
‐‐‐‐‐‐がなくなっちゃったら。私の居場所がどこにも無くなっちゃう。それがすごくやだった。

いつの日か3人でお茶をしたことがあって、自分のこれからやりたいこととか、今やってるお仕事の話とか、自分がどうなっていきたいかとか、なんかそんな話をしたよね。
3年前とは違うなってすごく感じて。みんな新しいステップに進もうとしているんだなって。その時に、やっぱり‐‐‐‐‐‐は解散した方がいいんだなってそこですごくね、なんか自分の中で整理ができて残された時間を一生懸命頑張ろう!って思いました。
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彼女らは約3年という短い活動期間にも関わらず幕張メッセでライブを行うまで成長し(ラストライブということもあるかもしれませんが、、、)、やろうと思えばもっと上まで行くことができたかもしれないのに活動を終えるという選択をとりました。不純なことを考えずにしっかりと「終わる」選択をしたこの作品たちを心の底から尊敬しています。そもそもアニメ作品発のユニットは本来はアニメに付随するものであるべきで、アニメ放送が終わったらユニットも間もなく終わるものというのが自分の中の認識です。スタッフ陣も当初からそんな感じで考えていてメンバーもそれをわかったうえで活動していたのかもしれませんが、それにしたってそのMCが綺麗すぎて、核心を突きすぎていて、今の僕のポリシーというか根幹を作っているものの1つであることは間違いないです。
(ちなみに僕はこのグループの存在を解散後に知りました、はい)

tipのお話

他作品・他グループの話題を出してしまいました、前置きが長くなりました、申し訳ございません。話をtipToe.の話に戻します。
いままでは「できることは全部やる、いつかはメジャーデビュー!武道館!」みたいに結果を積み重ねていくような"目標達成型"のグループが主流でそんな感じのにしか出会ったことがありませんでした。対してtipToe.は「どんなことができるかな?こんなことができたら面白いんじゃないかな?」みたいな"展開型"をベースにそこに時間的制約(と2期については過去とのつながり)を加えることによって、結果以上にそこに辿り着くまでの成長過程を最前面に出したアイドルだと思っています。このへんはあんまり詳しくはないけど青春って結果じゃなくて過程なんでしょうねたぶん(どゆこと?)、それを表現するのにもピッタリ。

どのグループにとってもそのグループのストーリー性やバックグラウンドを語るうえでとても大事な曲があると思います。普通は大きなワンマンライブとかに合わせて初披露するんでしょうけど。でもtipToe.2期ってその大事な曲の一部を知ってる状況で始まって活動してるんですよね、始まりの曲があって答えを見つける曲があって終わりの曲があって。だからこの子たちはたくさん努力して限りなく成長してたくさんの人に感動と青春を届けて順風満帆な生活を送っていく、一方で、この子たちは終わりを迎えるために、終わりの曲を披露するために今を頑張っているんだという風にとらえると彼女たちから目を離すなんてことできないんですよ。終わりの曲でなくとも、この曲を"歌うことができるようになった"タイミングに立ち会うのは本当に気持ちがいいです、成長を感じるってこういうことなんだなって。終わり方がどんなものかなんてただの1オタクが知る由もありませんが楽しみにしています。

tipToe.の「メンバーの活動期間が3年間」というコンセプトを聞いたとき、ある意味自分にピッタリだな~って思ったんですよね、今となってはそんなに気楽にとらえていいものではないんですけど。前述のとおりはじめはそのコンセプトの珍しさに魅力を感じただけだったけど、常に終わることについて考える、終わることに重きをおくってのは大事で、ある意味真理的なことなのかなって。それでやっぱり終わることの綺麗さや終わりに対する重い決意はその綺麗で満足のいく終わりを断片的にでも経験した身でないとわからないんだろうなって、自分はいろんなことに鈍感なので今のポリシー的な部分が確立してなかったらこんなにも深く考えてのめり込んでなかったと思います。
これからはどんどん悲しくなっていくかもしれないけど、とはいえそれ以上に楽しんでいくつもりです。

とにかく伝えたいのは、特典会でかわいい子のことろに行ってお話ししてニヤニヤするのも楽しいけど、tipToe.は楽曲・パフォーマンス・ストーリー/バックグラウンド・心理的思考なにをとっても最強なんだぞってこと!!

完全なる備忘録(備忘録ってなんだ??)

忘れることはないんだけど、tipの歌詞についてちょっと気になってることがあるので伝わるかなーどうかなーと思いながらここに置いておきます。

2期楽曲は1期楽曲/ストーリーの影響を強く受けているわけですが、
紙飛行機の行方 1A 「自分なりの模範解答」
ユナイト 2サビ 「あぁ、とびきりのマイアンサー」
さくら草の咲く頃に 1サビ 「私たちなりの答えを探すんだよ」
このあたりの歌詞って過去の何かしらに影響を受けているもしくは将来的にどこかに収束するとかありますか?
一応自分の中でそれっぽい考えはあるんですけど、いつかメンバーの意見とか聞けたらとてもうれしい、てか本間さんに聞いてみたい。
(既出でしたらすみません)

おわり

結局激重感情をつらつらと書き並べるだけのものになってしまいました、、、
とはいえ自分にそんな影響力はないので新規は見込めないだろうし、メンバーが一人でも読んでくれたら嬉しいなって思ってます。
これっぽっちも需要ないと思うけどいつか自分の青春論についても書きたいな。
もうわかんない、なんか誰かに向けたお手紙だと思ってくれ(ヤケクソ)

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