感想:AI分析でわかったトップ5%社員の習慣

とてもわかりやすく、読んですぐに取り入れることが出来るように、との意図が明確に伝わる本。
とはいえ、この本の優れている点は、AI分析で分かった、という点にある。
突出した、優れた誰かではなく、多くの評価されているビジネスマンの傾向で出された結果であり、自分にも出来るかもと感じられる要素が多い。
ものによっては「そうだよな」と感じるものもあれば、一見「そうなの?」と思うものもある。
そうなの?と思われた点は例えば、トップ5%社員では、自分の弱みを周囲にさらすことに抵抗がない、という回答が73%ということ。
仕事を進めるうえで、自己開示が必要だとは認識していたが、そこまで大事な要素だとは思っていなかった。
他には、5%社員でない人は作業充実感に浸るが、5%社員はそうではない。彼らは、作業ではなく、目的にフォーカスすること。そして、充実感に浸るのではなく、フィードバックを受けて改善を試みている。
これは成る程、と思われる点だった。自身も反省するべき点である。

このように、興味深い気づきを得ることが多く得ることができる優れた本であった。
本に書いてあるように、まずはひとつずつ行動、を積み重ねていこう。

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