[星と宇宙のアレコレ #1] 宇宙のはじまり 〜 ファーストスター
星や宇宙の勉強を通じて学んだことを
noteでお届けする[星と宇宙のアレコレ]
星や宇宙の楽しさを少しでもお届けできれば
と思います💫
記念すべき第1回は、
宇宙のはじまり 〜 ファーストスター
ということで、
どのようにこの宇宙がうまれたのか、
どのようにして最初の星がうまれたのか
をお届けしたいと思います。
① 無
138億年前、
無の状態から宇宙は誕生したと言われています。
② 量子ゆらぎ
まだよく分かっていないところですが
ごく短い時間内にエネルギー(素粒子)がゆらいでいて一定とならない状態。
これが宇宙がうまれたきっかけだと考えられています。
③ インフレーション
10のマイナス34〜36乗秒の間に 量子の世界が、天文学サイズになったと考えられています。
10のマイナス34乗秒というのは、
1兆分の1 かける 1兆分の1 かける 100億分の1秒
もはや、訳がわからないくらい短い時間😳
その短い時間で銀河以上のサイズになるなんて、こちらも訳がわかりません😳
“ウイルスが一瞬にして銀河団以上の大きさになるほど”という例えもあります😳
④ ビッグバン
高温・高密度の火の玉状態。
膨張宇宙論に対して、宇宙は変化しないとする定常宇宙論を提唱していたフレッド・ホイルが膨張宇宙論を揶揄して、「ビッグバン」と呼んだのが始まり。
イヤミで言ったのかな?
だとすると、こんなに定着するとは夢にも思っていなかったんだろうなぁ😆
⑤ 宇宙が誕生してからの3分間
様々な粒子が誕生したのが、この3分間。
素粒子から陽子・中性子へ、
さらに水素とヘリウムの原子核へと生み出されました。
⑥ 宇宙の晴れ上がり
初期の宇宙では、光は 高温で飛び交っている電子と衝突して直進できない状態でした。
その後、原子核と電子が結合して原子となり、
光が通り抜けれるようになります。
ビッグバンから約38万年後のことです。
これが「宇宙の晴れ上がり」という現象です。
(この時の光を “宇宙マイクロ波背景放射(CMB:Cosmic Microwave Background radiation)”といいます。)
⑦ 宇宙の暗黒時代
光は直進できるようになりましたが、
この頃は星はまだできていません。
水素やヘリウム原子が出来てから初代の星が輝くまでの期間を、宇宙の暗黒時代とよびます。
⑧ ファーストスター
水素原子が集まって中心部分の圧力が高まり、約1000万度を超えると核融合反応が始まって輝き始めます⭐️
ケンブリッジ大学やユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)などの研究チームによると、宇宙が誕生してから2.5億年後から3.5億年後の間に最初の星が誕生したと考えられるとのことです。
ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡は、このファーストスターを観測する目的で打ち上げられました。
いかがでしたか?
手探りでの始まりとなりました「星と宇宙のアレコレ」。
これから気づいたところからブラッシュアップしていきたいと思います😆
次回は、
膨張宇宙時代 〜 宇宙の終わり
お楽しみに!
それでは、
『夜空を通じて みんなで幸せに』
良い星空浴を✨
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