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ギリシャ神話:ギリシャの神々

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ギリシャ神話に登場する神々。その神々のまわりにいる精霊・人間。彼らの生い立ちや関わった出来事など、ためになる話もいっぱいあります。ちょっとのぞいてみませんか。
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#クロノス

ギリシャ神話の始まり:クロノス(農耕の神)

ギリシャ神話における原初の神々のひとり。 ウラノスとガイアの間に生まれました。 大地および農耕の神であり、山よりも巨大な巨神族タイタンの長です。 ウラノスの次に全宇宙を統括した二番目の神々の王でもあります。 万物を切り裂くアダマスの鎌を武器とし、ゼウスの父親としてもよく知られていますね。 大地の女神・レアの夫であり、レアとの間に、ハデス(冥界の王)、ポセイドン(海の王)、ゼウス(神々の王)、ヘラ(結婚と出産の女神)、ヘスティア(炉の女神)、デメテル(豊穣の女神)をもうけま

ギリシャ神話の始まり・ガイア(大地)

神々が生まれる以前、宇宙には何もないカオス(混沌)が広がっていました。 そこにガイアが生まれました。 ガイアは自らの力だけでウラノス(天の神)、ポントス(海の神)、ウレア(山の神)を産みました。 ガイアは自身の子供であるウラノスと結婚します。 現代ではありえないことですけど、神様の世界には大いにあるようです。 神々の王となったウラノスとの間にクロノスをはじめとするタイタン(巨神)、キュクロプス(一つ目の巨人)、ヘカトンケイル(百本の手を持つ巨人)、ギガス(巨人)、ピュトン(