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名馬への登竜門!出世レースを制するのは!?
クラシックへそしてその先へ向けて、3歳馬たちの熱き戦いが始まります。
素質馬が揃った、今年のシンザン記念を見ていきましょう。
コースレイアウト、特徴については京都金杯と同じ、「中京芝1600m」ですので、京都金杯の記事をご覧ください。
こちらが、枠順と金曜日16:00現在の予想オッズになります。
予想オッズなのでなんとも言えませんが、上位3頭に人気が集まっている様子です。
では上位人気馬を見ていきましょう。
2 ラスール C.ルメール 54kg (想定オッズ1番人気)
東京芝1600mで行われた新馬戦を勝利した1戦1勝馬。やや出遅れながらも好位追走し、上がり3F34.0の最速で後続に0.6秒差をつけ完勝。
左回りのマイル戦の経験と、ルメール騎手の継続騎乗はプラス材料。しかしながら、レース内容は12秒台のラップが淡々と続き、道中は内ラチを回っての省エネ競馬で、特出すべき点は無い。持ったままの馬なりでの勝利という訳では無いが、動きやタイムでは感じることのできない「何か」がこの馬にはあるのか。⚠️※新馬戦で負かした馬(3.4着馬が次戦で勝ち上がっている点は注意)
ルメール騎手が「第二のグランアレグリア」とまで絶賛する理由が、このレースで明らかになるかも知れない。
3 ソリタリオ C.デムーロ 56kg (想定オッズ2番人気)
ここまで4戦を行って、全て左回り芝1600m(2.2.0.0)と連対を外していない。前走は同舞台中京芝1600mでウナギノボリの追撃をしのいで勝利した。
競馬が非常に上手で、良いポジションでレースを進めて、押し切る展開が理想。瞬発力勝負の決め手決着になると少し部が悪いか。
メンバー唯一のモーリス産駒で、昨年のシンザン記念(中京開催)では1.2着馬がモーリス産駒という事もあり、中京マイルの舞台は合っている。
9 レッドベルアーム 川田 56kg (想定オッズ3番人気)
ここまで芝1800mを2戦使って、ここでマイル戦へと距離短縮。
新馬戦ではホープフルSを勝ったキラーアビリティ(※状態は良くはなかった)を下しての勝ち上がり。
前走は世代最強との呼び声が高い、イクイノックスが勝った東スポ2歳Sで、このレース自体はかなりのハイレベルであった。レッドベルアームはスタートで遅れて、道中はかかりながらも掲示板確保と、チグハグな競馬ながらも力は見せた。
気性的に少し不安があることからマイル戦を選んだのか定かでは無いが、距離短縮がプラスに働くかは正直わからない。ハーツクライ産駒というも事もあり、仕上がりはまだまだ先の印象だが、なんとか賞金を加算したいところ。
🐴明け3歳馬のレースは出走レース数が少ないため、なかなか実力を見抜くことが難しく、予想が難しいかと思います。
その影響がこのオッズに現れます。
オッズは我々みんなが作り出す幻影です。
特に若い馬のレースは実力とオッズに乖離が生じやすいです。
しかしながら、私はこの2歳〜3歳の比較的若い馬のレースを最も得意としているため、馬の実力をしっかりと見定めて予想を行います。
馬自体の能力もさることながら、厩舎の勝負気配(騎手も含め)や中間の調教、など様々な角度からレースを紐解きます。
少しでも皆さんの馬券に役立てば・・・今週こそは的中を。
次回、シンザン記念最終見解
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