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私のプロフィール

私は卒業後、アパレル会社を経て
23歳でテキスタイル企画会社にデザイナーとして勤務
地場産業、テキスタイル工場の企画会社でしたので
いわゆる職長さんに糸の事から編み立て
ジャガードパンチ用の下絵の作り方等々
教えて頂きながら、日々の仕事。

会社で社員を育てるを実践されていた時代
そして、まさにそんな会社でした。

和歌山県地域振興課の仕事もさせて頂いたり、
自社の展示会では生産から企画、プロデュース迄の仕事、
複数のクライアントには企画の提案等々、この後の大きなキャリアとなりました。

和歌山県の産業振興課の依頼で
WFTF‘89と’90 WAKAYAブースの
デザイナーとしてパネル、衣装、カラーの担当をさせて頂きました。

コンセプト及びブース構成は、神戸在住の建築家


テキスタイルもCGグラフィック、パソコンでジャガードのデザインをする様になります。職長さんと一緒に研修に行き、
普段は、ニットファブリックについて機械について糸について
工場と企画室を行き来しながら教えて頂き仕事に従事していた私。

CDグラフィックでの図案は、私にリードを許してくれて色々と質問攻めの職長さん😅

今でもその恩義ある職長さんと
年賀状のやり取りをさせて頂いております。

染色加工も色々と勉強しながら仕事しておりました。
試験反と言って、紡績から紹介される糸を会社が購入やサンプルとしてお持ち頂いたり
提案の見本を制作する為、染色工場に足繁く
その見本がより良く見える色や加工で染めを依頼しておりました。

この時の染色の経験は、カリグラフィーの作品作りや教室のレッスンでとても役に立っている様に感じます

当時、会社が提携していたフランスのリヨンのテキスタイル会社で研修を受けたり
ヨーロッパに仕事で何度も派遣して頂きました。
見出しの写真の上の古い新聞記事は、当時、
繊維業界紙に連載記事を書いていたものの控えです。

見出しの写真(手前)の新聞(朝日新聞大阪版)は、コロナ禍が始まり、
この状況下のお家時間をいかに過ごすかで
カリグラフィーがとても人気になって来たと言う事でマッチした
私の増やしていた手仕事技術はカリグラフィー

「カリグラフィーとは?」「今、なぜ、ブーム?」
2020年、大阪の朝日新聞社会部の記者さんよりレッスン風景を取材頂きました。

話は戻って、29歳で大阪の商社の企画会社に転職

私の勤務は、商社付属の企画会社から本社の婦人テキスタイルに
専属デザイナーとして派遣されました。

当時のデザイナー室には、大勢のデザイナー
レディース、メンズ、子供、スポーツ、寝装、キャラクター等々

商社ですから、様々な専門分野のデザイナーが
密・密・密で仕事をしておりました。
おかげでたくさんの仲間と仕事が出来て
結婚後、偶然ですが、近所友達にもなっています〜💕

そして30代半ばで独立

TOMO  Design  Officeとして現在に至っております。

紡績メーカーの企画会社と契約
様々なプロジェクトの仕事をさせて頂きました。

中小企業様と契約
ご一緒にデザイン開発や店作り。
行政との契約
再び和歌山県の地域振興課のお仕事や大阪の中小企業向けのお仕事もさせて頂きました。(大阪は、契約者の方のお手伝い)

専門学校の非常勤講師
私の授業では、ちょっとカリグラフィーでPOP作りと言う内容も
入れたり😊

結婚後に
カリグラフィーの講師→指導員→師範の資格取得

現在は、カリグラフィー教室に軸足を置いて


TOMO Design Officeの仕事も継続中です。

日本の繊維産業の良い時代も苦難に入っていく時代も
経験させて頂き、血となり肉となっています。

コロナ禍中に引き受けたテキスタイルの為のカリグラフィーの筆耕は
着物地(洗える着物®️TORAYシルック着物)
京都の万葉寺井さまからのご依頼

映画「SEX & THE CITY 」で有名となった偉人達のラブレターと言う本。
カリグラフィーを基にその英文を偉人が書いたであろうラブレターのようにイメージして筆耕と言う依頼でワクワクしながら、イメージを過去に馳せ、その年代の書体を古書を参考に書き起こしました。私が若い頃、パリでのテキスタイル研修に出させて頂いた先の会長から頂いたお手紙、フランス語の文字の表現の方法を参考にさせて頂いたりもしながら、3人の偉人を3書体で書き分けています。

その筆耕原稿がこのような素敵な小紋柄となり、若い頃は自分がテキスタイル(私は洋服)に仕上げる為に図案家さんに依頼して、色やレイアウトを商品化する為に構成替えをしていく仕事をしていて、今、カリグラファーとして原稿を書き、問屋さんのデザイナーさんが手を加えていく。。。

この流れる作業を両方経験出来るなんて❗️

本当にカリグラファーとなって良かった〜と思っています。

流れ作業の分業と言うのは、それぞれの専門家がその場の与えられた仕事で力が発揮できる、そして、一人では思い付かない作品が仕上がります。

京都 万葉寺井さまの会社、展示会にて撮影させて頂きました。


今年2022年、5月22日(日曜日)は、「奈良町にぎわいの家」さまから依頼があり、
奈良でカリグラフィー体験講座の開催をさせて頂きました。

奈良のペンでカリグラフィー

会場;奈良町にぎわいの家
写真左側のお話しされている女性は、
イベント担当者さまです。


奈良町にぎわいの家は、町家建築として有形登録文化財です。
座敷で西洋書道という事で、せっかくですからカリグラフィーを筆耕させて頂いた
東レシルック洗える着物「FUKU」ラブレター柄小紋で講師のお仕事

普段、教室でカリグラフィー体験レッスンに使用しているカリグラフィーマーカーも
奈良の企業、呉竹さんのZIGカリグラフィーマーカー
気軽に教材として使用出来るコスパに優れたマーカーで、更に本格的な細線が書き分ける事が可能なマーカー、プロから愛好家迄、人気のマーカーでも有ります。

奈良の画材を紹介しながらの座敷で西洋書道は、日本ならではの和洋折衷
とっても楽しかったお仕事の一つとなりました。

その時々に導いて下さった方々
また、今も導いて下さっている師、
心より感謝申し上げております。

「#カリグラフィー」
「#書道」
「#デザイン」
「#私の仕事」

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