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1番長い小文字を持つfF(そして。。。夏のご挨拶)

私の備忘録、教室での私の説明用としてのノート
そのノートを書ける日は、カリグラフィーのアルファベットを清書しております

イタリック体で初めてfを見た時にビックリ‼️
長い〜
書けるようになるのかなあって

上部(Ascender)から下部(Descender)迄
1strokeで書きますが。。。

書けるようになります😊

カッパープレート体もフラクチャー体も
小文字fはアンダーラインを通り抜けて長い〜

ゴシック体とブックハンド・ヒューマニスト体は、
現在のフォントのようにアンダーライン上で
止まる書き方もあります。

フラクチャー体のfって、すごくデザイン化されていて
カリグラフィーって感じがします。

書き方もちょっと他の書体に比べて
難しかったり。。。

fは、特にと思うのですが。。。
私の書いたカッパープレート体を見て頂いても分かるように
ちょっと書いただけでもバリエーションがあります。
基本の中でももっとありますが、
このノートは、教室でのテキスト用でもあるので
私の口頭説明を助けてくれる為の備忘録です。
色々全ては書き入れていないですが
カリグラフィーの小文字と大文字以外は、
鉛筆でラフに書いているのも
常に調べた事を訂正可能な様にしております。

夏のご挨拶

ノートテキストでは、ご紹介していないページに
Illuminated Letter(装飾文字) と言うイニシャルA to Zも書いていってます

カリグラフィーの作品で良く見かけると思いますが
今のレタリングの発祥とも言う感じの書体
LOMBARDICと言う書体
大文字のみの書体ですが。。。

ゴシック期からの書体で、
ROMAN CAPITAL とUNCIALが合わさった
レタリングversion と言う感じの書体のようです
( ROMAN CAPITALのみのレタリングversionは、
VERSAL体となるのでしょうか。。。)

LOMBARDIC・VERSAL、共に古い書物では、
他の書体と合わせて、頭文字であったり
大文字のみでタイトルにしていたり。。。
Illuminationと呼ばれている様に装飾文字で
あの金箔貼り( ギルディング)があったり、
文字の中を分割してデザインにしていたりと
とてもクラシック・モダンに感じる書体です。

そんなLOMBARDIC体のFを使って
今年のグリーティングカードを制作致しました😊

皆様、暑中お見舞い申し上げます

写真撮影したのをちょっとアプリで部分カットしたのですが
ここnoteでは、凄く拡大されるんですね😳
ビックリ⁉️自分の字ですが。。。
ちょっと恥ずかしい気持ちにもなります。。。

LOMBARDICのFって、こんなに長いのばかりではなく
基本はVERSAL体のように基本の高さの中に収まる場合が多いですが。。。

そのFの中にフィリグリーと言う手法を使って
お花、向日葵をイメージしたデザインの装飾を書き込みました。
この手法を入れたIlluminated Letterも古書にたくさん出てきます。

フリーハンドで文字の中に幾何的に入れていくのですが。。。
慣れると色々と発想を飛ばせます。

文字に沿って細線をフリーハンドで書き入れたり、円や楕円を書く事は
やはり練習が必要です😊

次は、gGとなりますが。。。
to be continued...

「#カリグラフィー」
「#書道」
「#デザイン」

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