キャストインタビュー④ショーシャナ

ショーシャナ役: 松原凜子、石井千賀、新田絢加、三木愛加

Q1 今回はクワドラブルキャストの中にゲストとして松原凜子さんがいらっしゃいます。稽古を通して松原さんから学んだことなどはありますか?

石井: 松原さんは大学の大先輩でもあり、大学に入る前からずっとYouTubeでも見てきた憧れの存在です。舞台の上の完成されたりんこさんしか見たことがなかったので、それを作っていく段階を間近で見れるということは素晴らしい事ですね、正直めちゃくちゃプレッシャーでした、りんこさんと同じ役!笑

新田: 凜子さんのお芝居からはいつも愛を感じています。一瞬で目を惹く、太陽のような存在感で、普段はゲストというのを感じさせないように接してくださっていますが、やはり舞台上では圧倒させられます。

三木: 素晴らしいキャリアや実力がある人でも、同じ1人の「人間」だということ。
最初に凜子さんと同じ役だと知ったときは緊張して鳥肌が立ちましたが、本当に優しくてフランクな方で、今では幼なじみのように毎日ふざけています(笑)。女優としてはもちろん、1人の人間として大好きになれる人と出会えたのはとても大きなギフトだなと思っています。

Q2 ゲスト座談会で、「他の3人が素晴らしい」とおっしゃっていましたが、それぞれどんな魅力をお持ちですか?

松原: 三木シャナは、作り込みや計算をしっかりした上で心を乗せてくるので、”三木”があまり出ないので尊敬します!ピアニストと結ばれるシーンで泣きそうになりながら歌うのを見て、ショーシャナが凄く愛おしくなりました。
新田シャナは、決めるところを完璧に気持ちの良いタイミングと声色で決めてくる。だけど抜き所もあって、アドリブで唐突によく分からない話をしだすのが非常にショーシャナぽくて可愛い。声が心地良いのも好き。
千賀シャナは、規格外!笑。自分の武器を生かす術を知っていてそれを存分に発揮している。きっと私がやっても成立しない事をいとも簡単に成立させてしまうので凄い。そして役に挑む姿勢や熱が素晴らしいので引っ張っていってくれます。

Q3 石井さんは昨年のモーガンでしたが、役が変わって今年はショーシャナを演じられます。そのことを知った時はどのように感じましたか?

石井: まずびっくりしました!
ショーシャナと自分は似ているところが沢山あるので納得いく部分も多かったです。が!実は普段私ってそんな華やかな性格じゃないのですよ、自己肯定感めちゃくちゃ低いし?笑。
でもそんなところもあるからこそショーシャナに寄り添えるのかしらって。

Q4 ショーシャナはどんなキャラクターだと思いますか?

松原: 自己肯定感が高く見えて本当は低い、不器用で注意力散漫なのに色んなことに興味があるため、いつでも脳が休まらない女性。

新田: 繊細な女の子。ショーシャナを超ネガティブにしたら自分って感じがしてます(笑)。私も色んなことを頭の中では気にしてるけど、私はそれを言葉にできないのでそこはショーシャナ羨ましいです。

三木: 凄くエネルギーの強い女性。
私はよくシャーシャナにぴったりと言われるのですが、自分ではそんなに似てると思っていません。
私は人見知りだし発言は慎重派だし、弱い部分を人に見せるのが苦手です。
なのでもしかしたらショーシャナは「自分のなりたかった人間」に近いのかな、とは思います。
でも思考のスピードはかなり似ていると思います。
ショーシャナは思考がポンポン飛んでいく長めのモノローグがいくつかあるのですが、馴染むまでにあまり苦労しませんでした。

Q5 このカンパニーの雰囲気はいかがですか?

松原: 最初は遠慮し合う感じが少しあった気がしますが、今はお互いが高め合おうとしている空気が充満していて素敵だなと思います!

石井: 21歳の私が言うのもなんですが笑、若い!!!!!!!!!!!!!!!!!!キラキラしていて、みんなが眩しすぎます…。
はじめさんは、トライアンドエラー!と沢山おっしゃってくれて、ミスしてもいいからとりあえずちゃれんじしてみよう!と強い精神はつきましたね。

新田: 助け合って高め合って、温かくも勢いがある!みんなが大好きです!

三木: 若い。私は今までカンパニー内で最年少とか、歴代最年少で挑戦する役とかが多かったので、今回はお互いがフラットな感じがあって本当に楽です。
私って今まで無理して背伸びしてたんだな、と気づかせてくれる現場。
演出の創さんもすごく空気をリラックスさせてくれる方で、安心して等身大の自分を出していけるカンパニーだと思っています。

Q6 ショーシャナを通じて、お客様にどんなことを伝えたいか教えてください!

松原: 松原: いくつになってもピュアでい続けることの素敵さを感じて頂けたら嬉しいです。

Q7 どんなショーシャナを演じたいか教えてください!

石井: イシイチカが演じる意味があるな、と思って頂けるショーシャナを演じます。

新田: いとしさと切なさと心強さはあるけど涙は見せない前向きなショーシャナ!

三木: 教えません!
劇場でお見せするショーシャナが、私の答えです。

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