キャストインタビュー②ヒップスター

ヒップスター役¦谷怜由・田崎友也・松浪ゆの・小椋莉歩・福田麗・本多恵梨・上倉美衣奈・塚原澪

Q1.ヒップスターは3役1組のような役どころですが、ヒップスターの8名の雰囲気はどうですか?

福田¦普段から個性的ではちゃめちゃに面白い方達です。とっても楽しいです!

小椋¦みなさん1人1人がとても個性的で、日々刺激とアイディアをもらいながら、一緒に楽しくお稽古しています!

谷¦それぞれヒップスターのように個性的な人たちが集まっていて毎日笑いが絶えません。みんな仲が良くずっといても飽きないですね(笑)。

上倉¦みんな役だけでなく普段も面白くって笑っちゃいます!でもしっかりする時はするしすぐに演出の創さんに言われたことができたり…うらやましいです!

田崎¦日常からキャラクターがそれぞれとんでもない立ち方をしていて、普段の会話から良くも悪くも自由でカオスです。

本多¦みんなとっても自由だなと思います!

塚原¦初めは「普通に仲が良かった」です。
でも、皆んなが役作りで迷走してた時があって。上手く行ってないのは分かってるけど、どうしたらいいか分からなくて。その答えを皆んなで沢山悩んで研究して失敗してまたチャレンジして。「これだ!」ってなったときに、皆んなへの愛も、役への愛も増加しました!

松浪¦→同じ年代の子ばかりで、切磋琢磨してます。個性的すぎて時々私が1番普通の人なんじゃないかって思うのですが、1人1人のキャラが光っているのでわたしも負けずに頑張らないとって思わせてくれる皆さんです。

Q2. 皮肉屋で無関心の「新人類」で、作品の中では笑いの要素となるような役どころですが、彼らの胸の内をどう捉えていますか?

福田¦流されない自分達の在り方を美徳だと思っていると思います。だから笑いの要素なんて実はなくて、彼らなりの在り方なんだと思います‼︎

小椋¦決して何事にも皮肉屋で無関心というわけではなく、ヒップスターが興味をもつもの、熱量、そして彼らなりの美徳感が「普通の人」とは全く違うから「新人類」と周りから呼ばれてしまうのではないかな〜と(笑)。側からみたその変人ぶりに笑いが生まれるけれど、たとえ笑われても卑下されても、彼らは自分たちのスタイルが正解だと自信をもっているので、きっと他人にどう思われてもどうでもいいと思っている人たちだと捉えています。ある意味この作品のどの登場人物よりも肝の座った強い人たちなのかも知れません(笑)。

谷¦たしかにこの作品では笑いの要素として捉えられています。ですが、私はヒップスターこそ、普段の私たちに近い存在なのではないかなと感じています。何かを成し遂げた、あるいは、諦めた、様々な方向からアプローチできる役なので、一辺倒に彼らの胸の内を語ることはできませんが、個人的にはとても共感できるキャラクターです。

上倉¦お客様や見ている人からしてみれば面白いかもしれないけど自分たちはそんなつもりはない、ということがキーワードだと思っています。そんな部分は割と色んな人が持ち合わせていると思うし、少しでも共感してもらえればなあ!しなくていいけれど!

田崎¦悩んでる他のキャストと違って、しっかり自分を持っている人たちで変人ではあるけど、決してふざけてるわけではなく、それが彼らの生き方であるということを意識して役を作ってます。

本多¦自分の夢を追ってる人から見て皮肉屋で無関心なだけで、自分的には超イケててサイコーって思ってます。

塚原¦ヒップスター達がヒップスターになる前は
モーガンやクーパー達の様に夢を追いかけてたのかなぁ、と考えています。「自分達こそが夢」という
台詞があります。私達のシーンは必ず笑いが起きますがヒップスター達は決して笑わせようと思っていなくて、自分達の思う「カッコイイ」が笑いに繋がってる、自分達の生き方に誇りを持ってると思います。

松浪¦自分の型が出来上がっていて、自分らしく生きていたいのが心情の思いと思っていたのですが、どうやらそんなに深く彼らは思っていないというのが今の私の見解です。
かっこいい、自由、夢…そんな大きなスケールでの話をしている彼らが私はとても素敵だと思うし、羨ましく思います。

Q3. ヒップスター役の方は、ヒップスターのナンバー以外にも、アンサンブルのような形で出演する場面があります。この時に心がけていることはなんですか?

福田¦この街の風景・光景・情景・景色になれるように心がけています。

小椋¦自分の中でニューヨークにいる若者としての役柄をきめて、他の登場人物と同じ熱量でニューヨークを求めるようなキャラを意識しています。

谷¦アンサンブルとしては、Temp Jobというナンバーに出演しますが、その時はモーガンのキャラクターに共感できるように心がけています。個人的な解釈ですが、モーガンの周りにいる4人は、彼女の心の葛藤や苦痛、怒りなどの感情を表象していると考えています。それぞれの想いをお客様にお届けできたらと思っております。

上倉¦みんなで揃える部分をきっちり守るのはもちろん、メインで歌っている方の心情などをお客さんにより伝えられるように頑張っています!表情とかも大事だと思いますし、アンサンブル元々好きなので一石二鳥って感じで学ぶこと増し増しです、感謝!

田崎¦それぞれの瞬間瞬間をそれぞれの役で生きることが出来ること、且つシーンを成り立たせる為にどーゆー役割を担っているのかを考えています。

本多¦ ヒップスターとは全く真逆のキャラクターになる事です!感情を思いっきり発散してます。

塚原¦ラストはヒップスターとして演じてます。
それ以外は夢を追いかけてます!ヒップスターはボーっとしてるのでヒップスターじゃないときに運動したり、バイトしたり、、楽しかったです!二役ってことだ!贅沢です!

松浪¦創さんもおっしゃっていたのですが、自分がまずそのものになりきること、そしてその景色が実際になくても見えていることがとても大切だと思います。また私は個人的に役が一緒でもキャストさんの一人一人の色に合わせて周りの景色も変えることができればと思っております。

Q4. どんなヒップスターにしたいかお聞かせください!

福田¦誰にでもヒップスター要素はあると思っているので観てくださるお客様にありのままの自分でOKと思ってもらえるようにヒップスターワレンディアの人生を全うします!

小椋¦個性を保たせネタに走りすぎず、この作品のアクセントになるすてきな存在にしたいなと思います。

谷¦ヒップスターの一人であるストッシュを演じていますが、この役は素の自分で演じることができます。もはや自分です(笑) 。普段押さえ込んでいる自分のキャラクターをそのままストッシュという役に託しているのでありのままの自分を本番でも出せれば良いなと思っております。

上倉¦一見変な人かもしれないけど私たちは至って普通に生きているつもりだと言うことを大前提として、その中で少しずつ外せるところは外してただ変なだけではない中身のある子にしたいです!

田崎¦芯が通った役にして、その結果お客様が笑ってくれる。これが達成出来ているヒップスターを目指したいと思います。

本多¦お客様たちに「応援」されるようなヒップスターになりたいです!

塚原¦「超カッコ良く」したいです。明らかに変でキメ方間違ってるヒップスター達ですが私達はコレが超カッコイイ!と思ってやってます!表情、ポーズ、話し方、歌い方、全てにこだわっています。どんな形であれ、お客様の中にヒップスターが残れば良いなと
思っています!

松浪¦この公演が終わっても自分の目標となるような存在にしたいです。自分の型を貫き通す乗ってすごく難しいのですが、その時はヒップスターに教えてもらったことを思い出したいです!また、皆様にもそう思っていただけるようにしたいです!

1列目左から谷・福田・本多・小椋
2列目左から田崎・松浪・塚原・上倉

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