ChatGPTに自分のお絵描きの悩みを相談してみた(お絵描きコーチとしてのChatGPT)
こんにちは。
推している俳優さんのレポ絵が描きたくて、絵の練習をはじめて1年経ったオタクの「かりおか」と申します。
人の顔を描くのって難しいね
ジェスチャードローイング(略してジェスドロ)という練習を1年やって、「絵を描く」という行為は概ね習慣化できました。
しかし、私は「人の体は少し描けるようになったが顔が描けない」、特に「推しの顔に似せて描くことができない」という致命的な欠点を抱えています。
顔を描くための勉強をしようと、本を読んだり動画を見たり手を動かしたりしましたが、技術が低すぎ・理想が高すぎ・根性がなさすぎで挫折を続けています。
で、どうしようかと悩んでいるのですが、今朝突然「ChatGPTに相談してみよう」と思いつきました。
顔が描けないことをChatGPTに相談してみた
思いついたら即実行。
朝6時にChatGPTにメッセージを送信しました。
私:
推しのイベントレポート・観劇レポートに絵を描いて載せるため、絵の勉強をしています。
絵の勉強としてジェスチャードローイングを1年くらい続けていますが、顔が描けないので「作品」としてのイラストを作れないのが悩みです。
イラストを完成させてイラストの勉強をしたいのですが、どのようなイラストを描くことを目標にすればいいでしょうか?
フルタイムで仕事をしている人間が1週間か2週間で描きあげられる絵を描きたいです。
ChatGPT:
まず、フルタイムで仕事をしながら1週間から2週間で描き上げることを考慮した、現実的で達成可能な目標を設定することが重要です。
以下のステップを参考にしてください:
1. 目標のイラストタイプを決める
シンプルなポートレート: 顔を中心に、背景はシンプルに。
キャラクタースケッチ: 推しの特徴を捉えた全身像やハーフボディのイラスト。
イベントシーンの一部: シンプルな背景と一緒に推しの姿を描く。
2. 基本的な練習
顔の練習: 顔の各パーツの描き方、プロポーション、表情の練習。
デッサン: 短時間で顔のスケッチを多く描くことで自信をつける。
3. 参考資料を集める
推しの写真や映像を参考に、様々な表情や角度の資料を集める。
他のファンアートやプロのイラストレーターの作品を見て、インスピレーションを得る。
4. ステップバイステップで描く
ラフスケッチ: 大まかな形を描き、構図を決める。
ディテールの追加: 顔の特徴をしっかり描き込む。
陰影と色付け: 影をつけて立体感を出し、カラーリングする。
5. 小さな目標を設定する
1週間目: ラフスケッチからディテールの描き込みまでを完成させる。
2週間目: 陰影付けとカラーリングを行い、仕上げる。
6. 練習時間を確保する
毎日30分〜1時間、集中して練習する時間を確保する。
週末には少し長めの時間を使って進める。
7. 効果的なリソースを活用する
オンラインチュートリアル: YouTubeやオンラインの絵のクラスを利用する。
書籍: 顔の描き方に特化した書籍やマンガ、イラストの教本を読む。
8. フィードバックをもらう
友人やオンラインコミュニティで作品を共有し、フィードバックをもらう。
改善点を取り入れて次回の作品に活かす。
このように、計画的に練習しながら、現実的な目標を設定して取り組むことで、イラストの技術を向上させることができます。頑張ってください!
めっちゃまともそうに答えてくれました。
そして予想以上に回答が長い。さすがChatGPT-4.0(無料プラン)。
「目標のイラストタイプ」についての追加質問とそれに対する回答
ChatGPTの答えの2〜8については納得できたのですが、1の「目標のイラストタイプ」が私の中で決まっていなかったので、追加で質問してみました。
私:
ありがとうございます。
「目標のイラストタイプを決める」をもうちょっと解説してください。
顔が描けないのでその点も加味していただきたいです。
Chat GPT:
了解しました。顔が描けないという点を考慮しながら、現実的で達成可能なイラストの目標タイプについてもう少し詳しく解説します。
1. シンプルなポートレート
特徴: 顔の表情や特徴を中心に描く。
利点: 顔の練習に集中できる。
ポイント:
プロポーションを学ぶ: 顔のバランスやパーツの配置を練習する。
表情の練習: 笑顔や真剣な表情など、いくつかの基本的な表情を描く練習をする。
2. キャラクタースケッチ
特徴: 推しの全身やハーフボディをシンプルに描く。
利点: 顔に加えて全体のバランスも練習できる。
ポイント:
ジェスチャードローイングの応用: すでに習得しているジェスチャードローイングを活かして、動きのあるポーズを描く。
顔の簡略化: 顔をあまり詳細に描かず、シンプルに仕上げる。
3. イベントシーンの一部
特徴: シーン全体の中の一部として推しを描く。
利点: 顔のディテールが難しい場合でも、全体の雰囲気を重視できる。
ポイント:
背景の利用: 背景や他の要素に焦点を当てることで、顔のディテールに対するプレッシャーを減らす。
シルエットを活かす: 推しの特徴的なシルエットを強調することで、顔の詳細を描かなくても個性を表現できる。
顔を描くためのステップ
簡単な形から始める: 円や楕円形など、シンプルな形を使って顔のアウトラインを描く。
パーツの配置: 目、鼻、口の位置をガイドラインで決める。
ディテールの追加: 各パーツの詳細を少しずつ描き込む。最初はシンプルに、徐々に細かくする。
練習を繰り返す: 繰り返し練習することで、少しずつ自信をつける。
顔の描き方を補完するリソース
オンラインチュートリアル: 特に顔の描き方に特化した動画や記事を探してみる。
書籍: 顔の描き方に関する専門書を参考にする。
テンプレート: 顔の基本的なプロポーションを学ぶためのテンプレートを使う。
以上のステップを通じて、自信を持って顔を描けるようになりながら、現実的なイラストの目標を達成できると思います。焦らず、少しずつ進めていきましょう。
またまともそうなことを答えてくれました。
長くなるので省くのですが、もう2往復やりとりしました。
もっと詳しく悩みに答えてくれました。
簡易お絵描きコーチとしてのChatGPT
今回のやりとりでChatGPTは「自分用の簡易お絵描きコーチ」として使えるんじゃないかな、と思いました。
私が今感じている「お絵描きコーチとしてのChatGPTのいいところ」は以下の4点です。
24時間即対応:今回朝6時に思いついてChatGPTに質問を投げたのですが、まず「いつでも相談に乗ってくれる」というのはめちゃくちゃ助かりました。時間に気兼ねなく、待ち時間もほぼ無しで応答してもらえるのは本当にいいですね。
利用制限がかかるまでは何度でも質問に付き合ってくれる:回数制限が来るまでは気になることについて何度でも質問に応答してくれるのもいいポイントです。自分の納得が行くまで質問することができます(人相手だと何度も同じ質問するの遠慮してしまいますよね)。
回答が簡潔で要領を得ている:回答を番号付きリスト、箇条書きにしてわかりやすくしてくれることもありがたいです。
質問するために自分の絵の問題や悩みを言語化する必要がある:最後に、ChatGPTに質問するために自分で自分の抱えている問題をChatGPTにわかるよう言語化する必要があるというのもいいポイントだと思います。自分が何を問題と思っているのかを明文化するのは大切です。
まとめ
今回、ChatGPTに絵の悩みを相談してみた結果、非常に有益なアドバイスを得ることができました。
24時間いつでも対応してくれる、簡潔で分かりやすい回答を提供してくれる、そして自分の問題を明確に言語化する手助けをしてくれるなど、ChatGPTはお絵描きコーチとしてなかなか有用だと思います。
絵を描く上で悩みや課題がある方は、試しに一度ChatGPTに相談してみることをおすすめします。私自身も、今後もこのツールを活用して、もっと上手に、もっと楽しく絵を描いていきたいと思います。
推しのレポ絵をスラスラ描けるよう、これからも頑張ります!