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咄嗟にはじめるマイル修行(JAL)その1

はじめに

 航空会社は登場の回数が多い顧客を対象とした特別なサービスを提供している。多くの航空会社は1月~12月までの利用履歴に応じて、サービスのステータスを分類している。とくにこのステータスを取得するために短期間で多回数飛行機に乗り続け、金銭や体力、時間を無駄に消費することを人は「マイル修行」と呼ぶ。

 私もJALのマイル修行に臨もことを決心したため、その心境と環境の変化を記録する。まず私がマイル修行に取り組むことを決めた理由は、思いもよらずFLY ON ポイントが貯まっていたことに気づいたことだ。年始から仕事や旅行でちょくちょくとJALを利用していたが、9月にベトナム旅行に行ったことでFLY ON ポイントを8,120ptも取得してしまったのである。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/121campaign/2023/inter-flyon-wpoint/より引用

 これは、上記の国際線のFLY ONポイント2倍キャンペーンが登録不要で勝手に適用されてしまったことを起因とする。JALパックで購入した1泊+ホーチミン往復5万円という破格の商品から8,120ptももらってしまったのである。1FLY ONポイントあたり6.2円となかなかよいレートであっただろう。これにより、FLY ONポイントが16,865ptと人生ではじめて15,000ptを超えたのである。上級ステータスであるサファイア会員となるには、50,000ptを取得する必要があるが、残り33,135ptである。読者の皆さんはこの「33,135pt」をどう捉えるであろうか?
 JALカードCLUB-Aゴールド会員は、羽田ー那覇便(普通席(往復セイバー))で1,676ptを取得できる。よって 33,135÷1,676=19.7 と10往復する必要があることが分かった。この計算までたどり着いたのが2023年10月である。のこり3ヶ月で羽田ー那覇10往復の時間を確保することができるか微妙なところであった。
 躊躇する私を後押ししたことは、上級ステータスへの憧れであった。ラウンジでパソコンをカタカタしたり、空港でシャワーを浴びるといった行為は、私にとって非日常的な経験である。また、ベトナム旅行時に荷物の預け入れに40分ほど待ったこと、ホーチミン空港(制限区域内)でサンドウィッチが1000円ちかくしたことなど上級ステータスであれば削減できたことをいろいろと思い浮かべ、修行用の航空券を購入したのである。

 次回以降、マイル修行の過程を記録として残していきたい。

サファイア会員まで、残り33,135pt!!


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