【毎日が文鳥】あめちゃんセカオピに行く
2023年の10月ごろから血液検査、レントゲン(造影剤もあり)で高脂血症と診断されたあめちゃんは、10種の薬を朝晩がんばって飲んでいた。
そして高脂血症の治療で最も大事なダイエット。
あめちゃんは23~23.5gキープと言われてがんばってきた。
爪の出血痕も頻度がかなり減り、よくなっているようで三ヵ月でていなかったのだが、また出てしまった。
病院に行き「あめちゃんは一生お薬飲み続けるのでしょうか・・」と相談したところ、「これだけ続けていても出血がでるなら、遺伝性のものかもしれない、今やめると進行するかも・・」とのことで、かわいそうで仕方がなかった。
そこで考えたのがセカンドオピニオンだ。
かなり遠いが鳥飼いでSNSなどをしている方なら知っていそうな著名な先生に予約を入れてみてもらうことにした。
行きつけの先生にはセカオピに行くことと、過去の検査結果を見せること、薬の内容を伝えることなどは了解済みだ。
セカオピ当日、結構遠くて高速使って片道2時間ちょっと。
ついでにルナちゃんの感染症も長引いているので相談することにした。
先生は話している時もずっとくるくるとあめちゃんを診察し、爪切りとそのうけんさ、糞便検査を話しながら手早く行うという流れるような手つき。
あめちゃんの検査結果と経過をまとめたレポートなどを提出してそれを見せながら説明したところ、
「うーん血液検査の数値だと必ずしも高脂血症とは言い切れない」
「中性脂肪が高めだけどわずかに基準値から高いだけだし、同時に上がるはずのコレステロール値は高くない」
「アミラーゼ(膵臓)についてはかなりブレ幅がありすぎて自分の病院ではもう提示していない」
とのこと。
爪の出血についてだが、
「文鳥で高脂血症が爪に出ることはほぼない」
「爪を切ってみたけど少しもろさがあるため、ケラチン形成不全のひとつなのではないか、爪の中の血管が引っ張られて内出血したのでは」
「これが起こる子は今後も時々起こるだろう」
「他の爪もなる可能性はあるが、気にしないでよい」
とのことだった。
一応ケラチンのケアについては
「アミノ酸を補うといい、タンパク質など」
とのことなので、今までずっと食べているラウディブッシュのローファットでよいらしい。
ダイエットのため食事量をセーブしていたので、あめちゃんの体格なら28gいってもおかしくないとまで・・
あめちゃんのベスト体重は25~26gくらいなので、そのあたりをうろうろするくらいには食べていいんだなと思った。
そうすれば多尿もへるはずなので、無理なダイエットしなくてすむし、爪がもろいのもダイエットから来てそうなので万々歳だ。
「この血液検査した時に朝ごはんを食べていたら、それが影響してる可能性があるので、高脂血症が気になるなら血液検査したほうがいい」
と言われ、あっと思った。
そこそこ行きつけも遠方なので最初に検査した時は朝ごはんをあげてから連れて行ったのだ。
血液検査は検査入院で一泊預けたので、食後に取ったのかある程度時間をおいて採血したのかまではわからない・・・。
もしかして、食後だったから引っかかった・・?
それともその時は27gあったので引っかかった??!
と何とも怪しくなってきたので、血液検査をすることになった。
1時間後に結果がでるらしい。
ルナちゃんについてはこれまた
「ケラチン形成不全」
「抗生物質をこれだけのんでも消えないのもおかしい」
「同じところだけにしかでないのもおかしい、感染症ならもっといろんなところにできる」
「きっかけはどこかで怪我して嘴の表面が傷ついて、再生するときにおかしくなったのでは」
「薬をやめてみて広がるか確認するとわかる」
「今後も同じところが、皮がふくれてぽっちになり、それがはがれてきれいになるを繰り返す」
とのことで、またもやケラチン形成不全だそうだ。
とりあえずお薬はルナもやめれそうなのでよかった・・!
抗生物質を長く飲むのはいいことじゃないし、やめてあげたかったのでよかった・・・!
いきつけの先生にも、長く飲むのはよくないので様子を見ながら酷くなったらのんでおさまったら止めてとも言われていた。
とにかくセカオピしてみてよかった・・!!
ふたりとも一生薬なの・・・?と心配だったのだ。
あめちゃんに至っては種類も多いため、気分が落ち込む時もあったし・・
(ダイエットでお腹がすいてしょんぼりだったかもだけど)
ごはんもしっかり食べてよしのようだし、セカオピして他の先生の意見きくの大事って思った。
あめちゃんの血液検査結果だが、まったく問題なし!
中性脂肪は前回ちょっとオーバーだったが、今回は基準値内で他も問題なし。
ちょっとストレスから白血球が多かったのと、朝ごはん抜きだったので脱水気味に数値がでてしまったけどこれも帰りに車の中でごはんとお水をあげるので、一旦は問題なし。
あめちゃん薬卒業・・・!!!
よかった・・!本当に。
行きつけの先生にも報告をし、今回の血液検査結果をオンラインで伝えてお薬をやめることを了承もらった。
数字よくなってるからお薬ストップOKとのこと。
もしかしたら、半年飲んでいたので改善した可能性もあるし、ダイエットについては厳しくしなくていいけど肥満には気を付けるようにだけ心配はされた。
肥満がもとでいろんな病気の芽がでてしまって6歳になるころには肝臓がパンパンに腫れてどうしようもなくなった文鳥さんをたくさんみてきているそうだ。
肝臓そのものが病気になるのではなくて、いろんな体の弊害が肝臓に負担をかけて結果肝臓も悪くすると前々からきいていたので、肥満だけは気を付けてあげないとと思った。
あめちゃんの出血については、たしかに文鳥ではまず見たことはないが、他の鳥種ではあるので高脂血症の影響ではないとも断定できないそうだ。
ただ数値は今はよいので、このまま注意していってねとのこと。
セカオピについても賛成だそうだ。
ひとりの医者の目だけではなく、いろんな見方があるのでいろんな治療の可能性が広がることもよいと思っていると言ってくださった。
今後はセカオピも積極的に使っていこうと思った出来事だった。
そんな・・朝ごはんの影響なんてそんな・・もしそうだったらごめんあめちゃん・・!!!という反省の気持ちも込めて。
朝ごはん何時に食べたかを伝えていればもしかしたら違った結果があったかもだし、それでも中性脂肪が高かったかもしれないけれど。
あめちゃんにとっても飼い主にとってもセカオピはしてみてよかったことなので、もし今の治療で悩んでいる飼い主さんはセカオピも利用してみてほしいなと思った。
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