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桜の季節

桜の季節。若い頃は桜なんてなんとも思わなかったけど、どこかのタイミングで好きになりました。好きになったって言葉はあまり適切ではないかな。言葉にするのが難しいけど、桜そのものではなく、桜の咲く季節を愛おしく思うようになったって事かな。寒い冬から暖かい春に向けての期待感、その儚さも含めて、何か心に響くのでしょう。日本では特に入学・卒業式のシーズン=出会いと別れのシーズンであることも記憶の襞を震わせる要因かな。

学生の頃の甘酸っぱい思い出は置いといて、昨年は母と最後のお花見になりました。自宅に招いて妻の手料理を振る舞いリビングからの桜を眺める。これが最後になってもおかしくないと予感はありつつ、それがどこか現実的ではない感じもして、また来年も・・・って意識はあったと思います。

うさぎのリンクと見た桜も2018年が最後か。

別れの話だけでは寂しいので出会いの話も。我が家に来てからまだ1ヶ月弱のリンダと2019年の桜を。ちゃんと座ってカメラ目線までくれました。毎日朝晩の散歩をしながら季節を感じています。世の中の全てのものに興味があって大好きでちょっと怖くて、それでも関わりたくて仕方がないリンダ。至らないマスターだけど失敗しながら共に学んでいます。これからこの公園で何回桜を一緒に見られるのだろう。駆け足で進む犬の生涯はちょっと恨めしいよね。だからこそこの瞬間を大事に。

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