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テキサスホールデム・トーナメント記録(24/7/15)

【注意書き】
・理論として正しいものには近づけるようにしましたが、人から聞いたことがもとになっていて自分で検証した結果ではありません。間違っていることもあるかと思います。
あくまで私が理論プレイが好きなだけであり、私の楽しみ方です。人にこうしろとか、これが絶対強いとかは思いません。
・私はじゃんけんに勝たなくてもいいですが、じゃんけんに勝つ方が楽しいと思う人の方が多いと思います。私はとにかく知識をつけたい、学ぶことを優先してしまう少数派です。
・理論に慣れていない、計算が苦手なのに、理論と数値でやりたくなってしまうから、練習してポットベットとかをさっと出せるようになるようにしたい。

テキサスホールデムで、初トーナメント。
私は4位という結果で終わり!


トーナメントとは

トーナメントは、時間ごとに参加費が上がり、最終的に1位を決めるゲームシステム。手札を見て、どんどん時間が進むほど状況が切迫し、最初の時点で行くか、行かないかを判断する必要も出てくるところがリングゲームと違うところ。

今回のルール(6人プレイ)

  • 6位の人は、2~5位の人にもハーゲンダッツ。

  • 1位の人は、車で送迎あり(迎=次回イベントのとき)

このルール設定や、タイマーの用意、会場、タイムテーブル作成、プレイリスト作成など、主催の方が、皆が楽しめるようにたくさん準備をしてくれた。感謝。

M値/パワーナンバー/オールイン表について

M値/パワーナンバーとは

M値とは、あと何周耐えられるかということに加え、その勝負での残り参加人数が何人か、の掛け算で割り出される数値。スタックの数÷(SB+BB+アンティ×自分より後のハンド人数)で計算ができる。(※ハンド人数:参加可能な人のこと。→自分の前にレイズなりコールなりしている人がいる場合については後述。)

この値がパワーナンバーとされ、それより上の手札であれば、初手オールインをしていいとされる。あくまで初手オールインの指標。また、誰かがオールインをしたときには、どのくらいの手札か予想をつけることができる。

相手がオールインをしたときのオールインコール(自分もオールインする、自分の方がチップをもっている場合は、オールインした人と同額を出す)としては、上から二番目まで(赤・黄色)の強い手札が推奨。BBの場合、参加費を払っているので弱めの三番目(緑)でも行ける。それ以外はフォールド推奨。オールインに乗るというのは、それだけハイリスクハイリターンということだ。仕掛けるなら自分からの方が強い。

https://zero-poker.com/power-number/#google_vignette

パワーナンバーの詳しい計算方法

(例)残りチップ500 SB50 BB100 アンティ100
自分はボタン

この場合、一周耐えるのに250かかるので、二周耐えられるということになる。その場合、「2(周)」が掛け算の1つ。

あとは、自分の後ろのプレイヤーが何人いるかを数える。自分がボタンだったらSB、BBの「2(名)」。これは前のプレイヤーが全員フォールドしている場合で、前のプレイヤーが参加している場合、コール参加を1.5(面倒なので1で計算)、レイズの場合は5とする。※これは友人に教えてもらったものでネット上のソースはない。それだけ強い手札だからM値を出すときの掛け算の数値としては上がる。自分より前にレイズをされたら強い手札なので、フォールドしていいことが多い。

上記の例に戻るが、この場合は、2(周)×2(人)で4だ。Q2oから初手オールインできる。すごい範囲だ。

M値の意味

前の人がフォールドしている段階で、初手オールインタイミングのときに、オールインするかどうかの指標になる。M値を見ると、思ったより色んな手札でオールインできることがわかる。スタック(自分の所持金)が少ないときは、積極的にオールインをしたい。

M値に従って初手オールインをすることは、初手オールインのメリットである「相手を下ろせて、参加費をタダでもらえることがある」というメリットに加え、下ろせなくても十分戦えるような期待値のある数字であることだ。ポーカーの戦いに0-100はないし、M値が高いと、参加した人でのじゃんけん勝負に勝ちやすくなる。

じゃんけんだとしても、勝率を少しでもあげられるようにするために、知識や技術を身に付けたいと私は思うが、あくまでじゃんけんだとも思うし、人による。

M値が高い(オールインの価値が上がりやすい)数字

これは、リングゲーム(同じBB、アンティでずっとやるゲーム)とはまた別の指標だ。

  • ペア。リングだと強い・中間・弱いがあってまた違ったものになるが、オールインだとどれも強い。人によるが、5ポケット(ポケット=ペアのこと)、あるいは4ポケット、までは強いペアとしてもいい。※これも友人の感覚の話でネットソースはない。相手もペアだと数字が弱い方は勝率20%になるので注意だが…。

  • 強い数字。AK。リングだと、Aのトップヒットだけだと不安になることが多いけど、オープンしたあとの結果論=その後の駆け引きがないオールインでは、Aのペアという役は十分強いから、Aそのものが強いと考えていい。ただ、ドミネートされることもあるから相手の手札次第。

  • スーテッド(=同じ絵柄)。フラッシュにできる強み。M値によるが、低い数字の組み合わせでもスーテッドの場合オールインしていいときがある。

トーナメントで大事なこと

とにかく、6位をとらないこと。そして、1位をとること。

だから、6位が確定していないタイミングでの振る舞いと、それ以外というのは変わる。とにかく、一番最初に飛ばないようにするというのは大事で、序盤や、例えば自分が5位で、6位の人が参加していて、後の人が控えているときには、強いカードでもあまり無理をする必要はない。状況を詳しく説明したいのでこれは別の記事で補足するが、AAでも降りなきゃいけない悔しい盤面なんかも存在する。

復習だが、トーナメントは、スタック(手持ち)とブラインド(BB)で残り何周耐えられるかが決まり、今の勝負に何人参加するかと掛け合わせると、M値が決まり、オールインして闘えるハンドが決まる。6位が決まったら、指標となるのはM値だ。大きい大会だと10位まで○○大会の参加チケットがもらえる等の賞があることはあるが、一卓囲むくらいだったら1位と6位を決めるくらいのことが多い(のかな?)。1位をとるためには勝負のタイミングでは勝負しないといけない。勝負をして、負けることもあるが、それがトーナメントというもの。全てに愛された人が勝てるものだと思っている。

プレイ集

私が飛んだときのプレイ(ミスあり)

SB60 BB120 アンティ 120 
私残りスタック?。100のチップはなくなってた
私(BB):A2s、友達(ボタン):A10o

プリフロップ
友達180でコール(※卓のルール的には240~だったが、ここでいうこととは関係ないので省略。)
私追加60でコール(ミス)→正しくはオールイン
このときの「オッズ」については以下参照。

「オッズ」について
「BBの場合、参加費を払っているので弱めの三番目(緑)でも行ける。」と前述した。私のM値は1(周ももたない)×1なので2だ。所持金には100チップがない。つまり、5BB以下位だったと思う。

オッズについてはまた詳しく説明するが、60[コールに必要なお金]÷(ポットのチップ数60[SB]+120[BB]+120[アンティ]+180[友達のコール]+60[私ののコール])×100=11%という計算方法になる。11%以上の勝率があれば、コール以上が絶対だ。コールはなんとなくわかったのだが、そこまでしかできなかった。
この場合、スタックを鑑みたらオールインだった。
そこがミスだった。
けど、結果的にドミネートされていてプリフロップの時点でどうやったって敗けている。

フロップ
私コール友達オールイン私オールイン
ターン
友達ストレート形成。勝ち目なし。
リバー
2が出て私ワンペア。
が、ターンがJだったので私は敗北。

面白かったプレイ(チョップ)

ポット少なめ、スタックお互い十分。
私:A10♡、友達:A10◇

プリフロップ
私3倍ベッド。友達迷ってコール。
フロップ
私コール。心の声。「A持ってる?私は…どう見える?」
友達オールイン。「かすみはAを持っていないらしい!」
私コール。(?)
友達 (?)
結果【A10♡◇】

この回でいちばん盛り上がったポイントだった。
(少なくとも友達と私の間で。)
最後私のこともA10で飛ばしていたので、友達のマイハンドがこの日からA10になった。

ちなみに片割れの私は、最後の闘いも含めて4回くらいのオールイン全部敗けた。これがトナメ…。

今回のまなびと楽しさ

友達に協力してもらい、色々教えてもらった。フラッシュ/ストレートドローのときのことや(かける額を1/3ポットではなく、ポッドの8割にしなきゃいけなかった。これも別記事に書く。)、ブラフのこと、トーナメントのこと(その友達たちでやるときの例)、オッズのこと、ドンクベットのこと。挙げていないミスプレイとしては豚なのにリバーでの少額レイズに乗ってしまったことなど。先週日曜のポーカーでそれは悪手だということが実践的にわかる。

先週日曜にその友達と私の友達でポーカーをやり、今週金曜日にもその友達の友達とポーカーを(私の家で)やることになった。ポーカーを教えてくれたり、ポーカーをやる機会をくれる友達たちには感謝だ。この会に誘ってくれた友達も、また8月に誘ってくれた。(ここの部分を書いているのは7.31(水)。)

やってみてわからないことが何かわかった。それについて色々理解を深めることができた。プレイはうまく行かなかったけど、やるたびに学んでいくことができたらそれが私の楽しさになると思う。

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