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どんなアリーナが日本各地に建つんだろ

お久しぶりです。
渡辺です。

備忘録として最近思っていることを綴っておきます。

チームの現場で働く人間として日本の色々な所でバスケットボールの試合をしています。全国各地のアリーナ、体育館で試合をする訳ですが津々浦々な特徴があります。例えばこの記事の表紙(?)に使った写真は新潟のアオーレ長岡です。新幹線の止まる長岡駅から徒歩数分、会場まで屋根があるので雨や雪で濡れる心配なし。建物はオシャレで綺麗です。初めて行くところでしたがいいとこでした。


アリーナの特徴で個人的に見てしまうところは

観客とコートの距離感、非日常感、アクセス、ネット環境、関係者入口からロッカールームへの導線、ロッカールームからコートやベンチへの導線、バスをつける関係者入口の場所や環境、機材搬入口等

と、結構気にするポイントが多いです。

それぞれのアリーナの特徴など挙げだしたらキリがなく、完璧なアリーナなどそもそも存在しないのかもしれませんが、少しでも関わる人間のストレスを減らす、良い環境でバスケに関わってもらおうと思うと気にしなくてはいけないところは多くあると思います。
2026年から始まる予定の新B1基準を満たすアリーナを建設中や建設予定のチームが増えてきている中、どれだけのアリーナが現場、運営、観客にとって心地よいものになっているのか。もちろんリーグによって色んな条件が設けられてはいるものの、先に挙げた例のような現実的な運用における思いやりの部分まではカバーできません。(そもそもアリーナをバスケ専用では建てられないので、他のイベントでも使うことを考えなくてはいけなくて作る人は頭おかしくなると思う)
個人的にはハード面(アリーナ)が揃ってくればアリーナでの非日常的な体験がより多くの人を惹き付けると思うので、プラスアルファで各アリーナにどんなこだわりと思いやりを散りばめて新アリーナが建設されていくのだろうというところまでを含め楽しみにしています。

また、アリーナを作るためには行政の協力が必須なわけですが、最高のアリーナを作るためにはやっぱり現場(チームや運営興行)のことやファン目線のことをよく理解している人がプロジェクトに関わる必要があるなと思うわけです。あとは日ハムの新球場みたいに実はここが基準満たしてないので使えませんよー、みたいなことがないようにしっかりとアリーナの基準を理解している人も大事!
まだBリーグは若いリーグですし、なかなか難しいかもしれないですが、今よりも多くの現場の人がフロントに入っていくことも必要かもしれないなんて思います。もっともスポーツマネジメントをアメリカで勉強してた身としては自分と同じような人が増えてきて欲しい(私は今現場の人間ですが)。
こういったところも変わっていくとまだまだ大きく、面白いリーグになっていくのではないでしょうか。

なんだかボヤいているみたいになってしまった気がするのでこんなところでやめておきます。
とにかく全国各地にリーグの基準を満たしたスポーツを観るアリーナが建っていくのを楽しみにしておきます。細かなこだわりまで見てみると面白いかもしれません。

なんか何の気なしに描き始めて、書き終わったのは大晦日でした。
皆様良いお年を。
ではまた。

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