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“バスケが文化に根付く”の過程を見ているのかもしれない

お久しぶりです。
渡辺です。

2年ほど前に『"バスケが文化に根付く”のひとつの答えを見た気がする』という記事をnoteで書きました。
あの時はやっぱり沖縄ってバスケ大国で凄いなとただ感心するだけで、日本でバスケが文化に根付くのにはまだまだ時間がかかりそうだと感じていた自分がいました。

でもこの週末で今がまさに文化に根付いてきている瞬間で、その過程の中にいるのではいかと思ったので備忘録として残しておきたいと思います。

普段の拠点は佐世保なので長崎市内を散策することはあまりないのですが、友人に誘われてとある飲食店に顔を出すと、"さっきまで○○(選手)のTシャツを来た人たちが食事してたよー"と教えてくれました。
試合後だし、会場からもそんなに遠くは無いしそんなこともあるだろうと、その時は思ってましたが後になって考えると食事に行くなら自分だったら着替えてから会場を出るし、めちゃくちゃ嬉しいことだなと思いました。

食事中もヴェルカのスタイルは観ていて面白いし、会場はほぼ満員で、お客さんの雰囲気もいいなどと友人に褒められ気分よくその場を後にしました。

帰り道には、家族4人でヴェルカのグッズを身にまとい仲良く歩いているご家族を見かけました。その様子が自分の語彙力ではなんとも説明しきれないのですが輝いて見えて、どんな会話してたんかなーとか想像が膨らみました。(さっきシャワー浴びてたらその光景を思い出してめっちゃ泣いたのは秘密)

試合があった日だからというのはもちろんあると思います。
でも試合が終わって何時間も経った後もヴェルカの服を着たまま食事を楽しみ、街に繰り出していく人たちがいて、そんな姿を中の人間が目撃して感動して。お前は中の人間だからだろと思われるかもしれないですがとにかく感慨深いです。

小学生の時、毎週のように関東大学学生リーグやJBLの試合を観に色々な会場へ両親と行っていました。ウインターカップにも大会初日とか2日目とかから毎日学校帰りに東京体育館まで足を運び観戦していました。
ガラガラの代々木第二体育館、青学記念館など。満員の会場などウインターカップの最終日の東京体育館以外でみたことがありませんでした。

そんな風景が当たり前だった自分が初めて生でNCAAとNBAをみたのが中学生に上がる春休み。
ホームチームの色に染まる超満員の会場を見て大きなショックを受けたことを忘れることはありません。これでは日本がアメリカに勝つことなど叶わない、これではいけない、ベースが違いすぎると子どもながらに本気で感じました。
日本でバスケを文化に根付かせないと!と思い始めたのはここからです。まずは満員の会場を作るところがスタートラインだと勝手に思っていました。

長崎ではありがたいことにプロのバスケの試合を観るためにチケットを買うことが困難な状況になっています。
13年前の自分に言ったら絶対信じないです。5年前でも信じないかも。
アリーナが必要だと日本各地で色んな人が必死になって動いているなんてもっと信じないです。絶対。

試合会場はほぼ満員で、街中にはバスケチームのグッズを身にまとい歩いている人がいる。

自分が夢見る世界に少しづつかもしれないけど進んでいるのではないかと。やろうとしていること、やっていることは間違っていないのではないかと。日常にバスケが溢れ文化に根付く世界線もあるのではないかと。ちょっとばかりの希望を感じる光景でした。

まだまだ出来ること、やらなくてはいけないことは沢山あります。
頑張るという言葉は具体性がないので個人的に少し苦手です。でも頑張ります。

熱くなって思ったことをばーーーっと書き出したので文章の構成もなにもなく、読みづらく恐縮です。感情の備忘録なのでご容赦を。
とにかくやれることを精一杯やりたいなと改めて感じました。

今回はこのくらいにしておきます。下書きに書き溜めている記事たちがいつか世に出されることはあるのかな、、、

では。

ps
この記事の写真は大阪に住んでた時にフィルムカメラで撮った近所の写真。味があってお気に入り。

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