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ブライアン・イーノの生成ドキュメンタリー「ENO」
ブライアン・イーノのキャリアを追ったゲイリー・ハストウィットのドキュメンタリー映画「ENO」が英米で先週末から一般公開が始まっている。
フォントの「Helvetica」をテーマにしたドキュメンタリーやデザイナーのディーター・ラムスのドキュメンタリーなど、ちょっと変わったテーマのドキュメンタリーが得意な監督がブライアン・イーノを撮るとどうなるのか。
イーノが初めて公認した準オフィシャルなドキュメンタリーということでサンダンスで公開されて以来ずっと話題だし、その後世界各地でのプレミア上映の評判も良いようだ。
YouTubeに上がっている公式トレーラーを見ると実際これは期待できそうだし、4月にリリースされたサウンドトラックを聴いて映像を待ち望んでいる人も多いと思う。
とはいえ実際に中身を観ないことには最終的な評価はできないので、日本でもフィジカルな上映が行われたり日本語字幕付きでの配信開始が待ち遠しい。
このドキュメンタリーの特徴は世界初の ”Generative Documentary”。ジェネレーティブ(ジェネラティブ)・ドキュメンタリー、あるいは流行りの日本語で ”生成ドキュメンタリー”。
映像を生成するアルゴリズムをソフトウェア的に実装し5兆通りを超える組み合わせの映像が生成されるそうで、理論的には上映するごとに異なった映像で上映することも可能。ただ実際に上映されているのは数パターンだったらしいが。
”生成AI” という単語が一般化しているので ”生成ドキュメンタリー” もAIを利用するかというとそうではなくて、あくまでアルゴリズム的な処理によるものだそうだ。
このドキュメンタリー「ENO」は公認にドキュメンタリーだが、これ以前にも何本かドキュメンタリーが制作されたことがあるようだ。
そのうちの1本をブログで紹介している。
ドキュメンタリーへのリンクは記事中に記載しているので読んでみて欲しい。
(YouTubeには上げられない映像なので)
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