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ジリア設定

・プロフィール

名前: ジリア
性別: 女性
種族: 人間
年齢: 18歳相当
所属: 福利厚生課
クリアランス: 4(役員クラス)
番号: Ka-Hr-52

・人物

気づいた時から観測者に務めている局員の一人。
服装や体つきは現代人のものであり、ヴィルーパのファッションより古い。

一人称は「私」。見た目より大分礼儀正しい性格である。
性格は保守的であり、物事を一歩引いてみる立場を取ろうとする。
大抵上手くいってないが……
分かりやすく言えば、『秩序・中立』である。

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特別な能力を持ち合わせておらず、全てのステータスが人並である。
しかし、暇さえあれば様々な場所へ観測業務に向かう積極性がある。
当人曰く、「痛いのは好きじゃないけど、死んでも助かる」と
観測者の"残機システムズ"に全力で頼っている。
結果的に業務スコアは高い。

福利厚生課に所属しており、そのトップに位置しているが、成った理由は
「一番務めが長いから」である。
仕事としては、各種局員の生活サポートや、施設運営、食堂の管理を行う。
特筆した能力がない分、人種も嗜好もバラバラな局員のことを並行して考えるのは都合が良いようで、適切な対応が可能である。

ステータス

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〇筋力:3
一般的な女性の筋力と同程度である。
〇素早さ:3
こちらも一般的な女性の速度と同等である。
〇賢さ:5
特出した知的能力を持たないものの、観測者での経験で多少の知識を得た。
〇器用さ:4
一般女性の持てる器用さである。例えば、料理をしながら次の観測対象を考えたりできるし、掃除をしながら世間話に花を咲かせたりできる。
〇運の良さ:3
望まずに観測者に入っている時点で運が悪いと言えるのではないか?
〇忠誠心:9
「観測者が無ければ自身は存在しない」と理解しているため、観測者という組織の発展に出来る限りのことを行う。そのためには文字通り命を懸ける。
具体的には、精神汚染には自身の脳が焼き切れようとも耐え、自身の手で観測者に被害が及ぼうものなら即座に自死を行う。
死力を尽くすことで他能力値のブーストも可能であるが、終わった後に普通に体を壊す。
なるべく体は大事に扱いたいし、苦痛を伴うのは避けたいが、必要であればなんだってする。それが、観測者わずかでも貢献するなら。
その際に、観測者の"残機システムズ"を利用することに躊躇が無い。

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局員への感情

〇福利厚生課
・雨町(呼び方:雨町局員)
 基本感情:諦念と信頼
 数々の悪戯を受けており、若干諦めつつ注意と後始末をしている。
 しかし、福利厚生課に居ついてくれている初めての部下であり、所属し続けてくれている点だけでも信頼を置いている。
 時々仕事をしているのを見るとひどく喜ぶ。ダメンズへの感情では?

・白亜九瑠璃(呼び方:白亜局員)
 基本感情:信用と嫌気
 上司と部下の関係であるが、背丈や落ち着きに親近感を感じている。仕事はきちんとしており、協力もしているため信用している。
 同時に薬物に対する執着も理解しており、そのことについて度々咎めてはいる。これも一種の求道か、とも思っているがそれはそれとして、食事に勝手に混ぜるのは止めてほしい。

・わかさぎ(呼び方:わかさぎ局員)
 基本感情:期待と脅威
 弟か妹が出来たように感じている。度々頭をなでたりしている。これからの活躍に期待しながら、様々なレクチャーを行っていきたいと考えている。
 それと共に、後ろ暗い過去についても知っている。知ったうえで何かできるわけでもないので、それによる破局が起きないよう祈りながらの指導である。時間が解決してくれるのではないか、とぼんやり考えながら……

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・本当の経歴

観測者本部にやってくる過程で消失したため『経歴』は無くなった。

元は2010年代の文明レベルの世界からやってきたごく普通の一般人。
目の前に出てきた”鳥居”に吸い込まれるように入って観測者本部へ到達。
その際に代価として『世界の存在』を代価とされてしまう。
結果として、観測者本部に体の半分が入った時点で元の世界の消滅が発生、
発生した衝撃で体が粉微塵になった。

散り散りになった肉片を集めて"残機システムズ"に投入したところ、
元の世界の歴史が消滅したため参照できるデータが無く、空っぽの肉体が生成された。そのままでは人的活動ができないため、実験的に作成された”平均的局員の記憶データ"をダウンロードし今に至る。

結果的に、ジリアには観測者に入るに至る使命や動機、過去が存在しない。
あるのは「執着の無い無限の体」と「観測者に組み込まれた知覚」、
「自身が消えないために観測者を残すという執念」である。
自身を再生成した際に生じた衣服を出来る限り着ているのは、唯一残った過去の証拠を忘れないようにする意識なのかもしれない。

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