見出し画像

日本の夏、オタクの夏(1)

どうも、1UPです。前回の投稿が8月5日ってやる気あんのかマジで???????????????
最初の投稿からは3週間経ったし小学校の頃の記録は更新したけど投稿数がこれ含めてたったの4なのあまりに情けなさすぎる。頻度、上げていきたいですね。

さて、オタク(一人称)、この度東京へと一人旅をやりに行ってきました。一人旅、良い響きですねぇ。悠々自適って感じ。





いや違うな。これだと事実に対して文面が爽やかすぎるわ。訂正します。



オタク・イベントでむせ返るようなオタク臭に耐えながらエロ本を買い漁ってきました。(最悪)


要するにコミケってやつですね。実際はエロ本だけ売ってるわけじゃないんですが...
オタク(一人称)、醜い生き物ですゆえ...


まあ悲しいかなこれが現実です。事実、東京にいた3日間のうち2日は参戦してましたし...
というわけで今からコミケレポートを書いていこうと思うのですが、毎度の事ながら駄文かつ長文になるのは目に見えているので先に断っておきます。特に今回はあった事をひたすら書いていくつもりなので多分めちゃくちゃ冗長になると思います。もしかしたらあまりに長すぎて分けるかもしんないです。要点の抽出が苦手。ごめんね。(追記:多分3つに分けます)



2019年8月10日 午後6時45分。
淀川花火大会へと向かう人の群れの中に、花火大会に行くにしては不自然に大きな荷物を背負った汗だくのオタクが1人。
彼の名は1UP。8月9日からの4日間で東京ビッグサイトにて行われる日本最大級のオタク・イベントであるコミックマーケット96、通称「コミケ」に向かうバスに乗車すべく、梅田スカイビルに向かって梅田の街を歩いていた 。彼のお目当ては3日目である。
彼のリュックサックには塩タブレットや塩飴、待機列用の椅子や冷感スプレーなど、有明で彼を待ち受けるであろう灼熱地獄に備えて購入したグッズがパンパンに詰め込まれていた。
事前の準備を完璧に済ませ、あとは梅田スカイビルにあるバスの乗車地点に向かうのみとなっていた彼はしかし、予期せぬトラブルに巻き込まれていたのだった。



「地下道通れないなんて聞いてねぇぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



そう、花火大会開催に伴ってグランフロント大阪前から梅田スカイビルに抜ける道が封鎖されていたのだ。
(Twitterでは地下道って言ってたしさっきも地下道って書いたけど記憶が2年前の大阪旅行の時で止まってました。その年の冬に地下道が閉鎖されて地上の道が出来ていたとのこと)

本来であれば上の画像に示した通り6分ほどで梅田スカイビルに到着するはずだったし彼もそのつもりで行動していたのだが、実際にはその3倍、18分たっぷりと歩かされるルートを歩いて迂回するハメになったのだった。(下の画像参照、ナマクラくん(@NmkR_h)より頂きました)

ただ迂回するだけならまだしも、その迂回路には花火大会に向かう数えきれないほどの観客が。横断歩道の信号が切り替わるタイミングでしか前に進めないことによるストレスに加え、クソみたいな密度と人の熱気が彼からジワジワと正気を奪っていた。
何が一番キツいかといえば、周囲にはいかにもリア充といった感じの人間がウジャウジャ。男女混合の和気あいあいとしたグループ、仲睦まじい家族、そしてもちろんカップルまでもが彼を取り囲んでいた。

僕は普通に立ってただけなのに男が彼女らしき女性を僕から遠ざけるように引き寄せたのが1番キツかったです。マジでキツかったです。
(あまりの辛さに文語体を粉砕)
思い出しただけでも泣けてくる。


約30分間に渡るストレス、熱気、精神攻撃の三重苦に苛まれつつも(ヘレン・ケラーか?)ようやく梅田スカイビルにあるラウンジに到着した彼は、冷房が効いた空間のありがたさを噛みしめつつ、早めに行動した自分を褒めていた。実際1時間遅れた7時30分頃に迂回路に入っていれば恐らく8時の発車には間に合わなかっただろうと思うと今でも恐ろしくなる。やはり余裕を持った行動が一番であると再認識した出来事であった。

発車時刻が近づきバスに乗車しようと外に出た彼を待ち受けていたのは、先程までの苦痛の遠因である淀川の花火。
まるで彼の東京行きを祝福するかのようであった。実際はそんなことあるわけがないのだが

午後8時。彼を乗せたバスは、東京は有明、目的地の東京ビッグサイトへ向けて走り出したのであった______。



ここまで何となくのノリで文語体もどきで書いてみたけど思ったよりも難しいですね。やっぱ口語体が一番!!!!!!ここから先は口語体でやっていこうと思います。圧倒的に書きやすいし。
始めにもしかしたら分けるかもって書いたけど、もうちょっとだけ続くんじゃ。



バスに乗車したオタク達の中には観測しただけでも僕の他にPが2人いました。ワオ。
何せコミケ3日目のジャンルの中にはアイマスがありますからね。きっと担当のあんな本やこんな本を買い漁りにいくのでしょう。

人のこと言えたもんじゃないですが。


夜行バスに乗車するにあたって最も懸念していたのが睡眠不足です。睡眠不足のまま灼熱の待機列に挑んだら間違いなく死にますしね。

某旅番組の影響もあり(↑)夜行バスは寝られない物、というイメージが強かった僕は、中学・高校時代の居眠りによって身につけた「眠けりゃどこでも寝られちゃうユニークスキル」を信じ、ひたすらに目をつぶっていました。
結論から言うと一応ある程度ちゃんと睡眠が取れたので良かったです。普段は邪魔者にしかならないユニークスキルもいつ役立つか分からないものですね。


↑これは休憩地点の草津PAで見かけたエセ科学


休憩の度に叩き起されながらも一応なんとか必要最低限の睡眠時間を確保した僕は、5時15分頃に有明の地へと降り立ちました。今までテレビやTwitterでしか見たことがなかった東京ビッグサイトをついに生で見たことにより若干興奮しながらも、当日入場分のリストバンドを一刻も早く入手すべくリストバンドの購入列に並びました。(事前に買えていなかった雑魚)







臭い。



そうか、これがいわゆる「オタク臭」なのか...



知らない方向けに説明すると、このコミケ、恐ろしいことにちゃんと風呂に入っていないオタクもやってきます。一般人の感覚からすれば信じられないとは思いますが、風呂に入らないオタクっていう生き物が存在するんです。この世には。恐ろしいね。

においに関しては一応事前に調べて覚悟していたのですが、いざ体感すると凄まじい嫌悪感と同時に恐怖感に襲われました。酢酸をイメージしてもらえると近いかと。少なくとも人間が漂わせていいにおいではないです。自分でも臭いと思わないのか...?
おまけにうちわで涼を取りながらオタク臭を拡散させてやがる。ふざけんな。
悪臭オタクから可能な限り遠ざかりつつなんとかリストバンドを入手した僕は急いで待機列へ。列についたのは午前5時40分でした。最初の写真を撮ったのもこの時です。オタクの群れ。
具体的な時間は忘れましたがしばらくしてからスタッフさんの誘導があり列の位置が確定。
こうして10時頃まで続く灼熱地獄 in 有明がスタートしたのでした......................



ここを書いてる時点でリアル時間は午前5時24分、たっぷり昼寝したとはいえこれ以上は流石にしんどいし長ったらしくなっちゃうので2に続きます。明日までには上げたいですね。それではおやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?