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珈琲と私〜2〜

こんにちは!マスター吉良です。
昨日UPした「珈琲と私」が思いのほか反響が大きく驚いております。
今日は喫茶店のマスターになろうと思ったきっかけについてお話します。

「珈琲と私」〜2〜
無事に受験を終え高校生となった私は学業はそこそこに、
部活のサッカーを中心に日々を過ごしていました。
高校時代に飲んでいた珈琲といえば缶コーヒーが中心でした。
UCCの3色缶、ダイドーの樽缶、POKKAなどを良く飲んでいたことを思い出します。部活帰りにみんなで自販機の前にたむろし、しょーもない話で
盛り上がっていました。(そのころはコンビニも殆どなかったなぁあ〜)
このときの情景を思い出すといつも尾崎豊の「15の夜」の歌詞が流れます。
「100円玉で買えるぬくもり 熱い缶コーヒー握りしめ」のところね。
(あの頃は缶コーヒーも100円だった・・)

その頃、いとこの兄ちゃんに良く喫茶店に連れてってもらいました。
桑名にある「とまと」という喫茶店です。
喫茶店というよりは今で言うカフェと言う感じのお店で、店内もおしゃれで
雑貨などもおいてあり、きれいなおねえさんがCoffeeを淹れてくれて、
なんだか自分もちょっとおしゃれに?大人に?なった感じがして
すごく嬉しく、兄ちゃんええとこ知ってんなぁ〜って思ってました。
父親が連れて行ってくれる喫茶店とは全然違い、多感な時期の僕にとっては
めちゃめちゃ刺激を受けました。

高校時代ににも色々な珈琲を飲みましたが、缶コーヒー、インスタント、パックのコーヒー牛乳が中心でした。(まだ自分で淹れたことはありません・・)

でも高校時代に喫茶店、カフェの仕事に出会い、もともと料理を作ることが
好きだった私はコックさんになりたいなぁ〜っという気持ちが出てきました。
しかし、私はある食べ物が苦手でして、この時代は好き嫌いは絶対ダメの
時代だったので、料理人として仕事をするには厳しいかなと考え断念。
(甘っちょろいですね)
卒業して、仕事をする決意もなくまだまだ甘ちゃんのわたしはとりあえず
大学に進むことになります。

大学時代は名古屋市天白区の平針に住み、駅近くのミスタードーナッツで
アルバイトをはじめました。はじめは店頭での販売員だったのですが、
店長から声がかかり、製造に移動となりました。
ここでは色々な経験をさせてもらいました。
ものづくりの楽しさ、
接客の仕方や言葉遣い、衛生管理、ドーナツの作りからや盛り付け方、
(フレンチクルーラーとオールドファッション得意でした笑)
お酒の飲み方、スキー、ボード、ビリヤード、ボーリング・・・
後半は遊びの仕方ばかりですが、何より一番学んだことは
「仕事をしてお金を稼ぐということ」
両親がいかに偉大で、愛情を持って自分をサポートしてくれているのかと
いうことを痛感したのを覚えています。

仕事として飲食業を選んだときのことを書こうと思ったのですが、
長くなりすぎたので、その話はまた次回!

Coffee is Power !!

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