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珈琲と私〜5〜

こんにちは、マスター吉良です。

「珈琲と私」第5回です。

【兎にも角にもティラミス!】
今日は私が入社した当時の流行していたスイーツについて。
ここ1.2年はタピオカが世の中を席巻してましたが、
私が入社した当時は、ナタデココ、ティラミス、パンナコッタでした、
中でも世のイタリア料理ブームもあって、世の中なんでもティラミスだったのを
思い出します(笑)
ティラミスとの出会いは衝撃的でした、マスカルポーネの濃厚な味わいに
エスプレッソの染みたスポンジ、盛り付けも斬新で何もかも初めて見るものでした。
マスカルポーネって何?チーズってパルメザンとチェダー、QQBしか知らないよ?
エスプレッソ??なんか少なくない?苦いだけじゃない?砂糖を三杯も入れて飲むの??って感じでした。
今ではとても皆さんの前では話せないような知識でした(笑)

確か、スパゲッティーからパスタに変わったのもこの頃だったように思います。
ケーキ屋さんからパティシエへ呼び名が変わってきたり、
バリスタという呼び名も徐々に出てきたのもこのころかなぁ。

【料理の鉄人】
このころ夢中になってみていたのは【料理の鉄人】というテレビ番組。
道場 六三郎さん、石鍋シェフ、酒井シェフ、陳 健一シェフの創作料理に
一喜一憂していました。
決められた食材を様々な料理法、盛り付けで観客を魅了する姿に
毎週見惚れたなぁ〜。
独立後、酒井シェフがご来店頂いた時は震えました・・・。

そんな中、私は日々調理の技術を磨いてました。
そう、まだサイフォンコーヒーには出会ってません(笑)
珈琲は淹れてたのですが、レストランの店舗だったため珈琲は
一回で15杯ほど入るコーヒーマシーンを使っていたので
味というよりはいかに早く提供するかという方に重点をおいていたように
記憶してます。
しかしながら、この時のお客様を待たせないオペレーションと提供時間の意識が
今の私にも根強く残っており、カウンターでの作業は常に意識しています。

メルサ店での勤務が2年ほど経った時、私に移動の話がやってきます。
それも店長として。
一日も早く店長になりたかった私は、二つ返事でこのお話を受け転勤することとなりました。
もう時効だから良いかと思いますが、その時、店長業務に必要な仕事が
たくさんあったのですが(棚卸とか計数管理)店長になりたい私は
本社の方から、店長業務はできるのか?という質問に対し、
自信満々に「はい、もちろんです!」と嘘ついて話を受けてしまいました・・。
そのあと実際に店長業務をした時は、まぁ大変で、いつもお世話になった店長たちに電話して遠隔で教えてもらってました。
この頃はホント沢山の先輩方に支えていただきました。
いまでもその当時の先輩がたには頭が上がりません・・・。

次回はこの転勤で初めて店長になったお店「カフェベレー 京都伊勢丹店」での
お話です。

Coffee is Power !!

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