珈琲と私〜50〜

50回なんとか続きました。ありがとうございます!

こんばんはマスター吉良です!

「珈琲と私」第50回 今回で一区切りとさせていただきます。

新型コロナウイルスの影響で「STAY HOME」を余儀なくされ、
何か皆様のお役に立てることはないかと考え、始めた「珈琲と私」の連載。
50回に渡り、私の幼少期から現在に至るまでのお話を書かせて頂きました。
沢山の方々から、「楽しみに読んでるよ!」というメールや直接お声をかけていただきました。中には直接お手紙を頂いたお客様もいらっしゃいました。
このような厳しい状況の中、皆様とのつながりを実感できたことが私にとっても
大きな財産となりました。本当にありがとうございました!
そして、改めて色々な事があったな〜と思いました。
コーヒー業界に入り25年が過ぎました。
初めは喫茶店のマスターになりたいと思って入社したUFSで沢山の勉強と
多くの先輩、仲間と出会い、喫茶店でもコーヒーに力をいれた珈琲店を目指そうと
考えが変わり、その後も多くのバリスタ達と出会い、切磋琢磨する中で
自分で焙煎を行う自家焙煎珈琲店を目指すこととなりました。
最初のイメージしていたお店とは全然変わってしまいましたが、私なりに本当に良い店が持てたと自負しております。
私のお店の自慢は、カウンター席から席が埋まっていくところです。
喫茶店=地域の人々のコミュニケーションスペースという考えは全く変わらず、
私の最も大事にしているところでもあります。
あまり大きな声では言えないのですが、緊急事態宣言解除後、当店も引き続き
3密にならないように窓を開放し、消毒も徹底、席も間引きして営業しておりますが、
それでもカウンター席から埋まっていきます。
不謹慎かもしれないですが、本当に嬉しかった。
コーヒーを飲みに来ていただいているのですが、常連様は私や河邑、上村、スタッフとの
会話を何よりも楽しみに来てくれています。
美味しいコーヒーを飲めるお店は沢山あります。その中でもCafe de UN Danielsを
選んでいただき、かつカウンター席にかけていただけるという事は、
それだけじゃないものがうちにはあるからだと思います。
河邑のラテアート、上村のスイーツ、そして何より二人の人柄があってのものだと
自信を持って言えます。
私はこの1年ほとんど月の半分はお店を不在にし、全国を飛び回っていました。
河邑は店長としてお店を切り盛りし、上村はずば抜けたスイーツを作り上げ
お客様を呼んでくれました。
コロナが起こるまで、ここ一年はずっと売上は伸びていました。
感謝しかありません。
そして2年ほど前から、本格的に通販サイトに力を入れてきましたが、
このコロナ自粛期間に、沖縄、北海道、鹿児島、京都、東京、千葉、埼玉など
昨年周った土地のお客様から多くのご注文をいただきました。
つながりを感じずにはいられませんでした。
本当にありがとうございました。

「珈琲と私」
珈琲と出会い、珈琲屋としてこのような状況下に置かれても
現在も仕事をできている喜びは、ちょっと言葉にできません。
そりゃしんどいことも沢山あります。でも「マスター今日も美味しかった!」の言葉を
貰えればへっちゃらです。何よりも元気出ますから。
これからも沢山の「美味しかった!」を貰えるよう日々精進していきますので
これからもCafe de UN Daniels 、そしてスタッフ一同をかわいがってください。

きっと50回全部読んでいただいた方もきっといらっしゃるんですよね?
感謝いたします。

今後は隔週で連載していきますので、またお付き合いください。

                    株式会社UND-K 代表取締役 吉良 剛

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