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珈琲と私〜4〜

こんにちは! マスター吉良です。

「珈琲と私」も4回目。今日は社会人一年目のお話。

【UCCカフェプラザ メルサ店】
私は1995年4月にUCCフードサービスシステムズ㈱に入社し、
最初の配属先は名古屋駅の名鉄バスセンターの下にある
「UCCカフェプラザ メルサ店」でした。
このお店は100席以上あり、名古屋で一番初めに出店した地域一番店でした。
当時は高島屋も、駅ナカ飲食店も少なかったのでめちゃめちゃ忙しく、
モーニングは100食を超え、ランチも100食近く出る文字通り地域一番店舗でした。
ここではまずキッチンの仕事を覚えることとなりました。
料理はもともと好きだったのですが、初めて持つプロ仕様の牛刀、ペティーナイフにテンションがめちゃめちゃ上がったのを覚えています。
ドレッシングからベシャメルソース、ジンジャーソースなど
基本的には手作りのお店だったので、色々と料理の基本を教えていただきました。
実はいまお店で出しているベシャメルソース、ジンジャーソース、カレーなどは
その当時のレシピをベースにほとんど変わりないレシピです。

【準備が大事】
ここでは仕込み、準備の大切さを学びました。
毎日毎日沢山のお客様が来店するメルサ店では準備が一番大切。
出庫データから、仕込み量を判断し準備します。
もう一つ大事なのがオペレーション。
ものの配置や、作る段取り、カウンターで出来上がるコーヒーとの
タイミングをはかり、お客様に届けます。
遅くても早くてもダメ、コーヒーだけ届いたり、パンだけ届いてもダメ。
相手の気持を考え、一番良い状態でお客様へ届けることを常に考えていました。

このお店で学んだことは、今のCafe de UN Danielsにも沢山活かされています。
私の料理人、サービスマンとしての背骨を作ってくれたお店でした。

それではまた。

Coffee is Power !!

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