80歳のスマホデビュー
※この記事は2020.09.04に公開されたものです。
はい。
持たせちゃいましたよ。
ガラケーだった母にもスマホ。
父は前からスマホで、何よりツムツムが日課で、LINEも一応使えていたので、まぁスムーズに。
目黒から茨城の家に移転させたのも、はい。私です。
これ、初めは『そんな事言わないで』って東京にずっといた両親は何故か茨城に行きたがらず頑固でしたが、このコロナ禍、東京にいたって気軽に出歩けないのでは、頑固にいる意味がないんですよね。
茨城の家は、家賃もかからず、広い一戸建て。周りは田んぼや畑。割と近くに大型ショッピングモールで何でも買える便利な場所。
身体は弱っては来ているものの、動けるうちに。かなりの断捨離もして、無事引っ越しました。
大変ではあったけど、最近は2人で外を眺め風を感じながら、『幸せだねー』って言っているらしき。
ふー。良かった良かった。
ある日、父からスマホを他社乗り換えして光回線入れても金額が安くなるみたいだって話しが出て、茨城の家に確かにWi-Fiがないのが、私的にも不便で、この先頻繁に行く予定にしている事を考えると必要。
父はYouTubeも見たいらしいし。
って事で8月に行った時に買い替えて来ました〜。
安い、ほぼゼロ円の機種でいーじゃんってコトで『カンタンスマホ』ではないけど、近い簡単な機種?みたい。
父も機種が変わったので、使い方は微妙ですが、それより母。
確かに大変ですよね。
ガラケーからスマホ。
私は翌日帰らなくてはならないので、ひとまず電話だけは出来るように教えなくては。
まず最初の壁は、画面スクロール〜っ。
タッチの仕方って難しい。
めちゃ動作が大きくて面白い。
下から上へ手を思い切り上げる。
父が横から
『魔法使ってるみたいだね』と三人で大爆笑。
ひとまず家族はココを押してから電話番号を押せばかけられるコトまでを訓練し私は翌日、川崎に帰る。。
『毎日かけあって練習しようね』と約束して。
さて、帰宅して、電話をかけてみたら、なかなか出ない。
父に電話し、どうやら疲れたらしいから帰宅した事を告げその日はおわり。
翌日、かけてみたら、やはり出られないので、父に教えさせる。
やっと出られたと思ったらすぐに切れる。
やりそうなコトを想像し、出られたのに、もう一回スイッチを押しているのかなぁと二回触らないように伝える。
何度もやってみたら、何とか慣れてきた。
側にいないで教えるのは、なかなか大変だ。
次にかけてもらうが、やり方は日が経つと忘れてしまうので、再度訓練。
あ。母から電話が来た!っと出てみると、どうやらかけるつもりではなく、かかってしまっているようで、あちらの生活音が聞こえる。
これは何度も続くので、私は慣れた。
父に教えてもらいなっと言うと
『パパはツムツムで忙しいから』と。爆
毎日毎日やってみる。最初が肝心。
途中、母が
『悪いけど、前のに変えたい』
『どうやったのかわからないけど、勝手にかかっちゃう』
無理なコトをさせてしまったかな。
これで落ち込んだり具合悪くならないかしら…と心配になってきた。
しかし、やはりポジティブ家系。そのうち
『良いのよ。何もやるコトなくて退屈なんだから、新しいコトをやるのは』と言ってくれる日がきた。
私と父が
『適当に触っていればかかるよね』と安易に言った一言を真剣に母は実行していた。
『適当に触っていたら変なコトになっちゃったから、余計な所は触らない』と自ら発見していた。
毎日繰り返して、やっと普通にかけて来て、私からの着信も出られるようになった。
『なんか、スマホでニュースが見れるようになったよ。私、頭良いねー』とも言っていた。
着信音が小さくわかりづらいようなのと、母から顔を見ながら話せるのをやりたいとの要望があるので次回、設定変更と、LINEに挑戦かしら。
昨日、光回線の工事があり、その設定は私が行った時。っと思ったらどうやら、工事の方が設定までしてくれたようだ。
めちゃくちゃありがたい。
『ツムツムやりたい放題だよ!』と言ったが、多分、父はあのスマホを渡した日からやりたい放題なので、変わりはしない。
次に行った時に
2人に退屈な日々をWi-Fiを使って変化できるようなコトを教えてこなくては。
さて。何ができるかな。
いくつになっても
ワクワクは止まらないの de R
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