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第9.25回 ヒストリアカップ備忘録  ~「初代技を禁止するとどうなる?」「知らんのか。俺も知らん。」~

先日の金銀VC対戦練習会お疲れ様でした。
忘れないうちに駆け足気味ですが新ルール(初代技マシン禁止他)での対戦の記録をつけておきます。

今回のパーティ

55♂カビゴン@たべのこし
やつあたり/ねむる/ねごと/のろい

55♂バンギラス@きせきのみ
いわなだれ/ばくれつパンチ/かみくだく/すなあらし

50-サンダー@はっかのみ
10まんボルト/ドリルくちばし/ねむる/ほえる

50♂ナッシー@まひなおしのみ
めざめるパワー草/やどりぎのタネ/しびれごな/こうごうせい

50♂ムウマ@おうごんのみ
でんじほう/くろいまなざし/ほろびのうた/みちづれ

50♀ガラガラ@ふといホネ
じしん/いわなだれ/メロメロ/はらだいこ

 新ルールで自爆要員、電磁波撒きが減ったことで「結局55カビゴンが一番強くて凄いんだよね」ができるかと思い、ねむねご食べ残し型をメインに、相手の対55カビ対策にムウマ、相手のムウマ対策にガラガラを選択。裏選出は補完を意識しつつ手広く対処できるように…嘘つきました、ぶっちゃけ台所事情()により何とか使えそうなポケモンを選択。とりあえず何が出てくるか分かったものじゃないのでこれで一旦GO。

試合内容

1戦目 ユウさん


55カビゴン/50バリヤード/50ゲンガー/50フシギバナ/50リザードン/50カメックス
→先発バリヤード、裏カビゴンとカメックス

 こちらは先発サンダー、裏ムウマとバンギラス。バリヤードが展開してくるのはわかっていたので居座りを咎めるサンダーとシングルエースで確実に出てくるカビゴンに強いムウマを出したまでは良かったが、ゲンガーにこちらのカビゴンが何も出来ないのを恐れてバンギラスを選出したのが運の尽き。カメックスがゲロゲロにきつくなり、しかたなくムウマで強引に処理しようとしたが、冷Bから凍りを引いてムウマが機能停止。そのまま氷が溶けることはなくバリヤードからカビゴンが展開されるのを、指をくわえて見てるしかなくあえなくドボン。選出画面から見えるゲンガーの「俺は何でも持ってるぜ」感は異常

→敗北…

2戦目 オットポさん


50ソーナンス/50ブラッキー/50ワタッコ/50マルマイン/55バンギラス/55ツボツボ
→先発ブラッキー、裏ワタッコとツボツボ

 こちらは先発ガラガラ、裏カビゴンとサンダー。並びから明らかに起点を作って展開するパーティ、起点係からはあまり有効な打点が飛んでこないとみてガラガラで強気に腹太鼓。そのまま裏から出てきたワタッコ(多分アンコール持ち)に交換読みで雪崩を決めて勝負が決まった。正直ガラガラへのアンコ嵌めを決められると完全に持って行かれた試合になりかねなかったので、交代一点読みがたまたま刺さったのが功を奏したという印象。

→勝利!

3戦目 オヤシロモドキさん(旧ルール)


55スターミー/55ミルタンク/50カビゴン/50サンダー/50ナッシー/50ムウマ
→先発カビゴン、裏スターミーとムウマ

 こちらは先発カビゴン、裏ムウマとガラガラ。旧ルール準拠のパーティとのことでそれを意識した…はずだが、今考えるとナッシーのこと何も考えてなかった選出。多分そのためだけに電磁波も使えないサンダー出すのが嫌でカビゴンを強引に通す方針にしたんだろう(曖昧)。何故か選出は刺さり、相手のムウマはガラガラ、相手のカビゴンはムウマでいなす展開。スターミーにはさすがに55カビゴン有利にいけるだろうとは思ったが、あやみがが厄介で中々危なかった。なんとかサイキネのDダウンも引かず、押し切ることができて勝利。結局選出は合ってたのかどうだったのか。

→勝利!

4戦目 ナベリアンさん


55カビゴン/50ヘラクロス/50ブラッキー/50エアームド/50ムウマ/50サンダー
→先発サンダー、裏カビゴンとヘラクロス

 こちらは先発カビゴン、裏サンダーとガラガラ。互いのサンダーは互いのカビゴンで封じ合い、相手のヘラクロスはこちらのサンダーで封じ込め、ガラガラはそこに割って入れない構図。らちがあかず結局カビゴン同士の睨み合いに突入。のろいの積み合いになったが向こうが食べ残しを持ってない型なことをいいことに、調子に乗って先に全積みしたところ、相手は5積みでストップ。常に上を取られてしまう形になってまずいか?と思ったが、食べ残しの差で粘り勝った。食べ残しは偉大。ガラガラが腐り気味だったので、シングルエースなのは分かってたしもっと露骨にカビゴンを警戒してムウマでも良かったかな。

→勝利!

5戦目 オヤシロモドキさん

55カビゴン/50スイクン/50カイリキー/50ゴローニャ/50サンダー/50ナッシー
→先発カイリキー、裏カビゴンとスイクン

 こちらは先発カビゴン、裏サンダーとムウマ。2戦目だけど今度は新ルール準拠のパーティ。こちらはゴローニャどうするつもりだったんだという選出だが、結局出てこなかったからよしとしよう(するな)。カイリキーがめざパを振ってきたので多分めざ虫、ナッシーだと狩られていた可能性も高い。展開は、新ルール下の影響でカイリキーに雪崩がなく、サンダーでかなり安全に受けることができたのがでかかった。相手のカビゴンをムウマで上手いことキャッチできて後は流れで…となるはずがカビゴンがスイクンの冷Bで凍って若干不穏な空気に。冷Bでサンダーが削られるのが嫌だったので凍ったままカビゴンで粘りカイリキーを待つ。しびれを切らして出てきたカイリキーにサンダーを合わせて後は上から10万連打でゲームセット。カイリキーの弱体化が思った以上に出てるなあと思った。

→勝利!

6戦目 1192さん


55サンダー/55バンギラス/50スイクン/50ナッシー/50ガラガラ/50カビゴン
→先発バンギラス、裏スイクンとガラガラ

 こちらは先発ナッシー、裏カビゴンとガラガラ。相手のバンギラスにこちらの選出が全体的に旗色が悪く、爆Pの機嫌次第と見て強引に55カビゴンで受けに行ったところ、まさかの音バンギ。カビゴンでガン積みして詰めるのは難しそうと判断し頭を抱えるが、こちらにはめざ草ナッシーがいるので、一発で致命傷を食らうめざ虫持ち(多分)のガラガラさえ始末出来ればワンチャンあるかという皮算用をたてる。とはいえかなり削りを入れないと厳しい。幸い相手も回復で粘ることなく削り合いに付き合ってくれる展開で、技外しやらなんやら運も良く、ラス1ナッシーがめざ草を伏せたまま手負いのバンギラスと対面するところまで持ち込めた。幸いかみくだくがないようで一発耐えれば奥の手一閃…というところまでこぎつけたが最後の最後で急所&ひるみで撃沈。そうそう都合の良い展開ばかりは続かないか、とは思いつつも惜しかった。

→敗北…

7戦目 おかしょーさん


55ケンタロス/55カイロス/50マルマイン/50フォレトス/50カビゴン/50ゴローニャ
→先発カビゴン、裏カイロスとマルマイン

 こちらは先発ガラガラ、裏サンダーとカビゴン。ガラガラと相手のカビゴンが削り合う初動から、2対2の展開に。マルマインが爆発でカビゴンを削り、後はカビゴンが落ちてもサンダーがドリくちでカイロスに打点があるのでギロチンさえ当たらなければ…というところだったが、ここで相手のカイロスの技の機嫌が悪くなり、そのままカビゴンで突破。いざ一撃技持ちが出てくると普段より対策が薄いのもあり、祈るしかないのが悩みもの。

→勝利!

8戦目 カツノリさん


55サンダー/55バンギラス/50カビゴン/50ムウマ/50エアームド/50パルシェン
→先発パルシェン、裏バンギラスとエアームド

 こちらは先発カビゴン、裏ムウマとサンダー。爆発のないパルシェンを舐めてかかって起点にし放題…と思ったが、まきびしからの吠えるバンギで昆布展開に入られてしまう。有効打のないバンギラスに対してはカビゴンのガン積みで強引になんとかしようとしていたため(ついさっき音バンギで痛い目見たばっかりなのにもう忘れてる)、結局そのままずるずると削られて負け。カビゴンの型が相性悪かったというのもあるが、普通に昆布が強い。パルシェンの弱体化はあるものの、常に頭に入れておかないといけない戦法ではある。

→敗北…

9戦目 ゴールドさん


55カビゴン/50ガラガラ/50スイクン/50ナッシー/50ゲンガー/50ムウマ
→先発ナッシー、裏カビゴンとスイクン

 こちらは先発カビゴン、裏ナッシーとガラガラ。ゴースト2体をガラガラで吹き飛ばして、ナッシーが麻痺を撒いてカビゴン同士の積み合戦で有利に動きたい…という思惑だったが、先発の鉢合わせが噛み合わず、逆にこちらのカビゴンが麻痺を食らってしまう。なんとかカビゴンを立て直そうとじたばたするも麻痺と急所で上手く回復ができずそのまま落ちてしまう。この時点で大分お通夜ではあったが、まだこちらのナッシーが上手く麻痺撒きができればガラガラで強引にワンチャン作れるかという細い線をたどって悪あがきを試みる。しかし肝心なところでしびれごなが上手く決まらず結局そのワンチャンすら見えなかった。ガラガラが腐り気味だったり、立ち上がりからの組み立て方をしくじったり、選出と立ち回り次第でもう少しマシな試合が出来た気もするので、ひたすら自らの力不足を痛感。

→敗北…

10戦目 ルイピカさん


55カメックス/55ガラガラ/50ゲンガー/50サンダース/50カビゴン/50エアームド
→先発ガラガラ、裏カビゴンとエアームド

 こちらは先発ガラガラ、裏サンダーとカビゴン。相手のガラガラに後出しで対処する方法がなく頭を抱えるが、実は裏のエアームドがかなり厄介で、毒と砂を撒いてゴリゴリ削りを入れられる展開。このまま吹き飛ばしで積みを封じられて万事休すか…と思ったが、どうやら交代技を持っていない様子。ならばと強引にカビゴンが居座ってガン積みすることに成功、そのまま押し切った。相手の構成に助けられた面が大きかったが、ガラガラ対策といい課題が多い試合だった。

→勝利!

結果:10戦6勝4敗

ルール雑感

・パルシェンがいない→ガラガラが強い→ガラガラ対策にエアームドとスイクンが多い?
・ハガネールがいない→サンダーやライコウの受けで機能するポケモンが少ない→電気エース運用が増える?
・50カビゴンが自爆しない、というかほぼ誰も爆発しない→50カビゴンのバリューが下がり、相対的に55カビゴンが多くなる?

 この辺りは対戦前からなんとなく予想していたが、まあ当たらずも遠からず…いややっぱ気持ち遠いわねって感じ。ガラガラは火も吹くし積まれると手がつけられないしムドーやスイクンで見るのはちょっと不安がありそうな印象だった。地面枠としては爆発が出来るゴローニャや、タイプとSが絶妙なイノムーあたりが話に上がっていて試してみたいと思った。あとは自分でも使っていてなんだが55カビゴンの多いこと多いこと。ただ自分で使っている側としては対策されてもなお強く運用できた印象があり、逆にミラーへの意識や、2枚3枚体制での対策が今まで以上に必須になるのかなあなどとぼんやり考えている。

次回以降、サンダーの電磁波解禁などまた環境がどう変わるか楽しみです。

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