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やすくにオフ サマーキャンプ△備忘録  ~大丈夫?3割の命中率だよ?~

 先日2・3・4世代過去作オフ、やすくにオフへ参加させていただきました。遅くなりましたが2世代対戦を中心に備忘録をつけておきます。

今回のパーティ

55♀カビゴン@たべのこし
じわれ/じばく/みがわり/のしかかり

55♂バンギラス@きせきのみ
いわなだれ/かみくだく/ばくれつパンチ/すなあらし

50♀サンダース@ひかりのこな
10まんボルト/みがわり/かげぶんしん/バトンタッチ

50♂ナッシー@まひなおしのみ
サイコキネシス/やどりぎのタネ/だいばくはつ/ねむりごな

50♂パルシェン@おうごんのみ
れいとうビーム/なみのり/だいばくはつ/リフレクター

50-サンダー@はっかのみ
10まんボルト/ドリルくちばし/ふきとばし/ねむる

 いつぞやの地割れ自爆カビゴンリターンズ。コンセプトとしては、身代わりをのしかかりで壊せない50カビゴンやバトン警戒で投げられるハガネールを起点にして地割れの試行回数を増やそうという目論み。ハガネールを誘うためにサンダースを入れてバトン偽装パっぽくした(バトンは実際するけど)。サンダースのおかげで流し要員としてエアームドを選出されにくくなるのでカビゴンも通しやすくなって一石二鳥(と信じたい)。カビゴンの技構成は元々眠るが入っていたが、サンダーの前で何も出来ないのがばれるときつかった&身代わりの前に無力になると悲しいので申し訳程度に攻撃技を追加。メロメロの起点回避のために♀個体なので威力はご愛嬌。
 カビゴンの居座りを咎められるムウマや爆発物全般に強いポケモンとしてバンギラスを裏エースに据えてみたが、どちらかというと見せポケの役割が強い。とはいえバンギラスを選出するパターンがないではないので最低限選出で組めるポケモンとして、眠り粉でカビゴンのために起点も作れるナッシーを選択。あとは地割れ展開に邪魔な草系・水系の汎用ポケモン達へ広く打点を持てるサンダー、ガラガラへの果てない憎しみからパルシェンを入れて完成。
 この時点での懸念点としては、まずムウマを出されてしまった場合の対処方法が薄く、カビゴンが縛られないように投げる流し要員がサンダーになってしまうことで電磁砲におびえる日々を過ごさなければならないという点が一つ。また相手が繰り出す一撃技への対抗策がほぼないという点も痛い。特にケンタロスの前ではなんかサンダースが電磁波撒けるようにみえねーかなーとかぐらいで常に神へ祈りを捧げるしかない状況。ハガネールがいないことでミルタンクもきついし、全体的に当たり運まかせでうおおおなんとかなれー(ヤケクソ)といった勢いで本戦に乗り込むことになった。

予選ラウンド

1戦目 SHOWさん

55ケンタロス/55スターミー/55フーディン/50ムウマ/50エアームド/50カビゴン
→先カビゴン、後ケンタロスムウマ

 こちらは先発カビゴンからのサンダーナッシー。狙いの50カビゴン相手に上手く身代わりを嵌めていきたいところだが、ムウマのおかげで動きづらい。ムウマには案の定サンダーを投げるしかなく、電磁砲におびえながらかなり強引な誤魔化しを決行することになったが、なんとか早い段階でムウマに地割れを当てることに成功。あとは数的有利を盾に自爆を連打してなんとか勝利。早くも「やっぱハガネール必要やったかなあ…」と後悔し始めるが時既に遅し。

→勝利!

2戦目 tyokLさん

55カメックス/55カビゴン/50スターミー/50ナッシー/50パルシェン/50ムウマ
→先ナッシー、後カビゴンパルシェン

 こちらは先発サンダースからのカビゴンサンダー。ナッシーの前で強引に分身バトンを決めてひとまずカビゴンの地割れを振り回していこうとするが、運良く最初の一発で地割れがパルシェンにヒット。そのまま自爆で相手のカビゴンを道連れにして勝ち。立ち上がりから再現性のない立ち回りだったので運が良かっただけというほかないが、まあこういう流れを狙ってたといえばそうなので結果良ければヨシ!ということにしておこう。

→勝利!

3戦目 あーみんさん

55ヘラクロス/55スターミー/50サンダー/50ガラガラ/50エアームド/50カビゴン
→先カビゴン、後ヘラクロスサンダー

 こちらは先発カビゴンからのパルシェンサンダー。またも狙い通りの50カビゴン対面から起点を作っていく。以前の試合で一度こちらの型を見せていたこともあって地割れも自爆も警戒されてはいたものの、こちらのサンダーが相手のヘラクロスへ有効打を持っていたこともあり、強引に押し切れた。ムドー出てこられるとやばいけどさすがに電気2枚効いてるのかなーとこの辺りから実感し始めた。

→勝利!

4戦目 ばっつーさん

55サンダー/55スイクン/50カビゴン/50ムウマ/50パルシェン/50ハガネール
→先カビゴン、後サンダーハガネール

 こちらは先発サンダースからのカビゴンサンダー。やっと待望のハガネール登場。が、それ以前にのしかかりの麻痺は引くわ地割れは1発で当たるわでやりたい放題やってしまった。申し訳なさとともにああ今日の運は使い切ったななどと感じてしまった。結果はいかに。

→勝利!

 というわけで予選は4戦4勝でトップ通過。ちなみに地割れの命中率は5/8ということで完全に運だけマンだった模様。予選終了後、決勝ラウンドはこりゃ1オチかもなーとか思いつつぼんやり午後の3世代対戦の準備をしたりなどしていた。

決勝ラウンド

準決勝 miyaさん

55ガルーラ/55ライコウ/50エアームド/50ムウマ/50スイクン/50カビゴン
→先ガルーラ、後スイクンカビゴン

 こちらは先発カビゴンからのサンダーナッシー。いきなり地割れを外し合う最悪の名刺交換をしつつ、その後は冷静に交代戦に突入。相手のスイクンに対してカビゴンを投げたタイミングで地割れor身代わりのチャンスが出来るが、地割れが急に当たらなくなる。最終的にはのしかかりの麻痺や急所を良い感じに引いて活路を開いた。運だけマンこと俺氏、まだ舞えるのか…?

→勝利!

決勝 tyokLさん

55カメックス/55カビゴン/50スターミー/50ナッシー/50パルシェン/50ムウマ
→先ムウマ、後カビゴンスターミー

 こちらは先発カビゴンからのサンダースサンダー。まさかの再戦。こちらのパーティは一発限りのびっくりドッキリメカの予定だったので再戦で型がばれてるのが痛い。とは思いつつも、カビゴンさえ地割れor自爆に巻き込んで処理できれば取り巻きは電気2枚の圧力でどうにかなると思い、先ほどと同じ選出で行くことに。相手は選出を変えてきており、ムウマでこちらのカビゴンをどかせつつ、取り巻きにもどくどく・あやぴかで自由に動かせない立ち回り。早めに地割れを当てたいところだが、スターミーへ投げたこちらのカビゴンに麻痺が入り、これが痛かった。スターミーに波乗りで少しずつ削りを入れられる中、麻痺をかいくぐって地割れを振るのはさすがに分が悪い。焦って1戦目で見せてなかった最後の技(のしかかり)を見せて対面をどかそうとしたが、かえって眠るがないことがバレてしまうことに。サンダースの体力を犠牲にして強引にスターミーをどかすなど後手後手に回る立ち回りだったが、なんとか起死回生の一手をつかもうとカビゴン同士の対面が出来たタイミングで決死の自爆!…が、あっさりムウマに躱されそのままKO。ワンチャン地割れ外しor麻痺期待で居座ってくれないかと思っての選択だったが、対戦後に話し合った内容で最悪地割れがムウマに当たっても取り返しのつく状況がすでに作られていたことを説明され遅まきながら納得。打たされたと思うことすら許されない、文字通り完全に「自爆」となった。こちらが勝つパターンは早い段階で地割れを当て続けることしかなく、1戦目を踏まえた対策の差、ゲーム展開の大局観の差が出た完全に実力での圧敗だった。

→敗北…

対戦総括

 結果だけ見れば準優勝と立派に見えるが、振り返ってみると通じていい内容ではなかった。試行回数を稼ぐギミックは概ね機能せず、流用した個体ゆえの微妙な噛み合いの悪さ、シナジーのぎこちなさを感じることも多かった。どの試合も一撃が早めに当たって良かったとしか言えない。
 プレイングに関しては特に決勝戦、ゲームプランの設定・展開の甘さ、盤面の動かし方における融通の利かなさがもろに出てしまった。せっかくの舞台で、熟達した腕の相手に対して、負けるにしてももっと良い試合にしたかったという思いでいっぱいであるとともに、正直なところ運だけマンであってもここまで来たら最後まで勝ちきりたかったという気持ちも。
 個人的な話ではあるが、実は「順位決定戦でスクリーンに出たとき絶対負ける」という嫌なジンクスが継続中であり、自分の勝負弱さがなんとも憎い!…まだまだ道は長い。

3世代対戦について

 金銀予選が午前中で終了だったので、下手すりゃ午後丸々暇になっちゃうなーと思い、初めて3世代対戦に参加。申し込みが遅くレンタルが出来なかったので、手持ちのロムにあったバトルフロンティア用に育成した個体を使って参加。以下並びだけ。

メタグロス/ボーマンダ/ルンパッパ/ケッキング/ヌケニン/テッカニン

 乱数とかできないもんで恥ずかしながら全部孵化個体。個体値・性格は色々お察し。ハチマキケッキングの火力とヌケニンの耐性を頼みの綱にしていざ目指せ1勝!という意気込みで臨んだが、この2体が思いのほか活躍してくれて運良く2勝3敗。以前(もう何年前だかも覚えてない)の育成ではポケルスも秘密基地もなく、苦行育成を強いられて3世代育成二度とやりたくねえ…と思っていましたが、育成環境についても努力値基地など融通していただいたので、ちゃんとした個体が調達できたらまたやってみたいな。

最後に

 初めてのGBA対戦、また金銀では久し振りの決勝スクリーン対決までこぎつけることができて大変充実した一日でした。長年プレイしてきた熟練者が多いゲーム、運である程度いけるか…?と思っても最終的には積み重ねた実力差で分からされる、奥の深さを改めて感じました。時間の流れと共にハード面での敷居が高くなっていったりする中、まだまだこれだけ多くの人で集まって楽しめるコンテンツというのも素晴らしいですね。これからも過去作コンテンツ、大いに楽しみたいです。ではまた。




…ちなみに地割れの命中は予選ラウンドで5/8と言いましたが、決勝ラウンドではまさかの0/9

5÷17×100≒0.29

改めて声を大にして叫ぼう。

地  割  れ  の  命  中  は  3  割


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