欲張りな吠える犬と君

ここ最近の私はFXのBET額を5,000円とかなり抑えてやっております。
Gavelの正会員になれば利用できるトレード補助システムGavelカリバーで取引しているので20pips取れれば1,000円の儲けとなります。ロスカット喰らっても5,000円なので痛くないというとウソになりますが精神的に凹むほどは痛くはない設定額になっております。(システム的には最低1,000円から)
このカリバー、含み損が進むと自動でナンピン(マーチン)してくれるのでこれらが発動した状態で価格が戻り順行すると爆益になるという仕様です。
先日エントリー後逆行しナンピン、マーチン入った状態で値が戻り含み益が7,000円ちょいまで育ちました。初心者は月間100pips取れれば十分といわれてるのに1撃+140%オーバーなのでかーなーり爆益です。
ここまで育てば十分なはずなのですが当時の私はこう考えてしまいました。

「ここで利確してもたかが7,000円。キリのいい1万円狙おう!」

ハイ、破産思考です。ちなみに含み損状態ではロスカット喰らっても5,000円だししゃーねーけどそのうち戻ればいいな」と考えておりました。
そして目標額に到達する前に(それほど重要ではない評価の)要人発言により安定の急落です。
この状況での私の考えはこちら。

「NY時間になってから上への力強いし、ファンダの下げはまた戻るからここは我慢しよう」

そして安定の再マイ転でございます。
「一時期はロスカット寸前までいったし負けても仕方ないや」とも考えていましたがさすがにヤバいと思いカリバーに搭載されている守り決済に。すぐに一時的とはいえ戻してきたので無事決済できましたが-130円(-2.6%)。
+140%が-2.6%です。
この時頭に浮かんできたのは童話の「欲張りな犬(犬と肉)」
肉を咥えた犬が水面に映る自分の姿を別の犬と思い、欲張ってその肉を奪おうと威嚇して吠えたら肉を落としてしまうという話です。

今回のは我ながらすげー馬鹿らしい負け方だったので二度と繰り返さないようちゃんと対策案を考えてみました。

原因と対策

原因はBET額が低いので勝っても負けても損益額がしれていると考えていた。もしBET額がウン10万円だとナンピン前に損切してるかもしれませんし、含み損を我慢できたとしても損益分岐点や最初の建値で早めに利確していたと思われます。それはそれでもったいない!
対策としては基本単位を金額で考えるのでなくpips%で考える。
これだけで不要な損失行為は防げると思います。

さいごに

今回の内容は自分に対する戒めの意味で同じことを繰り返さないよう記事にしましたが、同じような経験をし続けて赤字を積み上げている方の参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?