良かれと思っていることは・・・
良かれと思ってした事が、
意図してないことになって がっかりした経験、ありませんか?
*
こんにちは
きっかけ職人 りこちゃんです。
今日の夕方、郵便物を出しに外に出て
信号を渡ったところで
足元に 黒いものが。
ん?と思って みたら
お婆さんが 倒れていました。
慌てて 「大丈夫ですか?」としゃがみ込み、
お婆さんの足に もつれていた キャスター付きの買い物かご?を起こしてから
お婆さんを助け起こそうとしたんです。
私の後で、信号を渡ってきたおじさんも
駆け寄ってきてくれて、
「風で倒れたのかな?起こしますよ!」と おじさんが言って
反対側からお婆さんを抱えて持ち上げようとした時、
「自分で起き上がったほうがいいと思う」と
お婆さんが言ったんです。
え?と一瞬、聞き間違いかと 思ったんだけれど
自分で起き上がりたいと 言ったんです。
亀の甲らをひっくり返したように 倒れているのに!?
でも、意識はしっかりしていて 大丈夫そうだなと思って、
「じゃあ、これ(キャスター付きのかご?)に捕まって
支えてますから」と
かごとおばあさんを支えつつ、補助しながら お婆さんは立ち上がりました。
かごが 軽かったので、自分の体重を支えきれずに倒れちゃったのかな
「大丈夫ですか?お気をつけて」と
その場を後にしました。
ひっくり返って 寝返り打つのも大変そうだったのに
自分で起き上がる方がいいって 言われた時、
今までの私だったら、
人の好意を無にされたような がっかり感を味わっていたと思うのだけれど
『魔法のスイッチ』を知って
いろんな人がいて、いろんなタイプがあって
人それぞれ違うのだと言うことを学んでいたので、
なるほど、
助ける、手を貸す
と言うことも 人によっては 受け取り方、感じ方が違うんだなと
みをもって体感しました。
私は ホスピタリティーのグループで
「手伝いましょうか?」とか「手を貸しましょうか?」と言われたら
めちゃくちゃ嬉しくて感動するタイプだけれど
手を貸す事が ペースを乱されて嫌だと感じる人がいることや
自分で出来るから 信頼してほしいと感じる人がいると言うことを学び
自分にとっての良かれが
相手にとっても 良いかどうかは 人によるのだと
今日のおばあさんに出会って 改めて感じました。
良かれと思って 助けようとしたけれど
お婆さんにとっては 自分で起き上がることの方が大事だった。
そっと 見守ってあげることの方が お婆さんにとっては良かったんだなと。
魔法のスイッチを学んでいなかったら
それに気づけてなかったな。
大丈夫
この人はきっと出来る
と信じてそっと見守ること
これ、本当に大事なことですね。
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