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Profotoのススメ

こんにちはアイザワです。
本日はストロボライティング機材の憧れ、Profotoについての話。

GodoxからProfotoへ


元々ライティングを学び始めたころから2021年くらいまでは中華ストロボの雄Godoxを愛用していました。AD300proが発売された当時に導入しその使い勝手からAD200、AD400proと購入どっぷりとGodoxに浸かっていたのですがやはり頭の中でチラつくProfotoの文字。2022年1月ついにProfotoへと手を出してしまいました。

Profotoについて

wikiしてみましょう。

「Profoto(プロフォト)は、プロの写真家のために写真用フラッシュやその他の光を形作るツールを開発するスウェーデンの会社です。 1968年にConny DufgranとEckhard Heineによってストックホルムに設立されました。」

との事。スウェーデンというところに何処となくお洒落な端正な響きを感じますね。
もうこれだけで満足度が高い終了。

スウェーデンといえばあのハッセルブラッドも同郷となります。

この端正な佇まい

Profotoの良さ

まず私が所有しているProfoto機材

・D2 500 Air TTL
・B10 Plus Air TTL
・B10 Air TTL
・A1X ×2

一気にあれよあれよと5灯...
恐ろしい設備投資です。現在で1年半程使用していますがかなり満足度は高いです。

先ずはとにかく良い点が

・光が綺麗※配光はとても優れている
・自社ストロボの種類による色ズレが少ない
・出力による色温度変化が少ない
・簡単に使える直感的操作
・安心安全設計※超大事

語り尽くされていますがこの辺りでしょう。写真で仕事をする方がプロフォトを薦める理由としては操作性や兎にも角にも安全性の部分も大きいのかなと思います。とにかく信頼できる機材かなと思います。 

ストロボ機材はどうしても発熱や重量からくるネジの緩みなどさまざまな安全対策が求められます。この辺りの配慮については流石プロフォトといったところかと思います。
スタジオワークとしての安全性含めたユーザーインターフェースは本当に使ってて良かったと思うポイントです。とにかく何かトラブルが起きても直感操作で迷いません。iPhoneみたい。

そしてアクセサリー類がおしゃれ。
購買意欲をそそるデザインと使い勝手でツールとしての性能も高いという素晴らしいアイテムたちです。

使い勝手も良いのです


デメリット

高い。とにかく高い。
正直近年の為替変動での値上げは悪意すら感じます。企業努力なんてありません。※多分
ストロボ界のラグジュアリーブランドにでもなりたいのでしょうか?悪意すら感じます。

D2なんて初値たしか17万前後だったのではないでしょうか?※私は20万で買いました。
今27万くらいですよね?
それだけ売り上げも苦しいのかもしれませんがもはやラグジュアリーストロボブランドです。
※ブロンカラーのシロスの方が安い...

しかしプロフォトの悪意はこれで終わりません。

高すぎる...

OCFマグナムリフレクター
30,000円

RFIマグナムリフレクター
53,000円

おい。Profoto。
たかがリフレクターに他社の10倍程の価格をつけるという悪意。エルメスか?お前は?あ?

しかしながらこの業務ストロボメーカーとは思えないお洒落なアイテム達が購買意欲を掻き立て我々から血税を巻き上げる事、販売促進に成功しているのだと思います。

大分今回はProfotoの値上げに対する怨みが強い文章となっております。

Godoxとの違い

価格差2、3倍のProfotoとGodox。違いは実際どうなのか。使っていた側から感想を

光の綺麗さが違うというレビューを良く見かけますが恐らく配光と演色性、光の安定からくる言葉だと思います。AD300あたりと比べて明らかな差は感じられません。やはりユーザーインタフェースや安心・安全の運用設計、安定の動作、トラブル時にも迷わない直感操作。Profotoの良さはやはりこの辺りになってくると思います。

昔AD400のバッテリーを買ったところしばらくすると充電ができない不良品でした。そこまでならまだしもなんと発熱膨張、よもや消防を呼ぶ騒ぎになるという超絶恐ろしい事態を経験しております。たまたまかも知れませんが他にも検索すると安いGodoxは煙を噴いたとかでてくるのであながちたまたまではないのかも。仕事の現場でこれが起きたらもう次依頼こないですよね。

最近のGodoxはKPIの頑張りもあり国内販売商品については恐らくこのあたりの問題は解消していると思います。ブロンカラーのワイヤレスコマンダーをOEMしているくらいですし。 AD300あたりからものづくりが変わってきた印象です。 しかし流石の中華なのでデザインは一貫性がないですね。

そうそう、一部Profotoを超える魅力のある商品も。AD200なんて200Wの高出力であのサイズ。
お値段40,000程度と益々Profotoのリフレクターを怨みたくなります。

V1もいいですね、遠慮なくA1をパクる良いところはまねをする。ユーザーとしては恩恵が大きいと思います。

ここでタイトルに戻りますが仕事での運用となるとやはりProfotoをおすすめします。やはり何よりユーザーインタフェースが優れています。
そして本当にモデル毎の光の演色性に差がありません。
なかなか経済的事情もありますがゆくゆくは導入して損はないと思っています。それだけ優れた商品構成ではないかなと。 Godoxも非常に優れているのですが新型カメラに対応しないや、ファームアップで使えなくなるなど長期運用では色々と手こずることが。やはりProfotoはこの辺りのアフターもしっかりとしています。

ツラツラと書き殴りましたがProfotoについては総じておすすめできます。かといって実はGodoxも結構おすすめしてしまっているのも事実。
予算によって最終的には決まるのかもしれません。

もっとお金に余裕のある方はブロンカラーのジェネレーターを買いましょう。HMIも良いかもしれません。本日はこの辺で。

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