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IJCADテンプレートの “間違いない” 活用法

今回はIJCADテンプレートシリーズの最終回として、テンプレートの活用法をご紹介します。
テンプレートには、画層や基準の寸法スタイルなど必須となる設定のほかに、
以下のような方法で図面を作成する準備を整えておくと良いでしょう。


《1》モデルを利用する

モデルタブに、印刷時の尺度に合わせた図面枠を配置してテンプレート保存する方法です。(図1)
あらかじめ、使用する尺度や図面枠の種類に応じてテンプレートファイルを作成しておきます。(図2)
テンプレートを開けば、モデルタブで作図するだけで図面を完成させることが可能になります。

(図1)


(図2)

《2》レイアウトを利用する

レイアウトタブで用紙サイズごとにページ設定をし、図面枠を配置してテンプレート保存する方法です。
図面作成時はモデルに原寸で作図し、いずれかのレイアウトでビューポートを作成して適切な表示尺度を設定します。
この方法は以下のようなメリットが挙げられます。

・一つのファイルで複数パターンの図面を作成できる
・モデルで作図後、レイアウトで簡単に用紙サイズや尺度を検討できる


《+α》よく使う図形のサンプルを配置する

よく使用する表記の注釈、記号、表やブロックなどを、図面枠外に配置してテンプレート保存を行います。
図面作成時に複写やプロパティコピーを使用することで、決まったスタイルの注釈や図形を効率よく作図できるようになります。

どのようにテンプレートを作成すれば有効的に活用できるか、イメージしていただけたでしょうか。
シチュエーションに合った活用法を見つけ、テンプレートを使って図面作成業務の効率化に繋げていきましょう。

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