ユニットバスの事

ユニットバスを使うようになって、しばらく経って、参考になる人がいたら参考にして欲しいなと思った事。
 ショウルームでユニットバスの説明を聞いた時、なんて手間要らずなんだと感心していた。
壁は水をかけるだけで油性ペンの汚れもサッと取れるし、床はいつまでも水が残らず、浴槽下も気にしなくていい!と、思い込んでた。の、はずだった。
しかし、前の浴室での反省点から、気を付けておく事をネットで調べると、マスキングテープでコーキングしている所やつなぎ目をマスキングしとくとカビ対策になるとの事。それで、浴槽と壁の間のコーキングしてあるところには透明の水防止フィルムを貼って、扉の周りや壁の角の部分には100均で売ってた抗菌剤入りマスキングテープを貼った。
なかなか、これはやっといて良かった事で、床に近い扉のマスキングテープに赤カビが見られるようになってきたけど、貼り替えで済んだし、コーキングの上に貼った透明テープにはカビは見られない。
ここからが本題?で、うわー、やってもうたー、な事は、排水口にヘアキャッチが付いていて、前の浴室と同じノリで、そこに排水口ネットを被せてしまった事。これにより、浴槽のエプロンを外して浴槽下を掃除する羽目に( ;  ; )
排水口を隠すように金属の板が本当はあるのだけど、それを掃除するのが嫌で外していたので、ヘアキャッチに次々と髪の毛が溜まって行くのが見える。それと石鹸を使うので石鹸カスがなかなか消滅せずネットに溜まっていく、そのうち、そのせいで水の流れが悪くなって排水が浴槽下に広がっていった。最初のうちはあらあらそんな事になるのね、とあまり気にせず、排水口ネットを何回が毎に取り替えていた。
 ある日、なんか浴室付近が臭い。最初は洗面所のマットが怪しいと、漂白剤を入れて洗濯。でも、まだ臭い。鼻をクンクンさせてたどり着いたのは浴槽の下。えー、なんでー、浴槽下なんて掃除しなくていい仕組みになってるんちゃうの?
原因は排水口ネット。そのせいで浴槽下に流れて込んだ排水から石鹸カスなんかが電気やガスの線や管に付いてカビが生えたのでした。ため息
 掃除するのも、浴槽下の奥の方まで届く掃除道具がなかなか見つからない、結局、百均で平べったいホコリ取りを買って、それでなんとか浴槽下を擦って汚れを取り、気休めの60度のお湯を流して取り敢えず終了した。
 排水口ネットを付けないと排水はスルスル排水口へと流れ込んで、浴槽下へ広がる事が無い。浴室床からの排水はそうめん流しのような受けに流れ込み、これまた浴槽下には流れないようになっている。本当に良く考えた設計。
 でも、現実は隙間を作る。
 第一回目の掃除からしばらくして、なんかカビ臭い、なんで?また、エプロンを外して原因を探す、今回怪しいのは電気の線。長さが余った分を輪にしてまとめてある、それが床に着いてる部分があってどうにも気になる。なんとかして床から離したい、と目に付いたのは吸盤付きのフック。それをエプロン内の壁に付けて線を引っ掛けたらバッチリ、床から離れた。それから他の所も掃除できる範囲で掃除して、よく乾燥してからエプロンを閉じた。
 それから今に至るまでとりあえず、カビの臭いは気になってない。
 長々と何を結局言いたかったかというと
ヘアキャッチャーに排水口ネットを被せてはいけません。と、エプロン内の電気線を壁にフックを付けて浮かせるといいよ、って事でした。

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