軽薄な誓い

軽薄な誓いが嫌いだ、と思っていた
でも当の本人は軽薄なつもりはないと言われ、
嫌気を倍増させていた。

その感じ方の違いは、
期限付きかどうかにあったんだな〜と
最近になってわかった。

永遠なのか、期限付きなのか。
わたしが他人に誓う時は、基本的に半永久を誓う。だからこそ簡単な覚悟では口にできない。
(たぶんわたし自身が他人と向き合う時、半永久的に揺るがない本人の姿勢と思考法に判断軸を置く習性が関連しているように思う。相手がどう変わろうと、わたしの意思も覚悟も変わらない、とかっていう自分に重石を背負うような、随分重苦しい判断軸だこと)

けれど相手にとっての誓いは、いつも条件付きだったように思う。だから、条件から外れたら誓いの期限は対象外。

"〜の限りは"なんてわざわざ口にすることはないから気が付かなかった。
本人は誓いが軽薄なつもりなんてないはずだ。

そしてそれを半永久の覚悟だと受け取っていたのだから、温度感の違いに感じた違和感も、そりゃ軽薄だと思うのも、無理なかったなと思う。

違和感の正体にきがつけてスッキリした。
これからは他人の誓いをもう少し気楽に受け取れそうだ。条件付きなのか、の判断軸をひとつ追加して。

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