初めてスマブラのオフ大会へ見学しに行った話

こんにちは。
Cabbageです。
初めましての方はよろしくお願いします。

今回の記事は先日開催された大乱闘スマッシュブラザーズのコミュニティ大会である『第13回グランドスラム』に見学をしに行ったことについて書きます。


1.参加経緯と目的

Twitterで該当の大会開催告知ツイートを見かけて詳細を見たら、会場が家から1時間かからないくらい程度の場所だったのでこれは見学しに行かねばと決意し、見学枠に応募しました。
Youtubeのオススメに出てきた篝火#5を視聴してスマブラSPの競技シーンに魅入られたあの日からスマブラSPの大会配信を視聴する機会が増え、今では大きめな規模の大会は大体視聴ようになったこともあり好機でした。
加えて自分が今度RTAのオフイベを主催するので、そこで活かせそうな知見を得られたらという目論見もありました。

2.当日作業のあれこれ

ただの見学枠ですが朝一の設営協力から撤収作業まで会場にいました。
作業は不必要な机椅子を倉庫にしまう、指示役の人から説明されたレイアウトに沿って机椅子と機材を並べる、撤収は朝一の状態に戻すといった基本誰でもこなせる業務でした。
そこで感じたのがいくつかあり

・運営スタッフと協力者の見分けが初見でも即分かりやすいようにする

→設営作業していたら次手伝えることありますか?と言われた。
「ごめんなさい自分も協力者なんで分からないっす…」とちゃんと受け答えできただけよかった。身内だけで固まるオフなら配慮する必要はないが、不特定多数の人が集まる環境であれば運営スタッフの判別をつきやすくすれば、より円滑に事が進むし作業の行き違いも発生しにくいと思いました。
自分主催のイベントではスタッフは大きめの腕章を付けるとか、マスクの色や模様をスタッフ間で全員統一するとか、名札を凝視しなくても遠目で見分けつくようにしたいと思いました。

・縦からの指示連携と作業内容の印刷・配布
→設営時、大きな枠としての指示連絡は主催者の方が会場マイクで随時声掛けを行い、レイアウト等の細かい内容は紙に印刷されたものを作業者に配布していました。中~大規模のコミュニティイベントでは当たり前の事かもしれませんが参考になりました。

3.それ以外のあれこれ

見学枠で申請したのでメイン配信台の試合か配信外で気になる対戦カードを見るだけかなあと考えていたら見学枠でもBクラストーナメント(※1)に参加できるとのアナウンスがあったので参加希望をして参加をしました。
結果は1回戦0-2で1ストしか取れないボロボロ具合だったり、ステージ選択で都度ルール確認したりでしたが対戦相手の方が礼儀正しく接してくれて心が救われました。本当にありがとうございます。
清々しいまでの負けの後にも関わらず、どうすればもっと上手く立ち回れたのかをずっと考えてたあたりスマブラSPへの恋を予感しました。
ただ、それ以外はある程度人が繋がっている同士のフリー対戦に混ざる実力も勇気もなかったので観戦して過ごしていました。

現地観戦だけで時間を過ごすのは非常に勿体ないのでオフ行くときはフリー対戦できる仲のいいスマブラができる友人と行くべきだと痛感しました。
LFのツバキ氏・ミーヤー氏のラストストックは現地ならではの盛り上がりを肌で感じることができましたが、同じ会場同じ面子で大会がありますと言われても自分はソロで見学しに行かないと思います。

※1 大会参加者のうち予選落ちしたプレイヤーで構成されるトーナメント。筆者は初オフ参加だったので見学枠でも参加できるとは知らず珍しいと感じた。

おまけ.地方大会に望むこと

何も繋がりを持たないぼっち参加に非があると言われたらおしまいですが、ソロ参加でも複数人参加でも楽しみやすい環境が用意されたら嬉しいなと感じました。
そこで運営スタッフの労力コストガン無視の意見にはなりますが、多種多様なサイドイベントが開かれたら大型大会とは異なる地方大会の魅力、付加価値が増していいなと思いました。思いついた例として2つ記載します。

(1)対戦用スタッフと大会ルールでBo3するイベント
このサイドイベントで対戦する専門のスタッフを何名か用意して、参加者の方はそのスタッフとBo3で対戦する。
参加者が勝利した場合は記念品を渡す。サイドイベント希望者には見学や一般参加枠とは別に追加で料金を徴収し、その追加分は持参枠の参加料金を下げたり記念品の作成費用に充てる。
遊戯王のようなTCG界隈におけるトーナメント大会のサイドイベントとしてよくある事例だと思います。

<良い点>
参加者にとって楽しみつつ真剣に対戦する機会が増える。記念品は参加者にとって思い出となり、その大会に対しての愛着が増すことが期待される。
<課題点>
参加者のレベルに合わせた対戦用スタッフを用意する必要がある。
VIP未満,VIP魔境,スマメイト1600,スマメイト1800ぐらいは最低用意したい(?)


(2)招待選手によるアドバイス企画
地方大会ではトーナメントを盛り上げるために別の地域に在住の強豪選手を招待するということが行われていると思います。
そこでフリー対戦をしている様子を招待選手に見てもらい、招待選手からアドバイスを貰う→同じカードで再戦→対戦後再びお言葉を貰う
という様な内容です。サイドイベント希望者には見学や一般参加枠とは別に追加で料金を徴収し、その追加分は招待選手の遠征費用の補助として還元する。

<良い点>
招待選手にとっては新たなファン獲得と交流機会の増加、遠征費用の負担減になる。
参加者にとっては上達する機会の向上に繋がる、スマブラを通して強豪選手と話せる機会が生まれる。

<課題点>
招待選手自身、トーナメントのための自分の時間は必要だと思うので午前予選/午後予選の合間といった限られた時間でしか開催できない
参加費として収集した費用を特定個人に渡す行為の法律(任天堂の方針)的に反していないか確認

上のようなサイドイベントをやろうと思っても各コミュニティ現状の大会運営だけで手一杯だと思うので、いっそのことサイドイベントを専門に企画運営する団体を設立させてそこと連携して遂行するという形式もありかもしれませんね。

先日のウメブラで行われたブース出展に参加という経験からこういう発想が出てきたので、自ら動いて色々経験して感受性を高めることは大事だなーと改めて考えさせられる週末でした。
それではまたどこかで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?