DREAM!ing〜FUN!:C’est la vie 感想🧸

2024/03/27 18:00 DREAM!ing〜FUN!:C’est la vie(以下「Dミュ」と称する) 観劇。
ひと言でいうと「愛」。数年DREAM!ingに触れていなかったためあまりにも刺激が強烈でした。
想いを吐き出すために初のnoteに手を出します。
(※かなり強い個人の見解が含まれますので、途中で気分を害された場合は閉じることを推奨しています)


1.DREAM!ingとの出会い

まずは「DREAM!ing(以下「ドリミ」と称する)」と私の出会いを語らせてほしい。使い慣れないnoteに黒歴史となりそうな自分語りを残す覚悟ができるほど、今回のDミュは運命的だった。

■エンカウント
2018年6月25日、池袋駅で屋外広告「パジャマジャックin池袋」を目撃。この時の私はこれはどんな物語かという点より、美麗なイラストに釘づけになった。
帰宅後、屋外広告の詳細を調べると「猿渡喜一」という人物が「世界観やキャラの魅力が詰まったオリジナルPV」を紹介しているではないか。当時あんさんぶるなスターたちのゲームに夢中になっていた私は「理事長代理がCV.緑川光さん?!」となりまんまと公式Twitter(現X)をフォローして続報を待った。

■思い出
2018年8月9日 、待望のサービス開始。奇しくも8月8日は私の誕生日であり、1日遅れの誕生日プレゼント。
サービス開始前に試聴動画とゆめライブ映像で「Secret Scarlet」に爆ハマりしていたため、「推しは藤次くんと紫音さんかな」となっていた。

初っ端から包丁が刺さったイケメンが出てきてびっくりした。このイケメンを「ウケるんですけど」という気持ちで受け入れた経験が、おそらく「どんなヤバいコンテンツにもハマることができる」という能力を生み出してしまったのだと思う。

イベントを走った思い出、カラ鉄の思い出、ドリミのおかげで友達ができた想い出、色々と書こうと思っていたが、そろそろDミュの感想に行きたいため、ここでは割愛する。またnoteで思い出について綴れたらいいな。
『君と窓辺の郷愁』で猫ちゃんを大捜索したのち、紫音さんの想いに泣いた記憶や『邂逅のレンズフレアガチャ』で騒いだ記憶を書きたい。

■ドリミから離れる
2021年2月17日、サービス終了のお知らせ。大学受験が終われば、またアプリで遊べるぞ〜!と思っていた矢先だった。
2021年5月17日、サービス終了。私は完全にコンテンツから離れた。2月17日のお知らせ以降、受験が終わっても悲しさのあまり数回しかログインしなかった。

「コンテンツを離れた奴がなんかnote書いてるんだけど笑」と思われても、返す言葉もない。
私の中ではDREAM!ingは青春のひとつだった。360channelで新章が配信されても、私は見る(読む)ことができなかった。ドリミから離れたあと、スマホでゲームをすることはなくなった。

壁としてずっとドリミというコンテンツを支えていた皆様には頭が上がらない。今こうして私がDミュに触れられたのも、壁の皆様のおかげだ。

2.Dミュ(本題)

私がDミュ第3弾を観劇しようと思ったのも、とあるポストがきっかけだ。
おそらく壁の皆様には届いているかもしれないが、牛若湊の「のんびりしつじカード」のポストだ。そう、ドヤ顔で紅茶をこぼしているあのカード。
サービスが終了してからドリミの公式アカウントを見ることもやめ、ドリミの情報は全く入ってこなかった。しかしあのポストが話題になり、私は懐かしさのあまり約2年半ぶりにドリミ公式アカウントをのぞいてみた。
固定ポストにサービス終了の文字が見え、再び画面を閉じようとした時、「Dミュ」の情報が飛び込んできた。

■DREAM!ing〜FUN!:C’est la vie
Dミュ第1弾、第2弾は配信で観劇。こちらの感想も書きたかったがまた別の機会に。
3月27日 18:00公演 当日引換券で観劇。
生のDミュ、凄かった。興奮しすぎて感想の時系列がバラバラになりますがあしからず。
桐谷先生のお悩み相談室で選曲を間違える虎澤先輩、なんか""ガチ""を感じたくまりん先輩、永眠させるマン(白華先輩)、最初から笑顔になれた。MMOの勢いにもびっくり。宮内さんめちゃくちゃ動く……。ファンサすごい……。
OPで紫音センパイに忠誠のポーズを取ったハリ〜を観て、「おどチャすぎる」と心を鷲掴みにされたと同時に、高校生の時にハリ〜推しの友達とよく遊びに行ったなぁと思い出が蘇った。
クレープ渡すとかいうヤバいコンテンツ(褒め言葉)、ドリミしかできないだろと笑顔になったのもつかの間、ドリミの醍醐味「激重感情ストーリー」が開幕する。
私の記憶に間違いがなければ、今回のストーリーはアプリではなく360channelで配信されていたはずだ。私は前述のとおり、このミュージカルを観るまでドリミから完全に離れていたので、ストーリーは何も知らないまま観た。

進路希望表。私は高校生の時、深く考えずに大学進学を希望した。周りがそうだったから。
湊くんもモデルになればいいのに。
でも彼はその選択をしなかった。
東雲学園の爆発、という突飛な事件が将来を考えるキッカケとなったのは驚きだった。

みんなが同じ想いでいてくれないと、変えられるものも変えられない。この湊くんの想いは、非常に共感できた。くまりん先輩には喝を入れられそうだけど。
いつもお花をつけていて「えへへ」と笑っている湊くんの悩んで悩んで頑張っている姿を見て、自然と涙が出た。

幽&柳の関係は、なんかすごく人間味を感じた。
柳の心のガードの硬さとか、柳への想い>占いの結果になってしまう幽とか。
アンサンブルの方々が幽にリボンを巻くシーンも、雁字搦めや薄暗さに呑み込まれる様子を表現していて震えた。
湊くんと川に落ちるシーン。薄いベールの表現がとても繊細で、心が凪いでいくのが伝わった。

□自分語り
「もっと生きることに必死にならんと命に失礼」
「夢って何?」

ここらへんの流れは、現在就職活動を行っている私にとっては深く刺さった。
好きなことはあっても、やりたいことってなんだろう。もういっかで諦めてるな。もっと頑張らないとという気持ちになった。
湊くんと藤一郎さんのパネルディスカッション、激アツすぎた。
湊くんは真っ直ぐで、柔らかくて、真剣な意見だった。遊馬さんの表情変化がすごく「湊の一生懸命さ」として伝わってきた。
藤一郎さん、というか篠原さんは「威圧していないけど、現実を叩きつける」空気を纏う表現力が圧倒的すぎた。ハリ〜のパパすぎる……。
「弱肉強食」の世界であがいて強者になった人からすれば、弱者の意見は世の中で通りづらいというのがわかってるんだよなぁと思ってしまったり。

だからこそ、湊くんが、世界のみんなの色に触れて自分の答えを見つけようとしているところに美しいと感じたんだと思う。

■TTP(特に/ツボだった/ポイント)
これはどの舞台でも言及できるが、私服の再現度の高さにも感動した。紫音センパイのふわふわ白コート……!紫音センパイのスーツケースをガンガン階段に当てて歩くハリ〜をガン見するゆまぴ。そんなハリ〜にノールックで「傷つけないで」と言う紫音センパイ。そしてふわふわ白コートを見つめる壁(私)。

号泣ポイントだったのは、幽が湊くんの分まで覚えていてやる、っていうの。本当に愛の告白。フィリア。ちぐはぐマイペースだけど、マイペースに互いの関係性が進んでいく。ふたりがペアで良かった。
追いかけっこで意外と足速い湊くんにちょっと笑っちゃったけど。

最後のシーンでハリ〜が紫音センパイに想いをぶつける流れもキュンとしました。はい。
あの切ないけど想いが溢れそうな表現、反橋さんにしかできないでしょ……。どんな姿でも「三毛門紫音」を愛する針宮藤次、永遠にその手を離さないでいて。

あと普通にカツカレーに騒ぐ虎澤先輩可愛かった。「止めてほしい?笑」って言い放つ浅霧、まじで浅霧巳影すぎた。あなた本当に……。

3.一度きりの儚い人生

ドリミ、「ぼくらの夢は『ゆめ』でかなえる」と謳っているだけある。ストーリーにも歌詞にも「人生」や「夢」の要素が含まれていて、ふと立ち止まって自身のある姿にキッカケを与えてくれる。

空はあおい、太陽はまぶしい、やさしいはあたたかい。

今回このDミュ観劇を通してもっと人生に本気になろうと思った。まずは360channelで全編読むことから始めよう。
楽しい想い出をもう一度始められそうで今からワクワクしている。


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