戦士の詩5

世界は病んでいる
誰が助けられるのか
病んでいるのは我らの母そのものである
地は揺れ 大地は砕け
空からは火の粉が降る
誰がそれを止められるのか
人々は心を蝕まれた
我々はコントロールを失ってしまった
とどまる者たちよ
今こそ立ち上がれ
お前たちしか救える者はもういない
誰も頼る事は出来ない
なぜならお前たちのみが真実を知るからだ
他の者は盲目であり
そして盲目であり続ける
気付いている者たちよ 目覚めよ
大地は呼んでいる
お前たちしかもう母を救う事は出来ないのだ
気を許す事なかれ
奴らはお前たちの弱さや隙を狙っている
止められるのは今であり一瞬だ
世界は病んでいる
何者も止められない
心が光に傾かぬ限り
光を見よ
闇に関心を与えるな
苦痛を 怒りを 命を
その力に 武器に変えよ
さすれば誰もお前たちを止められない

癒しは起きる
すべての後に
すべてとはすべての預言の後である
そこでお前たちが見出すもの
それを光と呼び 萌芽と呼び
大切にするのだ
すべてはいずれ過ぎ去るだろう
だが今はお前たちの戦いの時
己の武器を取れ
それは光である
次代へとかける虹である 橋である
人は決して滅びはしない
けれど滅ぼされるものはある
他の声に耳を貸すな
己の心の声を聞け
己の中心を見出すのだ
それこそが光である
心の曇った者達に惑わされるな
世界は病んでいる
しかし己をその闇から救う事はできる
可能だ
最善を尽くせ
誰も邪魔は出来ない
それはお前の心の中で起こるからだ
やみを回避せよ
侵食されることなかれ
自己を確立することを軸となせ

かつて美しかった世界はやみへと消えた
しかし母なる地球は再び蘇る 再生する
これまで幾度もそうだったように
希望はお前達の心の中にある
忘れるな
心のあり方こそがこの現実世界を形づくるのだ
心に希望の光を灯せ
それは虹であり
未来への架け橋である

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