【書き下ろし番外編のためのメモ】しゃぶしゃぶ娘。
映画を観たあと、ひさしぶりにしゃぶしゃぶを食べて来た。
ほんとうは平日の月曜日に行くつもりだった。
ただ、上映時間を調べたら、観たい作品がお昼を挟んだ時間帯ばかりだったので、諦めかけていた。
ところが幸か不幸か、映画を観ているうちに食欲が湧いてきて、今日行ってみることにした。
幸い土曜日だけれども、待つほど混んではいなかった。
さて、ここからが本題なんだけれども、食べ始めてわりとすぐに、隣りのテーブルに女性ふたり組がやって来た。
そのひとりが圧倒的にかわいすぎたというのが今回のテーマ。
文章に凝り始めると長くなるしキリがないので、箇条書きで。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まずは何と云っても短髪。
これに限る。と云うか、そうでなければ目は奪われない。
服装はパーカにジーンズ。
うすい緑色、うぐいす色の、わりと薄手のパーカ。
ジーンズはスリムとか、よくわからないけれどスキニーなどではなく、どちらかと云うとダボッとしていたシルエット。それでもウエストからヒップラインがきれいだった。
そのパーカを肘まで腕まくりしていて、「元気!」いや「しゃぶしゃぶ食べるぞ!」という意気込みが伝わる。
さらにジッパーを胸元まで下ろしていて、鎖骨までは見えないところがちょうどよい。
その胸元には、さりげなくキラリとネックレス。これ見よがしでない、控えめなところに好感が持てる。
足元はアディダスのスニーカーで、ぜんたいのセンスが整っている。
一緒に来た友人が座ると同時にスマートフォンを見始めたのに対し、「タレはどうする?」「トッピングは?」「ドリンクは?」と孤軍奮闘、面倒見が良い。「してあげてる」と云うよりは、「たのしみたいから」というヴァイヴスが伝わってくる。
席に着くと、何やら冗談を云い始め、とにかくずっと笑っている。
この辺りから彼女の魅力に惹かれ始め、顔をじっと見つめたりしている。
すっぴんではなく、うっすらとメイクをしているが、飽くまでナチュラル。
二重まぶたで、睫毛も長い。
眉毛はきちんと揃えてあって、アイメイクもすこし施されている。
低い鼻も愛らしく、うすい唇もふくめて、整った顔立ちだ。
基本的に黒髪のようだけれど、一部メッシュなのか明るい色も見られる。
両耳ともピアスは開けておらず、横顔もかわいいから素敵だ。
お箸の持ち方がきれいで、その指もとても愛おしく魅力的。
途中、夏服の制服を着た女子高生ふたり組が通った。
いつもなら「お、t.a.t.u.か!?」なんて目を奪われるところだが、負けていなかったね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまでが、じっさいにメモしていた部分。
さすがに写真を隠し撮りするなんて非人道的なんてできないから。
ペンはあったけれど、ノートがないのでユニクロのレシートの裏に書いた。
さて、ここからどれだけフィクションに昇華できるかが難しいところ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?