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分岐点

山鹿 誠弘

こんにちは。

明日2月1日は、テキサステック大vsテキサス大。

全米が注目している試合と言っても過言ではないかと思います。

ファンベースのテキサステック。
とにかくファンが熱狂的なんです。

↑いい席を確保するためにキャンプをして列に並ぶファン。この動画はティップオフ33時間前ですが、72時間以上前から列に並ぶファンもいました。


元々ライバルだったこの2チームがここまで注目されているのには理由があります。


それについて、2021年の4月に書いたノートを書き終えていなかったのでタイトルはそのままで、今回はそれに付け加えて書きます。

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3月中旬に始まったマーチマッドネスは2回戦で負けてしまい、スウィート16に進むことはできませんでした。

そこでシーズンは終わりですが、すぐに来年に向けての準備が始まりました。

転校生を獲得する大事な時期で、トランスファーポータル（選手が転校したい際に載るリスト）から選手を見つけてコーチがコンタクトを取ります。

その選手達のデータを集める仕事を続けて4月になりました。

エイプリルフールの朝の9:30。チームのグループチャットで、30分後にミーティングルームに集合との連絡が。みんなそわそわしながら何が始まるのかを待っていました。

ミーティングが始まる約3分前、ツイッターで速報が流れました。

テキサステック大学のヘッドコーチがテキサス大学のヘッドコーチになります。


すぐにヘッドコーチが部屋に入ってきて、みんながいるか確認します。実家に帰っている選手がほとんどだったのでZoomも繋いでいました。

そしてヘッドコーチの口から、テキサス大に行くことに決めた。と告げられました。

噂はあったものの、まさかテックを離れるわけがない。離れたとしてもテキサス大にいかないだろうと、少なくともチームのほとんどはそう思っていました。その中での報告でみんな動揺していました。

ミーティングが終わったらみんな無口。ただ抱き合ってお互いにこれまでの感謝を伝え合います。

次に何をすればいいのかも分からない状態。しかしずっとそういうわけにもいきません。

すぐにオフィスの引越し作業が始まります。ヘッドコーチと一緒にテキサス大行きを決めたコーチたちはその日のうちにテキサス大のあるオースティンへ契約をしに行きました。

僕もすぐテキサス大学への転校を決め、来年のテキサステックでのアパートの契約や授業の履修などを取り消しました。

そこから数日はデータをハードディスクに移す作業をひたすらして、オースティンでのアパートを探していました。

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ここで書くのをやめていました。。。

仲がよかったチームメートはテキサス大に行き、決めるのにかなり時間がかかりましたが結局僕はテキサステックに残ることにし、新しいチームメートと働くことになりました。



そして明日、元チームメート達がテキサステックのホームコートに、敵として帰ってきます。


↑シュートアラウンドからホテルに帰るテキサス大のバスが出発する直前



全米が注目しているこの試合、是非みなさんもチェックして下さい！！

そしてテキサステックの応援を宜しくお願いします！！

頂いたご支援はアメリカでの活動費として使わせていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。