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気候危機のリスクと社会の大転換

こんにちは!ちえです。🐻

今回はエシカルコンシェルジュの第2回
江守正多さんに学んだことと、考えたことについて書いていこうと思います。
(サボりすぎました)

地球温暖化とは??

地球には温室効果というものがあります。
CO2などの効果で、熱を保持する力があります。
これがないと、地球は平均気温-19度のちょっと暮らしたくはないような世界になってしまいます。
地球には、温室効果ガスというものがあるため、平均気温14-15度の人間が暮らせる環境になっています。
ただ、温室効果の力が強まりすぎてしまうと、気温が上昇しすぎてしまうのです。

IPCC:国連気候変動に関する政府間パネル
というものがあります。
人間が起因となって気候変動を起こしているのか、その影響などを専門家が評価を行うことを目的として設立された組織なのですが、1988年に設立されています。
そんなに前から気候変動、地球温暖化について議論がされていたことに驚きました。

ここで、2021年に発表された第6次評価報告書にて、
気候変動は人間の影響であることを疑う余地はないと断言されました。

人間のせいで地球が変わってしまっているんですね。

そして、その影響を受けてしまう人たちがいます。
まずは、発展途上国と言われる地域に住む人たちです。
乾燥が進み、水不足や食糧危機に。
これを原因として紛争や難民の発生。
海面に近い国では海面上昇の影響やストーム(台風)の影響が出てきます。

そして、将来世代です。
悪い影響が出てしまった地球に長く生きていかなければならない。
私もZ世代、Y世代の間にいる人間ですが、
自分がおばあちゃんになった時、自分の子供や孫が生きている時、
どうなってしまうんだろうと不安になります。

最近では気候正義 climate justiceという言葉が出てきました。
正義というと日本語では善悪で、
バイキンマンを倒すのが正義!みたいなイメージがありますが、
justを求める、という意味合いが強いそうです。
地球一個分ちょうどの生活をしようよ、ってことですね。

日本人の環境問題に関する意識

こんなに地球温暖化だ!と騒がれている一方、関心を持って取り組みをされている方が大半かというと、そうでもありません。
同世代の人にこの話をすると、
いやーペットボトルは買っちゃうよね。とか
見返りがないのに自分だけ頑張る意味はわからないよね。とか
言われます。
彼らが悪いのではなく、すごい納得するし、同意です。
私もほんの少し前までは同じ立場だったので。
むしろ今も同じ考え方をしてしまう時だってあります。
目の前のことに必死で、常に地球のことを考えながら生きているわけじゃない。

気候変動に「無関心」とされる層は、気候変動について知らないからアクションを起こさないのでしょうか?
もちろん、知らない部分もあるかもしれませんが、ペットボトルが〜という言葉が出てくる以上、知識0な訳ではありません。

実は、2015年に行われた世界市民会議による調査での傾向として、
日本人は、気候変動対策に対してネガティブな印象を持っているそうです。

寒いのに暖房をつけちゃいけない、とか
喉が渇いたのにペットボトルを買ってはならない、とか
そういう我慢、辛抱、のようなイメージが強いそうです。

一方、アメリカや中国なんかは60%以上の人が、気候変動対策は多くの場合生活の質を高めるものであると答えているそうです。
不思議ですよね、、国民性?

卒炭素を目指す!

脱炭素、カーボンニュートラルは我慢ではなく、
システムの大変革、社会の大変革によって起こるもの。

その中で、江守さんの言葉でとても印象に残ったのが、
卒炭素という言葉です。

人類は「化石燃料文明」を今世紀中に”卒業”しようとしている
少し前までは、化石燃料が枯渇する心配をしていた
今は、たくさんあるのに使うのをやめようとしている
石器時代が終わったのは石がなくなったからではない
化石燃料よりも良いものに移行するのは自然である

石を使って生活をしていた時代、
インターネットがなかった時代、
ペットボトルのお茶なんて売っていなかった時代、
スマホがない時代、、、
今考えるとどうやって生きてたんだろう。とか思っちゃいますよね。

きっと未来には化石燃料を使わない時代がやってくる。
どんなに電気を使ったり車に乗ったりしても、CO2が出ない時代がやってくる。
そんな卒炭素の未来を見てみたいな、と思わせていただきました。
まず一歩として再エネ電気に切り替えるのは大きい一歩だったかも。

さらに卒炭素のその先へ、研究を進めていらしてすごいなあああ(語彙力)と感じておりました。

あんまりうまく纏まっている気がしないけど、、
今日はここまで。
ではまた〜🐻

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