Final Step ~転送装置の完成~
「テンゴク」と入力しタにもかかわらず転送装置は起動しませんでした。
しかしここで王様のセリフを見てみましょう。
「歯車、電球、バネ、センサー、粉、燃料、そしてミドリの基板。確かに揃っているんじゃがな…。」
ミドリの基板。この「赤い」基板を前にして王様はこのように言っています。
さらに続けて王はこんなことも言っています。
「しかしお主ら、変わった方法で金庫の謎を解いておったな。」「わしらとお主らとでは、何か文化が違うのかもしれんなあ。」
そう、あなたは気づかなければなりませんでした。
我々が住んでいる世界と異世界王国TwC∅diaでは色の呼び方が違うのではないかということに。
転送装置は色にあったパーツを置きました。ここで色の呼び方が違うとなるとパーツの置き方が変わることになります。そのため正しく転送装置は起動しなかったようです。
では色の呼び方はどのように変わっていたのか。それは金庫の謎から導くことが出来ました。
金庫のナゾはそれぞれ色をモチーフにしていた謎になっており。
赤→2 青→6 黄→0 緑→3
でした。色の呼び方が変わってくるとなると、この4つの謎は全て別の解き方をしなければいけなかったことになります。
しかし間違った解き方をしていたのに金庫のカギは偶然開いてしまいました。この情報を頼りに色の呼び方の対応を考えていきましょう。
・ミドリノハナ
ここからは色の表記をカタカナ、色の見た目を漢字で表記することにしましょう。この「ミドリノハナ」とは「赤いハナ」のことです。しかし折り紙の花に赤いものはありません。しかし別のところにこんな絵がありました。
そう、「赤い鼻」がありました。この紙の裏を見てましょう。
「王様のかぶるアオい帽子からでているミドリの糸の本数」と書かれています。それでは王様の帽子を見てみましょう。
ちゃんとミドリの糸が2本出ています。たしかにミドリの謎、つまり赤の謎の答えは2であっているようです。そしてこの情報から黄色のことをアオと呼んでいることも分かりました。
・アオサンカクのトナリノイチ
アオサンカク、つまり黄色の三角のトナリノイチを見つける必要がありました。探してみると
こんなところに黄色の三角の隣の「1」がありました。ここからスタートして数字の順にハートまで行くと「キイロ丸の間ハ」となります。この謎の答えは0になることも踏まえて考えると
この青い丸にはさまれた0が答えとなります。つまり青のことをキイロと呼んでいることが分かりました。
・キイロノキュウ
キイロノキュウ、つまりは青いキュウからスタートする必要がありました。しかしあみだの上の数字にそんなものはありません。ここで発想を変えてみましょう。
ここに青い「球」がありました。ここから読み始めると「フタツノアカイタマをタセ」となります。ここで二つあった玉を見てみると
「1」、「5」と書かれた緑の玉がありました。この和は6なので謎の答えにも当てはまっています。つまり緑のことをアカと呼んでいることが分かりました。
・アカナイハコ
アカナイハコとは緑の宝石がない箱のことです。これを開けてみると
たしかに数字は3であっていました。
・シロとクロ
シロとクロについては4つ謎の右の文章に書かれている文章からわかります。
「シロい金庫のクロい4ケタ錠」
金庫と錠を見てみると
この二つはどうやらそのままのようです。
以上のことからこの世界では
赤⇔緑 青⇔黄
であることがわかりました。それでは正しい転送装置を完成させましょう。
このような配置になりました。迷路で通る順番も変わっていることに注意すると、次のようなルートになります。
素数番目を読むことで「ユクベキホシハ」という文章が出てきます。今いる星は「NaQwa」という別の星にいることが最初のストーリーからわかります。よって「チキュウ」というワードを入力することによって転送装置は起動し、元の世界へ帰ることが出来たのです!
本編はここで終了です。
帰る間際に王様からメッセージのプレゼントと称して持ち帰り謎をもらいました。そちらの解説は次のページにあるので是非ご覧ください。
(余談)徒競走の論理パズルはたしか服の色で順位を決めていたような……
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