カワスイ

【ご注意】

カワスイのレポですが、私の好みと合わない部分もあり、所々否定的とも取れる文があります。

カワスイさんを否定してるのではなくあくまで「私と合わない」という話です。読んで嫌な気持ちになりそうな気がしたら、写真だけ眺めてUターンする事をお勧めします。

「私はそうは思わない」という意見はスルーします。ご自分で発信なさってください。

カワスイに行ってきました。入り口で検温と消毒があります。
今のところ予約制ではなく、行けば入れます。

カワスイはエンタメ型水族館なので、水槽のレイアウトが美しいこと、映えを意識した派手な展示が多いことが特徴です。

入ってすぐのゾーン。渓流を意識した淡水魚たちがいます。ゾーンのレイアウトが垢抜けてます。

カワスイは「映え」を意識した、エンタメ型施設なので、魚名などの説明はこのQRコードを読み取らないと分からない仕掛けです。
「説明板とかダサくね?」というお客のために説明板は排除された模様。
そもそも魚名などどうでもいいから、映える素敵な場所でデートしたい、という客層が狙いと思われます。
結果、なんだかわからない魚をただ雰囲気に任せて見る施設になっています。
飼育員は見てほしい所があるので(当たり前)結果として水槽にマジックで「口の中に卵があるよ」とか「流木の下を見てね」とか書く始末。
台無しなんじゃないの?

見事に盛り上がった体のノーザンバラムンディ。ご覧のようにQRコードしかないから、これが何という魚かわからない。

バカじゃねえの?

とは思うけど、そういうコンセプトなんだから、私の方が場違いなのでしょう。
カワスイさんを否定するものではありません。

気を取り直して円形水槽へ。
「流木の下でナイフフィッシュが同じ方向にむいてるよ」と水槽にマジックで書いてあります。
円形水槽で隠れる所がこの流木の下しかなかったら、こうなりますよね…

ワライカワセミ。日光のない完全屋内でカワセミ飼育に挑戦するのでしょうか…無茶するなぁ

目玉の大水槽です。
コの字型の大型水槽で透明度が高いので向こう側の水槽も透けて見えます。熱帯魚屋でお馴染みの魚たちの稚魚がたくさん入っています。
ロリカリアやプレコの5センチサイズが沢山入ってました。
こちらは水草水槽になる初期段階で、左側の土の部分にちまちまと若芽が植えられています。半年くらい経つと、水草が繁って素晴らしく見栄えが良くなると思います。2021年頃には幼魚たちも育って、流木、白い砂地、緑の水草のコントラストを生かした見応えのある水槽になると思われます。すごく期待。
他の水槽も流木にウィローモスなどが縛り付けられていたので、これから美しくなるのでは。

アマゾンでピラニアよりも恐れられているという、カンディルが泳いでました。泳ぎが早いのでなかなかピントが合いません…円形水槽に入れたのは上手いなと思いました。
アンモニアの匂いに敏感で、川の中で排尿するとそのまま隠部に入ってきて喰いちぎると言われています。臨床例は少ない模様で伝説化してますね。
このブルーカンディルは侵入型ではなく、噛み付いて引きちぎる型ですね。時々熱帯魚誌でも見るので、飼育のノウハウができてるのかも。
餌やり体験ないのかなぁ…

途中で突然水族館の舞台裏を見せてくれたりします。そこはいいんだ⁈

館内では大型スクリーンで360度アマゾンの水域が見られたり、バーチャルはとても充実しています。VRも導入されそうな気配。
また、リンネレンズと提携して、リアルタイムで水槽内を撮影し、横にあるモニターで魚種が判別できるようになってます。
このアプリは私も大変お世話になってます。反応速度は超早いです。正答率は7割くらい?
電池を食うので、予備バッテリー持参で使ってます。

お土産売り場が超充実してる事、限定ソフトクリームが凝ってて美味しそうな事、など良いところも沢山あります。
魚の事を沢山知りたい!という人には向いてないけど、のんびり魚を眺めたい人にはうってつけと思います。
魚を知りたい人は私を図鑑代わりに連れて行ってください。
というか図鑑になってたお父さんとか彼氏とかがいましたね(笑)

合わない所をキツめに書いてしまいましたが、綺麗でお洒落な空間としては素晴らしいです。
カワスイさんも「水の量をなるべく少なくして見応えのある水族館を作りたい」とおっしゃっていました。
お子様連れ対策も色々考えられていました。
【子供を机に差し込んでご飯が食べられるテーブル】とか思わず拍手してしまった。

このテーブルに空いた丸い穴、ベビーチェアなんですよ。遠目に見て「子供が刺さってる…?」とガン見してしまった。

あとアルマジロとかキツネザルとかちょっと変わった哺乳類系も充実していました。
飼育環境はあまり良くないので、いなくならないうちに見るのが吉と思います^_^

私は説明板が沢山あって、飼育員がバケツ持って通路を歩いてて目の前で掃除してるような水族館が大好きなので、ここのコンセプトとは合いませんでした。
でも水族館に癒しを求めるならこちらは良い施設だと思います。
リンク貼ろうか迷いましたが、貼っておきます↓

カワスイ

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