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親友のこと

完全な隙自語です。
だって隙があったから...

私の大好きな親友のお話です。
必然やら偶然やら運命やら目に見えないモノはあまり信じてはいなかったけれど彼女と出会えたのは運命なのかな?と思ってしまいます。

初めて出会ったのは中学校でした。
「猫背で細くて余り笑わない子」という第一印象で仲良くなるなんて考えてもみなかった事を覚えています。
お話をしてみると〝めちゃくちゃおもしろい子〟だと気付きました。
とはいえ、私もその子も所謂陰キャだったのでその子がおもしろい人間だと知っているのは極小数の人間でした。


私は正直〝親友〟という言葉を使う人間が嫌いでした。
(それは今思い返してみれば軽々しい気持ちでその言葉を使う人間が周りに多かっただけなのでしょう。)


当時の私は〝友達〟という存在すら不明瞭だったので必要ないし、そんな人間は現れないだろうと考えていました。
といいますか、考えてすらなかったのだと思います。


親友は私が困っていたり、つらい時にいつも傍にいてくれました。
私がどれだけ泣きじゃくっていようが、発狂していようがずっと傍にいてくれました。
私がなにか後戻りが出来なくなる程に気分が落ち込んだ時に引っ張りあげてくれました。何度も。
私にとって彼女は指標なのでしょう。

私が地元から離れても何かあったらバイトを休んで、学費のための貯金を使ってまで私に会いに来て助けてくれます。
通話をしたり、定期的に私の好きなキャラクターのグッズやら私の好きなお菓子とお手紙を送ってくれます。
物理的な距離はあっても、いつもいつも傍にいてくれます。
本当に感謝してもしきれないくらいに。

私のたった20年の、正直あまり周りの人や環境に恵まれていなかった人生の中で彼女と出会えた事が一番の幸福だ、といっても全く過言ではない。
本気でそう思います。


彼女の好きな所は沢山あります。
でも一番好きな所は
自分を持っている
所です。

「嫌いな人とは付き合わない。
好きな人にしか時間を使いたくない」

いつかそんな事を言っていました。
そんな彼女は私を〝親友〟だと言ってくれました。
嬉しい、なんて言葉が霞んでしまう程に、私の身体では取り零してしまう程素敵な言葉を私にくれました。


嗚呼、こんな拙い文章で伝わるのだろうか。
でもとにかく親友に伝えたい事は

生まれてきてくれてありがとう
私と出会ってくれてありがとう
私を受け入れてくれてありがとう
貴女を構成する要素全てが大好き

それが全てです。
こんな稚拙な言葉で伝わるかな。
でも今私が感じている事を表現出来る言葉を最大限に使いました。
(本当はもっと綺麗な言葉を使いたかった...
もっともっとお勉強します)






また一緒に遊ぼうね。
本について語り合おうね。
くだらないお話を沢山しようね。
いつでも私は貴女の味方です。
生きている今も、もし先に私がいなくなってしまったとしてもずっと味方です、大好きです。

何度も何度も伝えているけど本当に貴女が大好きです。
貴女に出会えて私は幸せです。

どうか貴女がこの上ない、身に余る程の幸せを手に入れられますように。


2020/11/2
親友より

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