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共依存について


はじめに
私は心理学やら精神医学などの学問に明るい人間ではありません。
経験を元にしているため、専門的なことは一切分かりません。

もしもかつての私の様に共依存に苦しんでいる人の助けになれたらいいな、程度の気持ちで書いています。
もっとも、この文章に目を通す人間がいたとしてもそう多くはないとは思いますが。



共依存とは
自分とある特定の相手が互いに依存し合い、その関係性に囚われている状態

勿論これも私の自論です。

ただ、共依存には〝良い共依存〟と〝悪い共依存〟があると思っています。

「一緒にいるのがつらい、苦しいのに離れられない」
というのが悪い共依存だと考えます。
この状態の問題は〝離れられない〟という点にあります。


共依存状態とは

共依存状態は、互いの依存度合いが同じであることで保たれています。

※私をよく知る友人らにこのお話をする時に「波長」という言葉を使うのですが、電波っぽいので色で例えることにします。

依存度合いが強い状態を仮に黒とします。
共依存状態の時は

Aさん(黒) ⇄ Bさん(黒)

このようになります。


では、〝共〟依存ではなくなった状態は

Aさん(黒) **➝ Bさん(青)**

このように一方だけが相手に依存している事になるため、共依存ではなくなります。

つまり、一方(若しくは互い)の色が異なった時に共依存状態は終わりになります。

共依存を終わらせるためには

恐らく、共依存状態にある人間は「相手と一緒にいること=存在意義」という思考回路になっています。(私もそうでした)

〝悪い状態の二人の世界〟を壊すためにはなにが必要であるか。
私は自己の発達 が肝であると思っています。

言葉は悪いですが、自分の意志を持たずに相手と一緒にいる。という状態は思考停止、現実逃避に近いものだと思います。

ですが「一緒にいることが苦しい」という気持ちは紛れもない自分の意思です。
それを尊重する事は非常に大切です。

では、自己を発達させるにはどうしたらいいのか。

・自分とはどんな人間なのか見つめ直す
「好きなこと嫌いなこと」
「大切だと思う人、モノ」
「譲れない信念」

これらをよく考える、思い出す。
考えても思い出そうとしても分からなくなったのなら、今から見つければいいだけです。

一口に自分を見つめ直すといっても具体性に欠けます。
私自身が行った事や、教わった事を幾つか挙げると

①まずは〝世界は二人だけではない〟ことを理解し、認める
②相手以外の人間と接する回数、時間を増やす
③趣味に没頭する

この3つが重要です。
特に①は時間がかかって当然だと思います。
理解するだけでもきっと時間を要するでしょうが、人間は自分の事を認めるというのが非常に苦手です。
時間がかかっても、ゆっくりでも前進が出来たのならそれでいいと私は思います。

長い割に有意義な内容を書くことができませんでしたが、もしも少しでも参考になる様なことが書けていたらいいな、と思います。

読んでくれた方が今日もなんとかだらっと生きていけたら幸いです。

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