なりたい人の話

皆さんどうも、桧山です。

二月に入って一気に春の陽気となり、めっちゃ暖かいですね。

さて今回はタイトルにある通り「なりたい人の話」をしていくわけですが、ただ「なりたい人」と言ってもこの21年の人生で影響を受けた人=なりたい人になるので、影響を受けた人についての話になります。

結論から言うと、僕の人生において影響を受けた人物は、高校時代の恩師である花田先生、そして北村先生です。

これまで親族を始め多くの人に出会ってきましたが、この二人はその中でも特に僕への影響力が大きかったです。

まず花田先生はサッカー部の顧問であり、古文の先生でもある方でした。部活動では僕がどのチームに昇降格しても花田先生が何故かおり、怒られ続けるという現象が発生。卒業の際花田先生に聞いても同期の中でも一、二を争うほどに怒ったと仰っていました。しかし、その苦しみによって得たものも多く、この三年間で僕自身のサッカー観に大きく影響を与えました。

古文の先生として担当して頂いた際も、実践的な授業で手本となる部分が多く、現在の僕が国語好きで国語科の教員を志した理由は花田先生が大きく影響しています。

次に北村先生ですが、こちらも花田先生と同じく部活動の顧問で、日本史の先生でもある方でした。北村先生も花田先生には劣るものの、三年間の中で同じチームとなる機会が多く、非常にお世話になりました。

日本史の先生としては板書の使い方や授業の中で休憩時間を作ってメリハリを持たせるなど、教科は異なるものの自分も実践したいと思えるような授業を展開していました。(休憩時間にたくさんいじられたことも印象深いです。)

しかしそれ以上に北村先生から影響を受けた理由は、高校の卒業文集に書いて頂いた言葉にあります。

「努力は大抵実らない。しかし実るよう工夫と尋常ではない量を積み重ねて"失敗"の質を上げよう。

追伸 世の中の勝ち組に搾り取られないようにな」

この言葉はいまだに自分の中で印象に残っており、質を上げられるよう意識して毎日生活しているほど、人生観に影響を与えました。そしてこの追伸の捻くれ感も、北村先生が好きな理由なのかも知れません。

以上長くなりましたが、僕が影響を受けた人についての話でした。これからの人生においても影響を受ける人間に出会うと思いますが、この文章を作成していくうちに二人の存在は僕にとって非常に大きかったと再確認しました。

今度お会いする機会があったら改めて感謝の旨を述べようと思います。

最後に今回登場する機会はありませんでしたが、花田先生から頂いた卒業文集の言葉を紹介して締めたいと思います。

「大器は晩成である。自らの可能性を信じ怯まず進め

卒業おめでとう」

ご覧頂きありがとうございました。




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