190426

ネットで蒼波純を知ったのは彼女が中学生になるかならないかの、ミスiDを受賞して間もない頃だったと思う。母親が撮影したらしい彼女の、愛想のあるような無いような表情と、曖昧なジャンケンの手が毎晩投稿される「おやすみジャンケン」は、あらゆる社会のニュースと結びつけられず淡々と更新される可憐さが、救いのような感慨をもたらしてくれた。

およそ6年間の日課に彼女自ら終止符を打った今日、なんとなく次のような事をツイートしてしまった。「おやすみジャンケンが終了したこれからの時代に、自分達の手でもう一度やさしい世界をつくらなければならない。わたしはわたし一人から劇団を立ち上げることにします」

でも、やさしい世界とは何ぞや。かが屋のコントか?

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